「ブルースブラザーズ」という映画をご存知でしょうか。知らない方、すぐ出てってください。私は中学3年生の時、この映画に出会いました。高島忠夫のゴールデン洋画劇場でバブルガムブラザーズの吹き替えでした。にもかかわらず私はこの映画の虜となり、繰り返しビデオを見ること400回ほど。テープは擦り切れて現在3代目ですが、未だに好きな映画ベスト1になります。

この映画の魅力はとうてい語り尽くせませんが、私が最も好きなところは「音楽は素晴らしいものだ」ということです。ストーリー中盤、しらけきった客を主人公たちのバンドが一気にノせてしまうシーン、何度見ても涙がでます。「ベニー・グッドマン物語」や「超時空要塞マクロス　愛・おぼえていますか」にも通じる「ああ、音楽で人はわかりあえるんだ」「ロックンロールで核ミサイルを打ち落とせるんだ」ということを嘘でもいいから信じさせてくれる、その気にさせてくれるところです。劇中に登場するブルースブラザーズバンドは同時に実在するミュージシャンでもあり、リードボーカルのジェイクを演じるジョン・ベルーシが死んだ後も2枚のアルバムを発表しています。

97年の夏ごろだったでしょうか、とあるギター雑誌にその中心メンバーであるギターのスティーブ・カーネル・クラッパーのインタビューが載っていました。ま、正直に言うと私読んでないんですが、読んだ友達によると「これから『ブルースブラザーズ2000』の撮影に入るので忙しくなるんだよ云々…」てなことが載ってたそうなんです。

何ちか貴様ン!何ばツヤこいとうとや?のぼしとったらぼてくらすぞコラおぅ?!　

許さん、絶対に許さん。ジョン・ベルーシが死んだ今、ブルースブラザーズの復活などありえない。ダン・エイクロイドが太った今、ブルースブラザーズの復活など到底ありえないのだ。新しいボーカリストを迎えてアルバムを出すぶんには構わんが、映画を作るのは絶対に許さん。もうこうしてはいられない。何とかしなければ。何らかのアクションを起さねば。そう、立ち上がるのだ。

ここに宣言する。現在進行中の「ブルースブラザーズ2000」を断固として阻止するため、我々は立ち上がるのだ。極東の島国から怒りの声を響かせ、このくだらないこと間違い無しのクソ確定映画を阻止するのだ。今ここに、ブルースブラザーズ2000絶対阻止委員会の設立を宣言する。正義と信念に従うものは、進んで参加することを期待する。

以上の要件を満たす方は、こちらまでメールをお送りください。お名前（ハンドル可）、メールアドレス（ない方はいいです）、「ブルースブラザーズ」を如何に愛しているか、また「2000」を如何にヘイトしているか、あなたが持つ特殊能力と希望役職を添えていただけると幸いです。数が集まったら会員名簿なんか作ってみたいと思っとります。また確実な阻止活動を行うため、「2000」に関する新情報も歓迎致します。

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