MS-07C-4 グフ重装型改
(GOUF HEAVY CUSTOM TYPE)
グフの固定武装強化版として量産されたC-3型はおおむね好評であった。しかし一方で地上用MSの宿命ともいえる移動能力の問題は未だ深刻であった。ザクに代わる地上用主力MSとして開発されたグフシリーズは背部ランドセルだけでなく脚部にも推進機を装備して機動性を向上させていたが、より一層の機動性向上を目指してグフに改修が施された。
ベースにはC-3型が使用され、脚部の推進機をそれまでの化学燃料ロケットから熱核ロケットに変更した。熱核ロケットそのものは以前から開発されていたが、MSクラスの機体に搭載するほどの小型化には多くの技術的困難が伴い、開発は難航していた。しかし最新のミノフスキー物理学を応用することで漸く試作機が完成し、早速開発中だったこのC-4型に搭載されたのである。しかし熱核ロケットエンジンそのものは順調に稼動したものの、グフ本体のジェネレーターの出力不足から十分な性能を引き出すことはできなかった。結局C-4型は失敗に終わったが、後にMS-07HによるMSの単体飛行が計画された際に、ここで得られたデータが参考にされている。
MS-07C-4 グフ重装型改
全 高 | ? m | 自重量 | ? t | 総出力 | ? kw | 地上速度 | ? km/h |
頭頂高 | ? m | 総重量 | ? t | 総推力 | ? t |
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