MS-07H-2 グフ飛行試験型
(GOUF FLYING TEST TYPE)
地上用MSの移動速度を解決するため、無謀とも言えるMSの飛行プランを実行したMS-07Hだが、大出力の化学燃料ロケットと熱核ジェットで推力を強引に上げただけのものであった。飛行そのものにはかろうじて成功したものの、予想通り推力不足と燃料搭載量に悩まされた。そこで背部に使い捨て式のプロペラントタンクを追加したのがこのMS-07H-2である。
しかし燃料搭載不足は、予想通り深刻なものであった。ドロップタンクの追加程度の向上でどうにかできる訳はなく、ましてや当時ほとんど廃案となりかけていたこの開発に転換をもたらすほどでは到底有り得なかったのである。結果としてMS飛行プランは規模を縮小し、継続が認められている。これによりMS-07H-4が生み出されているが、この計画にそれ以上の発展はなかった。
MS-07H-2 グフ飛行試験型
全 高 | ?m | 自重量 | ?t | 総出力 | ?kw | 地上速度 | ?km/h |
頭頂高 | ?m | 総重量 | ?t | 総推力 | ?t |
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