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美瑛駅〜目的地は旭川 (10/15 その四)


栄の丘から見えそうなところに蕎麦屋があるはずなのだが、どうもそれらしき建物が見当たらない。地図に従って辿っていくと、ちょっと引っ込んだところにログハウス風の建物。手打ち蕎麦の”四季の風”があった。このところ蕎麦づいている。旅公演先の静岡で4回食べたし、帰京してから最寄り駅前の蕎麦屋にもいったし。そしてたいてい大盛りを注文。ここでも同じ調子で大盛りにしようとしたら、店員のお姉さんに”かなり量がありますよ”と促された。不安になって普通盛にして、注文してから打ちはじめるという自家製そばの登場を待った。ガイドブックに載っていた写真では少しにみえた蕎麦は、ざるが普通より大きいということが判明し十分な量があることがわかった。しかも過去食べた中でいちばん太く腰があり食べ手があるもの。薬味の山葵入の大根おろしが食欲をそそる。かなりお腹が苦しくなって満腹度105%。


のある方向へ車を走らせ、美瑛の町を観光。駅の周辺は新しい建物の店が並び、さっきまでの畑風景と違って中心地ということを主張していた。美瑛駅にはさっきから汽車がとまったままでなかなか発車しないから、ひと駅の待ち時間は相当長いに違いない。建物のひとつひとつに年号のような番号がふられている。建物ができた年にしては1930なんていうのもあって、どうみてもここ十年以内につくられたような新しさだし、何の数字だろうか?駅前にたてられた開発計画の中にもそれに触れる文章はなかった。1989年から再開発されているらしいが、ひと気は少なく活気というものは感じられなかった。


まで再び運転をかわってみた。今度はそこそこ信号もあるし、車も前後にぴったりついている。それでも道はまっすぐ1本。距離は30kmあまり、ひたすら向かうだけだ。旭川に到着する頃には日も沈んで、駅前の人の多さに都会を感じた。今までのところがあまりにも静かすぎたから、大都会に思える。ここへ来たのは旭川出身の友人おすすめのラーメンを食べるため。さっき食べた蕎麦がこなれるまで、しばらくぶらぶらと駅前探索。そして丁度仕事が終る時間をみはからって、その友人に電話をいれてみた。お奨めの”蜂屋のラーメン”と”ロテル・ド・キタクラブのお菓子 ”をぜひ!とのこと。まだそれほどお腹は空いていなかったが、ぼーっと待っていても仕方ないし蜂屋へ行ってみる。おすすめの油を濃い目で醤油ラーメンを注文した。魚油を使った独特の味のラーメン。悪くない、私は結構好きな味だ。満腹度120%になったことだし、あとはロテル・ド・キタクラブのお菓子を買ってと。どれも美味しそう、だからどれにしようか迷ってしまう。なんとなく”ひまわりクッキー”を購入。旭川滞在約2時間、ほとんどEMPTYのガソリンを補給し一路ホテルへ。2時間ぐらいかかるかなぁ。


は昨日ほどではないが見てとれた。帰りはほとんど行きと同じ道を使ったが、幾寅から行きとは違う東へまわりこんだ道を使い”道道1117号”という4桁も数字のある道を最後にホテルへ到着した。はじめてみたよ、そんなでっかい数字の道。今日買ったお土産に中に、”ふらのぽてち”と”なっとうチョコ”という代物がある。ぽてちの方は富良野にしか売っていないらしい塩味のぽてちで、さすがジャガイモの産地!油っぽくないしサクサクしていて、あまり好んでポテトチップを食べない私でも最後のカケラまで残さないほど。なっとうチョコの方は、口にいれて噛んでいる間はナッツ入ホワイトチョコって感じなんだけど、後味がなっとーだ。ねばっこくあとをひいている。どういう発想からこのようなチョコをつくったのか知らないが、納豆はごはんで食べたほうが美味しいよ。

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