デジカメ写真館


わたらせ渓谷鉄道を追いかけて


 足尾にある日本一古い鉄道鉄橋を見物して再び車を走らせた。足尾で印象的だったのはスケッチをしている人が多いことだった。年配の方が多いのだが、絵を描くロケーションとして最適なのだろうか?次回ここを訪ねるときはスケッチブックを忘れずにもってこよう。122号線沿いにわたらせ渓谷鉄道を追いかけながらドライブ。


 わたらせ渓谷鉄道終点の間藤駅、ちょうど電車がとまっている。時刻表をみれば1時間に1本しかない。絶好のシャッターチャンス!コスモスが風にゆられて美しい。線路には柵も何もなく容易に中に入り込める。雑草の生えた今はつかわれていない線路の上を少し歩いてみた。銅山で大勢の人が働いていたころには、ここを1日何往復も列車がとおったことだろう。


 列車レストランの看板につられて神戸(ごうど)駅に向かった。駅前の駐車場には観光バスが停まっている。駅は無人ではないがホームには自由にはいれるようになっている。この駅は上り下り擦れ違いの為の駅でもあるのでほかの駅よりは大きくみえた。レストランは観光バスの乗客で大賑わい、ホームにも人があるれている。どうやら列車を待っているようだ。駅にある石碑でトンボがやすんでいる。なぜか虫をみると撮りたくなるのだ。そっとそっと近づいて、そのままそのまま飛び立たないで!


 無人駅の上神梅駅は誰かの帰りを待つおばあさんと、ベンチに腰掛けて休むおじいさんがいるだけでひっそりしている。おーしまさんが線路の切り替え部をみたいということで察しをつけてこの駅へきてみたのだが期待していたようなものはなかったようだ。風になびく黄色いのぼりがある。なんだろう?ん?カ・ラ・・・オケ?こんなところにカラオケボックスが?興味津々で近づいてみる。駅舎につながるその建物にはこんな看板があった。”遊びにおいでよ!カラオケスタジオ55”、中を覗いてみたがカラオケらしき装置もステージもみあたらなかった。

 上神梅駅をあとにして道に戻ろうとすると、カンカンカン・・・と踏切音がしてきた。列車がくる!間藤駅でとまっていた列車だ。踏切へ急いでカメラを構え、シャッターを押す。走っているわたらせ渓谷鉄道をキャッチ。122号線へもどり走っているとさきほどの列車がみえる。どこまで一緒にはしれるかな。

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