PalmTop電子手帳代わりとして


LXのPIM(個人情報ツール)は非常に優れていたため、下手な電子手帳 よりも使い勝手が良いものでした。私もなんだかんだで結局使って いましたが、特に良く使っていた機能はこんなところです。

APPT
いわゆるスケジュール帳です。今日一日の予定、1週間ベースの予定、 1ヶ月間の予定など、レンジを様々に変更して表示させることができる こと、予定はn日間とか、毎週何曜日、毎月何日などといった具合に、 きめ細かく指定させることができるのが特徴です。
PHONE
電話帳です。LXの電話帳の特徴ですが、この機能が内蔵のDataBase を利用して実現されているため、フォーマットのカスタマイズが 自由にできることが挙げられます。私もこれをカスタマイズして、 住所や E-mail address、誕生日などが入力できるようにしていました。
HP CALC
いわゆる電卓です。普通の電卓として使う他に、関数電卓(ここに 関しては「さすが電卓屋だ」と思います)や各種特殊計算用電卓など 色々あります。RPN(逆ポーランド法)による計算もできました。
Lotus 1-2-3
Excelが幅をきかせるようになるまで幅をきかせていた、超有名な表計算ソフトです。よく秋葉原で価格調査などをしたりする のですが、データ分析がその場でできるのは非常に強いです。 このサイズをもってして、グラフ表示ができるのもまた強みです。
Filer
普段はDOSのファイラー、FDを愛用しているのですが、他のLXにデータを転送する時はFILERが一番てっとり早いです。 FILERであらかじめ通信条件を設定し、LXの赤外線インターフェース同士を向き合わせて操作すれば、ファイルの送受信が簡単に出来ます。 転送速度はシリアル転送と大差ないのも魅力的です。
App Manager
アプリケーションマネージャ、Windows 3.x/NT 3.xで言う、プログラムマネージャに相当します。これがなくてははじまらない、といった アプリケーションですね。
TRAIN(フリーソフト)
鉄道路線探索ソフトです。私は関東在住なので、関東のデータを入れていましたが、目的地までの路線検索や、時間の見積もりをする時には大変重宝しました。
なお、パソコンとの連係プレイでも述べていますが、 PC/AT互換機にConnectivity Packを導入すると、LXのPIMをそのまま互換機で利用することが出来ました。

また、APPTとPHONEに限定するならば、HP PIMを導入すればデータを共通に利用させることも出来ます。


PalmTop携帯端末研究所 案内へ戻る
TopPage工場のご案内(Top page)へ戻る