MS-14Fs ゲルググマリーネ指揮官用

(GELGOOG MARINE for Commander)


主に海兵用として配備されたMS-14Fだが、ごく少数ながら指揮官用としてカスタマイズされた機体が存在する。これがMS-14Fsで、ノーマルとの違いは全身にバーニアを追加し、背部ランドセルも改良されて外装式プロペラントタンクが2本から4本に増やされている他、コックピット周辺も若干の改修が施されている。武装の面でも頭部に40mmバルカン砲を2門装備する他、専用のMMG-110型ビームライフルやシールドを装備していた。

これらF型やFs型はジオン海兵隊を中心に配備されていた。彼らは突撃機動軍の中でもエリーとではない叩き上げの軍人が多く、実戦経験も多い猛者の集団であった。しかしゲルググの配備自体は大戦末期のことで、十分な戦果を挙げることはできなかった。

むしろ戦後のゲリラ活動で使用されたことで有名である。シーマ・ガラハウ中佐率いるMS部隊がよい例で、彼女たちはザンジバル級の機動巡洋艦リリー・マルレーンを旗艦とし、デラーズ紛争において活躍した。


MS-14Fs ゲルググマリーネ(指揮官用)

全 高 19.2m 自重量 40.5t 総出力 1490kw センサー

有効半径

? m
頭頂高 ? m 総重量 80.0m 総推力 89.5t 180°

姿勢変換

1.5sec


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