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びらとりは広い (10/16 その弐)


らとりという名のつく看板が目につくようになってきた。”びらとりの牛”が有名らしい。それにしてはこの道にレストランらしきものはほとんど見られない。時折バス停があるところをみるとこの道は生活道路らしいし、何かちょっとした街があったってよさそうなのに。と思っていると鉄道博物館の看板が目に入った。鉄道ときいちゃあ行かないわけがないよね、おーしまさん。何の変化もないドライブに飽きはじめた時、丁度いい。平取(びらとり)町の振内(ふれない)のあたりに昔の線路あとを残して、小さな博物館があった。D51がある、そして昔つかわれていたと思われる車両がある。内部はジュウタン敷きになっていて、どうやら宿泊施設となっているらしい。ライダーハウスと称したその車両は1泊580円。一番最近客があったのはどれくらい前なんだろう。本当の素泊りだけど、これで果たして580円は高いのか安いのか?博物館の方は近所のおばちゃんが交代で見張りをしているようなこじんまりしたもので、歴史をつづったボードと駅名プレートが飾ってあるくらいだった。廃止される直前のものと思われる料金表に、東京都内という項目もあったが金額は書いてなかった。
線を五線譜にみたて、カラスを音符とすると、どういうメロディになるかな。三本しかないから不完全だけど〜(ラ)(ラ)(ファ)(ファ)(ファ)(ソ・シ)(ファ・ラ)(シ)(ファ)(ファ)(シ)。試しにギターで弾いてみた。決して気持ちのいいメロディではないな。アレンジしたらもう少しマシになるかもしれないけれど。こんな試みをしたおーしまさんの知人のホームページがあったっけ。


っきからずーっと平取(びらとり)町のまま。長知内(オサチナイ)など他の地名がでてくるけど、それはまちの名ではなかった。びらとりびらとりびらとり、ふっとみると看板にはびらとり。いつまで続くのびらとり。牧場がみえはじめた。競争馬を育てている牧場だ。ここで育てられた馬の中から、わけのわからない名前をつけられて鞭で叩かれて賞金を稼ぎ出すスターが誕生していくのだろうか。
がこちらへ向かってくる。あなたはなんていう名前なの?それともこれからつけられるの?人参はもってないよ。それにしても顔デカい。馬って目が横にあるけれど、このアップの写真の位置で正面にあるものはどれぐらいみえるんだろう。昔ニュースで牧場から逃げ出した馬と車が衝突して、はねられた馬が車体を押つぶし車内にいた人は死亡なんていう悲惨な事故の話をきいたけれど、簡単に乗り越えられてしまそうな低い柵。簡単に逃げ出せてしまうつくりになっているんだ。いいのか?こんなで。


近で馬をみたのはずいぶん前に行った大井競馬場だ。競馬場ではもうちょっと離れてみていたかな。だからこんなに接近したのは初めてといってもいいかもしれない。近くにいたときは近すぎて一緒に撮れなかったから、遠くのお馬とミラーでツーショット。

度は牛の群れ。ホルスタインがいっぱいだ。今年はファッションも牛柄が流行っているらしく、洋服やバッグなどをよくみかける。6年ぐらい前映画のヒロインが牛柄のミニスカートを身につけているのをみて牛柄グッズを収集しはじめたが、その年はアニマル柄は流行っていても豹柄やキリン柄ばかりで牛柄をみつけるのに苦労した。そのとき今年のようだったら見つけるのは簡単だったけれど懐が大変だっただろう。よかったぁ。

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