デジカメ写真館


北の国から・富良野 (10/15 その弐)


良野で最初に訪ねたのはハーブ園。看板は大きくでていたが通りすぎてしまうところだった。駐車場に隣接してある売店は廃虚と化していて、今年はもう終ってしまったようにみえたからだ。ハーブ畑には入ることができたが、最初に思ったとおり今年は終ってしまった同然だった。つい先日霜がおりてほぼ全滅ごく一部しか残っていないと、おばさん。紫サルビアとラベンダーの一部だけが、なんとかみられる状態でほかの花をつけるハーブ類はなし。ちょっと寂しい。どうぞ好きなだけ摘んでいってくださいといわれたがなんだか気が引けて、鑑賞と撮影だけにとどめておいた。
りのする葉は千切って匂いを楽しんでみた。レモンバーム、ペパーミント、スペアミント、どれもいい香り。右の鼻の穴からレモンバーム、左の鼻の穴からスペアミントを嗅ぐと、どんな匂いになるのかなぁ。と試してみた。レモンパイにミントの葉がのっていたりするからお菓子の匂いになるかもと期待していたのだが、そういうことにはなるわけない。口では説明できないけれど簡単にいえば両方が混じった匂い。当り前だってば。


イドブックに載っていたコーラカンパニーというレストランを探してプリンスホテル方向へ車を走らせた。北海道の道はわかりやすくてよい。たくさん道がないから。このコーラカンパニーにはオーナーが収集したコーラ関連グッズがディスプレイされているとの説明があり超コーラ好きのおーしまさんの要望で来てみたが、店内見学、喫茶のみはお断り。食事をしようにもステーキだというから遠慮して外観だけカメラに収めて退散した。そして次の撮影ターゲットは、わかる人にはわかる看板”森高接骨院”。”これは撮らないわけにはいかないでしょう”と迷わずカシャッ(デジカメはカシャッとはいわないけど)。とっくに足を洗ったはずなんだけど、長年体に染みついた習慣なのか反応してしまう自分が笑える。ここはスキー場があるから、シーズンになれば大忙しになるんだろうな。


い歩道橋の上から富良野駅に停車する電車が見える。しばらくここから線路や街並みや山々の眺めを楽しんでみた。ラベンダーの町で有名だから何処でもラベンダーのにおいがするのかと思っていたが、そうではなかった。銚子の醤油とは違うみたい。線路沿いの道の名が面白い。”3・4・10朝日通”、朝日通はわかるけれどこの数字は何なんだろう?平成3年4月10日に出来たとか?もし名前の由来を知っている人がいたら教えて欲しい。お手軽な富良野物産センターへ寄って御土産を物色、特に珍しいものは見当たらない。強いていえばラベンダー色のキティ・グッズ。ここに限らず、空港や他の観光地売店にも置いてある。でも北海道限定らしい。私がキティ・フリークじゃなくてよかった。物産センターに置いてあった”北の国からマップ”を見ながら、少し街中を走ってみる。あ、蛍の初恋の相手・勇次の家だ。マップの注意書きに”人が住んでいるので立ち入らないでください”とある。こう書いておかないと勝手に上がり込む観光客がいるんだろうなぁ。ロケ場所を提供した人も色々苦労があったことだろう。

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