6月30日(月)

『世界一の!』

こんにちは、中村香織です。今日は「サウンド オブ ミュージック」の顔合わせと本読みがありました。私たちが「夢があるから!」のツアーに出ていた間も、子どもや修道女の歌稽古は始まっていましたが、こうして出演者全員が勢ぞろいしたのは今日が初めて!いよいよ始まります!!

まず始めにスタッフ、キャスト、カンパニーの一人一人が紹介されました。これからこのメンバーで創っていく「サウンド オブ ミュージック」。去年とはまた違った空気感です!さてさて、どんな作品に仕上がるのでしょうo(^o^)o

演出家の西田さんからはこの作品の偉大さが語られました。歴史的にも世界的にも有名で、たくさんの方に愛されているこの作品。携わるすべての人が誇りを持って「世界一のサウンド オブ ミュージック」を目指そうと心を一つにしました!

私も先週東北地方で、何度か「サウンド オブ ミュージック」のテレビCMを見ましたが、主催の方に伺うと、各地でかなり期待の声が高く、楽しみにしてくださっている様子です!

まずは東京公演に向けて、そして本邦初の全国ツアーに向けて、世界一の感動を皆さんにお届けできるよう、稽古に励みたいと思います!

写真は今年の台本です!この台本とともに頑張ります♪

皆さまと劇場でお会いできる日を楽しみにしております♪

中村香織


6月27日(金)

『僕の前に 道はない』

今日は「夢があるから!」の千秋楽でした!!!

1999年に初演の幕を明けた「夢があるから!」。何度も改訂を繰り返し、本当に多くの方に支えて頂き、10年目を迎え、そして本日無事に千秋楽を迎える事が出来ました!!!。

我が劇団の基本理念「〜かかわった全ての人と生きる喜びを共有し、人々の心が豊かになる事によって、その一人一人が平和を希求する事〜」をまさに体感出来た日々は私達にとって、かけがえの無い宝物です。

本当にありがとうございました!!!!!!。

実はこの地、酒田は私の生まれ故郷。一年半振りに帰った我が家の私の部屋の引き出しから、学生時代に書いた作文が出てきました。

高村光太郎の「道程」を読んで感動して書いた作文でした。

「僕の前に 道はない。
僕の後ろに 道は出来る」

10代の私はこの詩を読んでこの世界に飛込んだようです。

今の自分に置き換えるとノノ「私の前に道は無い。私の後ろには、私が一人で歩いたのではなく、出会えた多くの人々によって出来た道がある。ああ、自然よ 父よ そして 母よ 総ての生命に感謝を捧げたい 」(^o^)/

佐藤志穂


6月26日(木)

『いよいよ…』

皆さん、こんにちは。木暮侑子です。

本日は、弘前から山形県酒田へ移動です。

朝早くの出発にも関わらず、会員の皆さんがホテルまでお見送りにいらしてくださいました。「勇気をもらった」「皆、笑顔で帰っていきましたよ」などお言葉を頂き、改めて舞台というものの力を感じ、舞台に立たせて頂いている幸せをかしめました。【一期一会】という言葉をこんなにも深く実感できることは、めったにできないことです。“長い”1日の中では、たくさんの素敵な出会いがあり“あっという間”に過ぎていきました。

さて、いよいよ明日は千秋楽です!!今日はゆっくり休んで、明日に備えようと思います☆

木暮侑子


6月25日(水)

『勇気と希望』

こんにちは!「夢があるから!」初演より197ステージ目の今日は、青森県十和田市に来ています♪

十和田市は、”日本の道・百選”や“新日本百景”にも選ばれている【官庁街通り駒街道】や、日本第3位の美しい藍をたたえた神秘の湖【十和田湖】、そこから流れ出る約14kmにも及ぶ【奥入瀬渓流】、そして、かつて映画にもなった【八甲田山】と、大自然に囲まれた素敵な都市です。

【官庁街通り駒街道】は、長さ1.1Km・幅36mの道に165本の松と156本の桜(市の花)が4列の並木を作り、春には桜、秋には紅葉、冬はイルミネーションで彩られるそうで、歩道の両側には奥入瀬渓流をイメージした水の流れや様々な馬のオブジェ(十和田市は戦前、馬産地だった為)があり、今春、私が訪れた時には桜はまだ咲いていなかったものの、その広大さに時を忘れました。皆さん、機会があれば是非訪れてみてくださいね(*^ー^*)

さて、ツアーはいよいよ今日を含めてあと2ステージを残すのみとなりましたが、振り返ってみると、この2ヶ月の間、私達は移動・仕込み・本番・バラシ…と、やっている内容は全く同じ繰り返しなのに、それを毎回新鮮な気持ちで1ステージ1ステージ大切に臨むことが出来たのも、各地で温かく迎えてくださる皆様、「夢があるから!」を観て笑って泣いて大きな拍手を送ってくださり、“また来てね!”と次の地へ送り出してくださる皆様がいたからこそなのだと、改めて感謝の気持ちでいっぱいになり胸が熱くなりました。

今、私が演じておりますリタ・ハーパーの台詞の中に、“素晴らしい舞台を観た後は、胸の中が熱くなって元気が湧いてくるんです。それは、生身の人間が演じた舞台から勇気と希望をもらった証拠だと私は思うんです。”という台詞があります。それは、演じる側も同じだと思います。皆様から元気をいただき、この先の勇気と希望になる…これからもずっと、この気持ちを忘れずに舞台に立っていきたいと思います。

十和田演劇鑑賞会 事務局長の沼岡さん始め、会員の皆様、本当にありがとうございました!

金子昌代


6月24日(火)

『どこまでも無限に…』

皆さんこんにちは!今朝は、青森市を出発し1時間程で弘前市に到着しました。青森と言えば、すぐに思い付くものは『林檎』と『ねぶた祭』ですが、弘前では『ねぶた』ではなく『ねぷた』と言うことを初めて知りました。

そして私は何故か『弘前』という地名が気になり、その意味を調べました。「弘」はどこまでも無限に広がっていく、「前」は邪を切る。つまり、悪いところを切り落とし、どんどん広がっていくという、大変縁起のよい名前だそうです。

事務局長の斎藤さんを始めとする弘前市民劇場の皆さんには、その素敵な地名のような無限に広がる愛を頂き、無事上演することができました。

終演後すぐに十和田市に向かったため、わずか一日しかいることが出来ませんでしたが、また必ず弘前の皆さんとお会いできる日が来ることを願い、感謝の気持ちを込めて、「夢があるから!」例会、残るあと二回を大切に上演して参ります。弘前市民劇場の皆さん、ありがとうございました。

小野睦水


6月23日(月)

『父の独り言』

「夢があるから」久美の父役の田代久雄です。さあ、今日は青森演劇鑑賞協会の例会です。スタッフと制作、そして仕込みメンバーの役者は昨日、そして少し年上の役者四人が今日、青森に入りました。私はもちろん、少し年上のメンバーです。青森空港では、強風の為、着陸直前の飛行機が急上昇し、着陸をやり直すという怖い目にもあいましたが、無事ホテルに到着。さすがに青森、ホテルの名は、アップルパレス青森。そしてロビーには、ねぶた祭の人形が飾ってありました。荷物を置いて劇場へ。メンバーとは、長野以来、3日振りの再会です。

実は今回、「夢があるから」のオリジナルTシャツを作ることになり、出来上がった製品が届いたので、色とりどりの夢あるTシャツが、舞台、楽屋を飛びかっています。そしてウォーミングアップ、発声、ダメだし、照明合わせ、場あたり、メイク。本番が近づくにつれ高まる緊張を、差し入れのりんごジュースで癒します。今日も、会員の皆さんと一緒に素敵な舞台を創れたら、と祈りながら、さあ、いよいよ一幕一場の幕が上がります!

田代久雄


6月21日(土)

『リフレッシュ』

皆さんこんにちは!!

帰京して二日目の今日、私は新潟に行く機会があり日帰りで行ってきました。

東京は雨の予報だったので傘をもって出発しましたが、新潟はスッキリ快晴!!

あまりの気持ち良さに、近くにあった土手に行き大の字に寝そべって青い空をずっと眺めてました♪

「夢があるから!」のツアーが始まってから早いものでもう一ヶ月半、毎日がとても充実しているなぁと改めて感じています。

それはやはりこの大好きな「夢があるから!」の作品を、皆様の温かな支えと共に創り上げていけるからこそと思います。毎日の素晴らしい出会いに本当に感謝しています!!

さて、明日はいよいよ青森に向け出発です。

心も身体もリフレッシュしまた元気一杯に東北ツアーをスタートします。
お会いできる日を楽しみにしています。

星野真衣


6月20日(金)

『しばしの休息』

皆さんこんにちは!昨日で1ヶ月に及ぶ「夢があるから!」のツアーが一段落して、東京に帰ってきました。振り返ると本当にたくさんの方々と出会い、一日一日が貴重な日々でした。支えてくださった皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。明後日からは、東北の演劇鑑賞会の例会が再び始まります。今日、明日としっかりパワーを充電して万全の状態で出発したいと思っています。

早速、今夜は家の近くのお風呂屋さんに行ってきます(*^_^*)

東北の皆さん、お会いできるのを心より楽しみにしております。

吉村美喜子


6月19日(木)

『舞台の後…』

皆さんこんばんは、吉田要士です!

今日ご覧くださった生徒の皆さんはとっても元気でした!特に、2幕の頭…♪時代はモーレツ という曲で、僕が演ずる 進藤健 が初めて日本へ到着し、日本の高度経済成長期の様子を歌うのですが、そのロック調の曲に生徒の皆さんも一緒にリズムに乗って手拍子をくれたんです。 しかも、この曲でいただく手拍子は通常だと1234・1234…と全ての拍に手をくださるのですが、今日は裏拍のみで、*2*4・*2*4…と、さすが若く良いノリだなぁ!と感じながら歌っていました。

長野県北信地区高等学校芸術鑑賞会、2ステージの3日間、終わってしまうと、あっという間でしたが、お陰様で無事に幕を降ろすことができました。

本当にたくさんの生徒の皆さんに、この「夢があるから!」をご覧いただけた事を心から感謝しております。

この写真は、今回長い時間お世話になった男性楽屋です!本番の間は、舞台はもちろん、楽屋にも衣裳や荷物がいっぱいに広がっていましたが、舞台の後…バラシも終わり、一ヶ月間続いたツアーから帰京の準備。

これから伺う東北の皆さん、楽しみにしていてください!

吉田要士


6月18日(水)

『元気の素』

皆さん、こんにちは!吉井 維です。今日は、長野県北信地区高等学校芸術鑑賞会の2日目でした。朝9:30〜と、昼13:40〜の2回公演で4校の生徒さんが長野県民文化センターに集まりました。

初めはざわざわしていた客席も、芝居が進むにつれて笑いがおきたり、逆に身動き一つなく芝居に集中していたり…、最後はすすり泣く声も聞こえてきました。未来への様々な悩みや希望胸にしている多感な高校生たちの心に、「夢があるから!」がどう響いたでしょうか。公演後にはバックステージツアーが開かれ、ツアーを希望した高校生たちが舞台に上がり、実際にセットに上がってみたり、幕に触れてみたり、今観たばかりのミュージカルの舞台裏を見て目を輝かせていました。

今日の舞台が一人ひとりの心に残り、ふとした瞬間に元気の素になれたなら、どんなに嬉しい事でしょう。そう願って明日のステージも大切に演じていきます!

吉井 維


6月17日(火)


『初めての全国』

こんにちは!山本慎吾です!

今日は九州地方の熊本にいます。九州地方は雨と曇り続きで天気には恵まれていませんが、そんな天気にも負けず毎日たくさんの事を学んでいます。今僕は、初めての経験で全国各地を回っています。青森から都城まで日本ってこんなに広かったんだと毎日感じています。

そして1ヵ月半程、全国を回って感じる事は、たくさんの人と出会う大切さです。今までは自分が住む周りの人としか出会いがなかったのが少し外へ出てみるとまるで別世界のように自分の知らない世界が待っていました!今は24年間の中できっと一番学んでいたり成長してる時なんだなと強く感じています。

各地方でたくさんの方とお話をさせて頂き、私達劇団スイセイ・ミュージカルは皆さんの応援と支えがあるからこそ、こうやって公演させて頂けるんだなと改めて感じました。

劇場でお会いできるお客様だけでなく各地方で公演を待って下さっている方のためにも、もっともっと良い作品を創り、一人でも多くの方に作品を見て頂きたいと今回のツアーで強く感じました。

今は「夢があるから!」を上演させて頂いておりますが、その次に上演する「サウンド オブ ミュージック」も皆様にたくさんの感動を伝えられるように頑張って参りますので、是非楽しみにお待ち下さい!

山本 慎吾


6月16日(月)

『楽屋から楽屋へ』

こんにちは!スイセイニュース二回目となります、森央健(モリオケン)です。昨日、無事、演劇鑑賞会中国ブロックの例会を終えることができました。これも皆様のおかげと感謝しております。

さて、中国ブロックを終えたカンパニー一同は、朝早く新幹線に乗り、特急電車に乗って、やってきました長野県へ!まさに「夢があるから!」の「旅から旅へ」の歌詞にある、「ホテルから楽屋へ楽屋からホテルへ♪」といった感じですね。(^▽^)こちらは避暑地になるだけあって、爽やかな暑さです。会館の前には若里公園があり、子供たちが野球やサッカーをして遊んでいて、とても閑かな感じです。

明日は、長野県北信地区高等学校芸術鑑賞会の公演で、朝は早いですが、長野の14校もの学生さんたちが観に来てくれるということで、客席もまた違った反応が楽しめることでしょう。

ツアーも終盤に差し掛かり、カンパニーもさらにエンジン全開で参ります!!

森央健(モリオケン)


6月15日(日)

『中国ブロック千穐楽!』

スイセイニュースをご覧の皆さんこんにちは!松橋頼良です!

遂にこの日がやってきました。「夢があるから!」演劇鑑賞会 中国ブロックの例会ツアー千穐楽!本日は倉敷市 玉島での例会です。

私にとって今回のツアーは初めてづくしでした。「夢があるから!」初出演、そして初めて訪れた中国地方、さらに初めての長期ツアー…何もかもが素晴らしく貴重な経験でした。

中国ブロックのツアーは岡山県の児島から始まり、岡山・西大寺・米子・鳥取・松江・出雲・呉・広島・福山・倉敷・周南・柳井・安佐南・尾道・玉島。どの場所も自然に溢れ、素敵な劇場で、何より温かく迎えて下さった各鑑賞会の皆様との出会いに感謝すると共に、今私がここにいる幸せを感じました。本当にありがとうございました!

さて、本日の会場、倉敷市玉島文化センターはとても温かみのある印象を受けました。朝早くから沢山の会員さんが集まって搬入作業に来て下さり、そんな中会員さんの笑顔を見ると、元気が溢れます!これも例会ならではの経験だと思います。

お昼の休憩では、会員の皆さんから沢山のお通しを戴きました♪カレーや冷し中華、フルーツなどバラエティーに富んだお料理が並んでいて、ついつい食べ過ぎてしまいました(笑)戴いたお通しの中におにぎりもあったのですが、そこにとても素敵な「飾り」がありました!写真はその「飾り」です。「夢があるから!」と切り抜かれてありました!本番前に皆で円陣を組んだ時に撮ったものです!

舞台でリハーサルをしている時に、岡山市民劇場西大寺事務局の丸田さんがブロックを代表してご挨拶にいらっしゃり、温かいお言葉を下さいました。今日が中国ブロックの千穐楽であることを改めて実感し、今日までの沢山の出会いを思い出して涙が出てしましました。

本当にあっという間の中国ブロックツアーでしたが、明日からも長野、東北と旅は続きます。これから一体いくつの出会いがあるのでしょう…今から楽しみです!

改めまして、中国ブロックの鑑賞会の皆様、本当にありがとうございました!!またお会いできる日を「夢」見て…。

松橋頼良


6月14日(土)

『念願の』

こんにちは!久々に登場の阿部雅浩です。えっ? また来たのか…まぁそんな事言わずたまには付き合ってください。

先日、「夢ある!」ツアーで広島県呉市に行ってきました。呉と言えばあの伝説の戦艦「大和」が誕生した場所ですよね。そして大和ミュージアムが!遂に念願の大和ミュージアムを訪れる事ができたのです!添付した写真は大和の実物の1/10サイズの模型です。後方からのアングルですが、大和の右側に見えているのは二人の大人の男性なので大きさがわかりますよね。実際に乗れそうな大きさです。この10倍、約270メートルもある、当時世界最大最強の不沈艦と言われた船が沈んでしまうんですよねぇ…期待されたほどの成果もあげられずに。最後の出航目的は…大和に下された最後の命令とは…それは沖縄のアメリカ軍への特攻でした。戦闘機の援護無し、燃料は片道分だけ積んで。この当時すでに、時代は海から空へと変化していました。そう、大戦艦より機動力を持った戦闘機の時代になっていました。大和はもう時代遅れでした。魚雷と空爆で傷つき明らかに動きが悪くなった大和はもはや巨大な的にしかならなかったんです。 ミュージアムには大和乗組員の自筆の遺書、当時の映像等もありました。最初はワクワクしながらミュージアムに向かったのですが、出てきた時はまた違う感情が生まれていました。

そして昨日は尾道で例会。会員の皆さんに温かく迎えて頂き楽しく舞台ができました。今朝は出発の時にお見送りに来て頂き、泊まっていたホテルの裏の海で映画「男達の大和」のロケをやっていたと教えて頂きました。 そうそう、大和と言えば宇宙戦艦ヤマトがありますよね!これは子供の頃から好きなんですが、作者は悲劇の戦艦大和を題材にするのはどうなんだろう…軽はずみにアニメにしてもよいのだろうか…と言う思いが最初はあったみたいです。でも、沖縄の海に出て帰らなかった戦艦大和が、宇宙戦艦ヤマトに形を変えて宇宙と言う海に出て地球の平和の為にちゃんと帰ってくると言う物語があってもいいじゃないかと考えが発展したらしいです。劇場版の「さらば宇宙戦艦ヤマト」と言う映画の中で、軍の命令を無視して宇宙に旅立つヤマトに月基地から戦闘機が向かってきます。なぜ向かってくるのか目的がわからない乗組員の一人が「同志討ちなんてゴメンだぜ!」と言う台詞があります。何気ない一言ですが、宇宙と言う括りで考えると地球人同志の争い…それはまさに同志討ちだと僕は思うんですよね。国家間の争い…それぞれの国のトップには同志討ちしてると言うふうに考えてもらえないもんなんでしょうかねぇ。

と、ここまで夢ある!と関係あるような無いような話をしてしまいましたが、締め切りの時間が迫ってきたのでこの辺で失礼します。ではまた会う日まで!最後まで付き合って読んで頂いた方ありがとうございました。

阿部雅浩


6月13日(金)

『広島最終日』

今日は広島市民劇場の例会最終日。先週はアステールプラザで2ステージ、今週また戻って来て安佐南区民文化センターで2ステージ、ついに念願だった故郷での例会4ステージが終わります。

自分も学生時代、会員だった広島市民劇場。例会に役者としと帰ってくることが、5年前にまゆみ役をいただいた時からの「夢」でした。同じ広島出身である久美役の福島さんとともに帰ってこられた事で、嬉しさも倍増です!「帰ってきたんじゃね、広島に…」と言わないように(^^;)その思いをかみしめながらの第一声でした。

この地に生まれ育ち、沢山の平和教育を受けてきましたが、この4日ほど「「ヒロシマ」をいとおしく思ったことはなかったかもしれません。「夢があるから!」をこの地で上演している意味や重みを感じながら、真心を込めて舞台に立たせていただきました。

実際に被爆体験をされている方も会場にいらっしゃったと思います。温かく迎えていただき、本当に感謝の思いでいっぱいです。

今朝、平和公園に行きました。被爆したアオギリの話、みなさんはご存じですか?未来に向かってしっかりと青々と育っています。私が広島に住んでいた頃には存在していなかったアオギリ二世も、今はとなりに並んでいます。時の流れと生命の力強さを感じ、とっても前向きな気持ちにさせてくれました。

私たちもこのアオギリのように、平和を願って前に、前に進んでいきたいと思います。

広島の皆様、本当にありがとうございました!!

中村香織


6月12日(木)

『宝物』

こんにちは。藤井珠美です(^^)

早いもので、中国地方のツアーも残すところ3会場!!沢山の笑顔と優しさと拍手と…心に沢山の宝物を頂いています。

今日は、再び、広島県に戻ってきました。今日の劇場がある広島市安佐南区は、まゆみ役の中村香織さんが幼少の頃に過ごされた場所の近くだそうです!夏を感じさせる爽やかな陽射しの中、ホテルからアストラムラインの電車に乗って安佐南区民文化センターに到着。暖かく迎えて下さる会員の皆様の笑顔に今日も気合いが漲ります!!あうんの呼吸で着々と準備が進み、本番に向けて集中力を高めていきます。幕が開くと…、舞台の袖まで大きく押し寄せる拍手や涙や笑い声……。カーテンコールでは本当に熱い拍手を頂き、感激で涙が溢れてきました。会員の皆様の泣き、笑った、熱い笑顔が宝物です。お一人お一人の笑顔を胸に刻み付けています。今日、忘れられない宝物が又、胸に増えました。

一つ一つを丁寧に、新鮮に感じて演じていきたい。一日一日を大切に…

藤井 珠美


6月11日(水)

『故郷に錦!』

梅雨入りした山口県。

私達は今朝、徳山から柳井へ向かう電車に乗り込みました。一昨日、台詞にさせていただいた「虹ケ浜」を追い越しながら故郷山口の移り行く景色を感慨深く眺めていました。

入団して四年目、やっと!やっと!愛する山口県での例会! 浮足立つ気持ちを抑えるのがやっとでした。

昨日、一昨日と周南市。そして今日は柳井市。どちらも私の思い描く山口県民とは全くイメージが違い(笑)笑いも拍手も会場が割れんばかりでした。

あらためて、山口県出身である事を誇らしく思いました。この故郷を大事にしながら、また頑張っていこうと思います。心から皆さんに感謝します!

周南、柳井の皆様、本当にありがとうございました。明日からまた頑張ります!

写真は、今日カーテンコールでいただいた柳井の金魚ちょうちん。ゆらゆらしてとっても可愛い! ちなみに朱里江のこの赤い衣裳、劇団では「金魚」と呼んでいるんですよ。赤いひらひらする姿はまさに金魚!今日の金魚ちょうちんとピッタリでした♪

相原奈保子


6月10日(火)

『瀬戸内』

「夢があるから!」晃役の吉田潔です。

ツアー中プライベートの時間はあまりないのですが、僕はなるべくその土地の文化や自然に接するようにしています。美術館に行ったり、また今回は特に日本海、瀬戸内海の様々な海の顔を見る事が出来ました。島々に渡り霧の中に消える本州四国連絡橋、穏やかな中海、宍道湖・・・。

そしてツアー最西端の山口県周南市で泊まったホテルが潮の香りが漂ってくる徳山湾のすぐそばでした。写真は遠ざかって行くフェリーです。海を見てるだけで身も心もリフレッシュ出来ます。周南市民劇場の会員の方に教えて頂いたコンビナートの夜景も良かったですよ。

穏やかな周南の海とも明日でお別れ。市民劇場の皆様の暖かさに触れ、いつかのんびり瀬戸内を船で旅してみたいと思うようになった今回の「夢あるツアー」でした。


6月9日(月)

『サプライズ』

スイセイニュースをご覧の皆様、こんにちは(^-^)夢ある!カンパニーは、山口県周南市に来ています。

昨日、倉敷より、貸切バスで移動してきまして、バスを降りると海の匂いが!ホテルにチェックインして、すぐそこに広がる海へ。

潮風に吹かれながら、堤防から海を見渡すと、あまりに気持ち良くで、なんだか自分も自然の一部になったような気持ちになります。

そして海を見ると大声を出したい衝動に駆られるのは何故でしょうね。本能のままに叫んでしまいました^ロ^;

今日は周南市民劇場での例会、そして、まゆみ役の中村香織さんのお誕生日でした。サプライズ好きのは私達は、昨夜メールでideaを出し合い計画を立てました☆びっくりさせたいけど、なるべく普段と同じ流れで音だし(リハーサル)を進めたい、そして自然な形でスタッフの皆さんにも入って欲しい…と皆の案をまとめました。

全くいつもと同じように、進めて…。舞台監督さん「M6ミューなん、です。では、要士さんどうぞ!」

要士さん「人の心を揺さぶる力を持つようになるよ、きっと!」
音響さん「Happy Birthdayの音」
照明さん「スポットライト」
全員「歌う!」

そして、歌と共にろうそくに火がついたケーキが出てきて、「はい、チーズ♪」
ドキドキしましたが、1ヶ月間、寝食を共に旅をしているさすがのチームワークで、台本通り進み、作戦は大成功!香織が喜んでくれて、カンパニーの皆も笑顔でした!

更に、カーテンコールでは、周南市民劇場の皆さんから、まゆみには特別にお誕生日の花束を頂きました。誕生日に例会の舞台に立たせて頂き、会員の皆様に祝って頂き、香織は本当に幸せそうでした。

周南市民劇場の皆さん、どうも有り難うございました。皆さんに頂いた愛情を、明日への力にして、カンパニー一同、頑張って参ります!

茂野陽子


6月7日(土)

『倉敷、最終日です!』

お元気ですか?いよいよ今日は倉敷演劇鑑賞会の最終日となりました。

3日目とはいえ、気持ちはいつも初日。

演出の西田からも、「ご覧になる会員さんは、今日が最初で最後」と気が引き締まる言葉が飛びました。

本当の意味でこの「夢があるから!」が伝えられたのか、スザンヌ・ハーパーとしての役目は果たせたのか、何度舞台に立たせていただいても、自分自身の反省は尽きません。

〜宿泊しているアイビースクエアに(^O^)、そして、その建物のてっぺんまで重なって伸びている緑豊かなアイビーにo(^-^)o、そして何より今日、出会える皆さんに心より感謝し、共に創る舞台を楽しみにしております。(^o^)/

佐藤志穂


6月6日(金)

『ぬくもり』

倉敷2日目。無事終了。

皆さん、お久しぶりです。「夢があるから!」久美役の福島桂子です。このスイセイニュースを書かせて頂くのは何年ぶりでしょうか?

倉敷演劇鑑賞会に初めて訪れたのは17年前の「ユアーズ・アン〜アンネの日記」初めての主演の旅公演。無我夢中の私を事務局長の中馬さんはじめ会員の皆さんがやさしく迎えて下さったのを昨日の事のように覚えています。

倉敷といえば美しい街並み。美観地区は何度歩いても飽きることなく優しい気持ちになります。

久しぶりに堪能した倉敷。倉敷出身の小野さんも中沼役で舞台に立ち嬉し涙を流しました。出身地で舞台にたてる。役者冥利につきる瞬間!

私が久美役を演じさせて頂くようになって、早いもので5年の歳月が流れました。私にとってこの作品、久美役は特別なモノ。今日も久美役を演じさせて頂ける喜びを胸に舞台に立ちます。

広島で青春時代を過ごした"広島女"の私にとって、中国ブロックでの公演は長年の夢でした。

毎日、安心出来るどこか聞き慣れた方言に心が和みます。

私は方言が大好き。土地土地の持つ"ぬくもり"を感じます。身近な"ぬくもり"の感じられる女優でいたいなぁ…と思います。

今、私の出来る全てを…今日も精一杯!舞台で私の夢が花開きます!支えて下さる皆さん…今のこの全てに感謝!

福島 桂子


6月5日(木)

『笑顔に支えられて』

こんばんは、木暮侑子です。

本日は福山から倉敷へ移動です。朝早い出発にも関わらず福山駅までお見送りに来てくださり、本当に名残惜しかったのですが、お世話になった福山を出発。倉敷にやって参りました。

とても趣のある劇場に胸をわくわくさせながら、「夢があるから!」カンパニーの倉敷第一目は始まりました。

朝の仕込みから、会員の皆様が明るく気さくに話しかけて下さり、本当に心が和みました。(私と同じお名前の方がいらっしゃって楽しいひとときでした 笑)一日の 中で最初に気合いが入る瞬間です!!

緞帳が降りる時には、前に身を乗り出し力一杯手を降ってくださる姿が見えました。改めて本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

たくさんのお通しや、皆様の笑顔に支えられ、無事に第一日目を終えることができました。明日もまた皆様とどんな交流ができるのか、本当に楽しみです!!

木暮 侑子


6月4日(水)

『初心に戻って』

皆さんこんにちは!私達は広島を後にし、今日は福山に来ています☆

今日の劇場【リーデンローズ】で劇団スイセイ・ミュージカルが上演するのは、8年前の「夢のタイムリミット」以来で、まだ新人だったあの頃を思い出し、初心に戻って舞台に立ちました。そして今日、私が初めて観た劇団スイセイ・ミュージカル作品「夢があるから!」で、こうして再訪していることに、何だか不思議な感覚や喜びなど色々な気持ちが混ざって溢れそうでした。

福山市民劇場の皆さん、温かい拍手やお心遣い本当にありがとうございました!またこの劇場でお会いできるのを楽しみにしています☆

※写真は、ホテルの部屋から見えたライトアップされた福山城です。

金子昌代


6月3日(火)

『平和の祈り』

今日は広島での例会2日目の最終日でした。

私にとって広島は、小学校の授業で何度も行った原爆ドームや資料館の思い出が強く、あの頃に感じた衝撃は今でも忘れられないものになっています。

劇中で、真珠湾攻撃のことが語られる度にそれを思い出し、改めて戦争という悲劇を二度と繰り返してはならないと深く感じた二日間でした。

広島市民劇場の皆さんとは今日でお別れになりますが、また一緒に舞台を創る事ができる日を願い、歩き続けていきたいと思います。

温かい笑顔とお言葉、そして割れんばかりの熱い拍手を忘れません。本当にありがとうございました。

小野睦水


6月2日(月)

『生まれた町に』

パラパラと小雨の降る中、私達は電車で広島市へと向かいました。 実は広島市は、私が生まれ3歳まで育った地。その頃の記憶こそ僅かですが、成人してからも広島フラワーフェスティバルに何度か参加した事もあり、私にとって特別な地のひとつでした。

私が演じます大海原朱里江も、皆さんの温かい笑いと拍手のおかげで絶好調!(笑)カーテンコールでも割れんばかりの鳴り止まない拍手で、広島出身の福島桂子さんと中村香織さんは感極まっていました。

色んな事に思いを巡らせて、こうして舞台に立たせていただける幸せを、あらためて噛み締めたのでした。

明日も引き続き広島です。また素敵な舞台を皆様と一緒に創れますように!!

大海原朱里江役
相原奈保子


6月1日(日)

『広島、呉にて』

皆さんこんにちは!昨日のスイセイ・ニュースにありましたが、私達はのどかな風景の中をバスで走り抜け、呉市にやって参りました。

今日はいよいよ呉市民劇場での例会です。朝から仕込みが始まり、それぞれのセクションで手際よく次々と準備が進みます。お昼には会員の皆さんが作ってくださったカレーライス(*^o^*)しっかりパワーをいただきました。さあ、開演まであと少し、照明や音響のチェック、そしてダンス位置の最終調整を行います。ツアーでは会場によって音の響き方や舞台の形が様々なので、それぞれの会場に合わせて入念にチェックする事がよりよい作品創りに繋がるのです。

そして、今日も「夢があるから!」の幕が上がります。劇中、会員さんのあたたかい反応を感じる事ができ、会場が一体となって「夢があるから!」を創り上げられいる事に心より喜びを感じられました。感謝の気持ちで胸がいっぱいです。本当にありがとうございました。素晴らしい出会いに感動の連続です。

明日は広島市に向かいます!

♪役者はゆく 今日もゆく 微笑みながら♪
「夢があるから!」♪旅から旅へ♪より

吉村美喜子