秘伝タイピング二刀流の神髄？

　不幸にして最初にここに来てしまった皆様は、改めて本来の入口にお回り下さい。
一応、了解して頂きたい事項もございます。別段、ここだけ読めばよいとするなら、
それでも結構ですが…。本来の入口　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　ここは，パソコンやワープロの入力に不可欠な二種類のキーボードを，かな入力，
ブラインド・タッチで使い分ける秘伝を伝達するものである．言うまでもなく，その
二つのキーボードとは，ＪＩＳ配列と親指シフトである．　　　　　　　　　　　　

　キーボードを見ずにタイピングを行って，文書作成を行う方法としては，圧倒的に
ローマ字入力が主流になっている．アルファベットの配列だけを覚えれば，英語でも
日本語でも簡単に入力できると信じられている所為だろうか？　　　　　　　　　　

　然し，現実には，これを覚え込む段階で，頭の働きは同じキーを打ちながら，実は
日本語とアルファベットを別々に覚える経過を辿っている．ただそれが意識されない
だけである．　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　俺様が，この二種類の打ち分けを，敢えて紹介しようとする時，妙な反発が起きる
傾向がある．それは，例えローマ字入力でも，ブラインド・タッチが出来る人間には
高いプライドが存在するからだと思われる？　　　　　　　　　　　　　　　　　　

『日本語入力に，鬼畜米英・敵製文字に頼るとは何事であるかっ！』と，頭ごなしに
する所為でもある．であるから，ローマ字入力を絶対視して，そこから抜け出そうと
しない人間に，敢えてこれを勧めるものではない．　　　　　　　　　　　　　　　

　例えば，この俺様は，日本語入力には，基本的に親指シフトを使っている．然し，
Win 95の世界では，公式に親指シフトのサポーがなされていない．ないものねだりを
しても仕方がなく，俺様はＪＩＳ配列のかな入力で作業している．　　　　　　　　

　別段，これと言った違和感もないし，混乱することもない．この俺様が，二種類の
キーボードを使い分けて自在に打ち分けられるようになったのは，遠く，俺様がまだ
ＭＺ−２０００なる８ビット機を使っていた時代である．　　　　　　　　　　　　

　それだけ二つの配列を使い分けることは難しいことではない．これは非常に単純な
原理で果たせるのだ．ただ，現実にタイピングを指導している人間や学校に頼っても
この打ち分け方法は習得できない．　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　それは，基本的に一つの配列しか打てない仕組みで教えているからに他ならない．
また，俺様の主張する正しいタイピングの習得方法に適合した日本語入力システムが
少ない所為もある．　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　例えば，親指シフトが入力し易いからと，ローマ字入力から親指シフトを，改めて
習得してしまうと，それまで快適に打てていた筈の，ローマ字入力が，たどたどしい
入力しか出来なくなる…．　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　かな入力でＪＩＳ配列を快適に打っていた人間は，不思議なことに，嘘のように，
全くかなが打てなくなってしまう．実は，この俺様もＪＩＳ配列のかな入力で快適な
タイピングを行っていた人間である．　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　独習で簡単にタイピングを覚えた俺様は，親指シフトも簡単に覚えられるだろうと
単純に考えて，譲り受けた親指シフトワープロを使用して練習した．その甲斐あって
快適に親指シフトが打てるようになったが…．　　　　　　　　　　　　　　　　　

　いざパソコンを使って日本語入力を…と，ＪＩＳ配列でかなを打とうとしたら…．
あらあら…，どうして？　何故？　完璧にそれが打てなくなっていた…．体が覚えた
筈のタイピングがここまできれいに失われるものか…．　　　　　　　　　　　　　

　何故そうなるのか？　俺様は，そこで悪い頭をフル回転させて研究した結果，ある
重大な欠陥がタイピングの練習方法の中にあることを発見した．なるほど，これでは
ローマ字入力しか教えられない訳だ…と…．　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　つまり，今のタイピング習得方法では，かなとアルファベットを打ち分けることも
難しい実態がある．ただ，俺様は偶然，正しい方法に従って，ＪＩＳ配列を習得した
部分的幸運があった…．　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　ここからの先の具体的記述には，まだ『俺様流デジタルブロック書法』が完成して
おらず，公開は今少し先になる．過去の記述は手元にあるが，全く新規に書き直した
内容を公開する予定である．＊＊　悪魔　＊＊