PalmTopパソコンとの連係プレイ


せっかくのデータを、パソコンにバックアップしたり、またパソコンと共有出来たら便利ですよね。そんなノウハウ集です。

ノートがあればPCMCIAで直接
自分はPCMCIAソケット付きのパソコンを持っている、というのでしたら 何もわざわざシリアルで繋ぐことはありません。 200LXのフラッシュメモリを抜き取り、それをパソコンに挿すだけです。 当時私は、この手法を使ってデスクトップパソコンにデータを転送しました。 今では USB メモリカードリーダーがあれば用が足せます。
基本はConnectivity Pack(PC/AT)
PC/AT互換機で動くHP200LXのシステムマネージャと、ケーブルのセットです。PC/AT互換機と200LXの操作環境がほぼ同じになり、 比較的簡単に使えるだけでなく、APPT, PHONE といったシステムマネージャのアプリケーションが使える便利なツールです。 なお、製品は英語版ですが、NIFTY-Serve FHPPCでConnectivity Packの 日本語化パッチを入手することも出来ます。
PC-98の場合はRDISK(PC98,PC/AT)
PC-98の場合は、残念ながらConnectivity Packのようなものはありません ので、フリーソフトのRDISKで代用するのはどうでしょうか。 RDISKは、リモートのドライブをネットワークドライブとして 認識するソフトです。 実際、私もこの環境で使っていますが、問題なく使えています。 バッチファイルを走らせておいてファイル転送が出来るのも利点です。
Macintoshの場合は(Mac)
電机本舗から発売されているXIN/XOUTを使うのが楽なようです。 専用ケーブルも付いているので、これ1つあると便利なようです。 必要な操作はMacで行い、LXはサーバになります。 DOSとMac OSでは改行コードが違いますが、XIN/XOUTではこれらの変換も行ってくれるので、非常に便利です。
Windowsの場合は(Win)
PC-98x1でも、Win9xであれば、 W32 Filer というツールがあります。これは、 LXのシステムマネージャのFilerのサーバとして機能するものです。 後はLX側ではLX同士で通信する要領でファイル操作が出来ます。
PIMだけ欲しいならHP PIMという手もある(Win3.1/95)
LXのPIMは非常に優れた機能を持っており、その性能は他のPDAユーザがうらやましがるほどです。でも、HP PIM さえあれば、LX PIMと データ互換を保ったAPPT, PHONEがWin3.1/95上に出現します。 PHONEがカスタマイズされていても、ページをまたがなければ同様に 編集することが出来る点も実は見逃せません。

ただこのHP PIM、200LX-Jや末期のJKITには標準添付されていましたが、その他のユーザにはJKITのバージョンアップの際にほぼ実費で発売された程度、しかもノーサポートなので、今からだと従来のユーザが単体で入手するのは困難だと思います。


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