aleai04.gifあるての北海道旅行記aleai04.gif
2日目
2000年7月7日 金曜日
 今朝は早起きしてノーザンホースパークへ。クイちゃんの調教風景を見学。直線を追われているところをうまく見ることが出来ました!       感激!!
 うわーい、動いてる〜走ってる〜(当たり前だ(笑))
 連れが「これなら札幌あたりで復帰できるんじゃない」と言うので「ほんと?ほんとに?」と思わず聞き返しました。
 ふふふふ(^▽^)
 また近いうちに札幌に遠征するかもしれないってことね。今度は横断幕を持ってレッツゴー!
 さて、坂を上ったクイちゃんが、直線の向こうの木立を降りてくるのを発見した私は、厩舎まで帰る途中の道で待ち伏せすればまた近くで写真が撮れるに違いないとばかりに早速ストーキング開始(笑)
 連れが「……君、絶対怪しいって」というのも気にならず、小走りにパーク内をショートカットで駆け抜け帰り道に当たりそうな道に待ち伏せ。ふふ。ストーカーあるてだろうが、パパラッチあるてだろうがなんとでもお呼び! 
 クイちゃんの為ならえん〜やこ〜らぁ〜(古)
 さて、うまい具合に待ち伏せでき、途中の道で戻ってきたクイちゃんを撮り、通り過ぎるとまたつたたっと走って先回りして、カメラを構えてカシャカシャっと撮りまくりました。
 うわー、乗ってる人が不思議そう……いや、不審そうな顔で見ていたけど許してねぇぇ。
 調教から戻ってきたクイちゃんってば、上気した感じで格好いいよ〜(爆)(>_<) 
 あ〜触りたい触りたいスリスリしたいっ!!……という己の欲望を押し込めてカメラマンに専念(笑) 
 クイちゃんが厩舎に戻った後もしつこく厩舎の周りをふらついていた私ですが(かなり怪しい(爆))いつまでもとどまるわけにもいかず、名残を惜しみながらノーザンホースパークを後にしました。しくしく。ずっとここに居たいよー(;_;)
 ※写真はココにもあります。
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通りすがりの牧場で
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 ノーザンホースパークのある苫小牧を離れ、一路門別へ。通りすがりの牧場で仔馬を発見。たまらず車を止め写真を撮りました。可愛いっ!
 好奇心旺盛に寄ってきては牧柵から顔を出して手の匂いをかいだりするので「餌はないよ〜」と言い聞かせてもふんふん鼻を鳴らしているのです。ああ、触りたい……でもさわれない(;_;) 母馬は無関心なふりをしてちらちらこちらを伺っています。

 寝ている仔馬の傍らにじーっと立ってる母馬もいました。仔馬があまりにも身動きしないので「まさか死んでいるのでは……」と不安になったのですがたまにぴくぴくっ、と耳が動いていましたので寝ているだけだったのでしょう。それにしてもお母さんは草も食べずにじーっと仔馬を見つめていました。私たちが見ている間中、じーっと見つめていたのでした。

 仔馬ってほんと可愛いですね。母親が無関心で、子供が好奇心旺盛でちょっと離れて立っていてもなにかあると、ぱぴゅんって母馬の側に子供が戻るんですもの。あと、鳥を追いかけて母馬から離れてしまった仔馬がハッとしたように母馬のところに駆け戻って来た姿とか可愛かったなー(^-^)

 そのほかの写真はココに纏めました。
サイレンススズカのお墓へ
 「作者のひとりごと」にも以前、書いたのですが、サイレンススズカの最後のレースが私が初めてまともに見た競馬のレースでした。天皇賞とかいうでかいレースをやるらしいということでテレビに前に座って見ていたのですが、一頭だけものすごい速さで駆け抜ける馬に鳥肌が立ちました。「すごい、すごい!」ざわざわと髪の毛を逆立たせながら身を乗り出して見ていました。
 ゲームの中で育てていた馬が死んだだけでコントローラーを投げ出して「もう二度とゲームやんない」と泣いた私でしたが、サイレンススズカのことは現実なだけに涙も出ませんでした。ただ、もう、こんなことはイヤだと思っていました。
 そんなサイレンススズカのことをちゃんともっと知りたい、と思えるようになったのはやはり北海道でクイちゃんに会ってからだったと思います。
 私の中ではサイレンススズカは「可愛そうな馬」なだけで終わってしまっていてそれ以上のことを知ろうとも思わなかったし、思えませんでした。サイレンススズカがどんなに強く、どんなにすごく、どんなにファンを沸かせた馬だったかなど「知りたい」と思ったのは、やはりクイちゃんのおかげかな……。
 そんな思いもあって、稲原牧場さんの隣にあるサイレンススズカのお墓を訪問したのでした。こじんまりとしたお墓は綺麗に手入れされていて、ちょっとした休息所もありました。御影石にはめられた遺影には『その瞳にはドリームロード 希代の快速馬「サイレンススズカ号」』と記されています。
 「どうかクイちゃんのことを見守っていてください」
とワケのわからないお祈りをしてしまった私ですが、全然知らない馬ではないだけにやっぱりなんだかとても気持ちが重かったのでありました。
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静内はなんだか馬だらけ(笑)
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静内の街の街頭に……馬がいます。凝ってますねー。蹄鉄までついてますよー。
 静内へ向かう道すがら、今度は白井牧場さんを訪問させていただきました。こちらにはデイジーネックレスの母親であるゴールデンピアスが一時期お世話になっていたそうで、所在不明だったゴールデンピアスがもしかしたらまたお世話になってるかも、と思い訪問させていただいたのですがやはり居ませんでした(^-^;
(帰京後、ゴールデンピアスは社台ファーム遠浅にいることが判明。存命とのことでほっとしています。)

 ご厚意で近くを散策させていただいたのですが、私たちが歩いていると草を食んでいた馬たちが一様に顔を上げ、さらに近くに歩いていくととっとっとっ、っと牧柵に寄ってきてはふんふん鼻を鳴らして顔を近づけてくるので「うひゃぁぁ可愛い〜」と思いながらも「ごめんねぇ、何も持ってないのよ〜」と手を後ろにすると、あきらめたように牧草に顔を戻していました。とても広々としてのどかで、この日は台風の影響もなくとても晴れていましたので「あぁ〜いいねぇ。わたしも放牧してほしい〜」とよたよたと散策させていただいた次第です(^-^; 

 それから静内に入り、競走馬のふるさと案内所を下見したり、静内WINSの場所を確認したりした私たちは、静内の街のサティでお夜食(笑)の買い物をし、近くの回転寿司店へ。ほんとはウニ丼が食べたかったのだけれどお店が見つからなかったので回転寿司で我慢。たかが回転寿司でも北海道の回転寿司はひと味違うに違いないってことで店にはいったのですが、やっぱりウニが美味しかった!

 「もう一個食べていい?」「……もう一個」「最後にもう一個食べていい?」と連れに尋ねながら結局ウニだけ5皿食べたのかな?(笑) うあーん、美味しいよぉ(笑) もっと食べたかったよぉ(笑)

 泣く泣く店を出て、門別のホテルへ戻りました。
 きゅーーーー。ウニ丼〜(;_;)
あるては新しもの好き(笑)
 この日泊まったホテルは、あのホッカイルソーを輩出した北海牧場の隣に、今年6月にオープンしたばかりのホッカイルソーホテル……じゃない、北海パークホテル。
 新しいモノによわいあるては、多少宿泊費がお高いのを承知でここへの宿泊を希望。
 出来たばっかりなのでまだ色々おぼつかないんだろうなぁ、と思った通り、部屋に案内してくれたおねーさんがいきなり部屋を通り過ぎる『あれ、部屋ここなのにどこまでいくんだろう』と思っていたらおねーさんが「すみません、通り過ぎました!」といい、「こちらです……いや、あれ? あ、すみませんこちらですね」などと言ってようやく目的の部屋に到着。部屋にパソコン通信をするためのモジュラージャックがあるか尋ねてみるが予想通りないらしい。勿論、変換器を備えているということもなかったです。
 持ってきたP-inは見事に圏外だし、携帯に繋いでみるけど通信が上手くいきませんでした(-_-)
 テレビも折角スカパーが見れるようになっていてグリーンチャンネルが映ると書いてあったのでわくわくしながらテレビを付けたら、調整中とかで見れなかったです……ううう。
 何が良かったって、部屋が無茶苦茶広かったのと、ベットがすごく寝心地が良かったこととか、大浴場が独り占め出来たことかな……(笑)(ホテルに大浴場ってとこがいかにも、って感じだけど(^-^;(笑)) 
 サウナもついていたし、露天風呂もあったのです。もー極楽極楽。サウナに入ってお風呂に入り、露天風呂に入りサウナに入り……を繰り返して部屋に戻って、2時間もののサスペンスドラマを見ながら買ってきたおつまみを肴に酒盛り!
 あ〜スーパーで買ってきたウニでも美味しいわ〜。でもちょっと生臭いね、やっぱり(笑)
 もう一度お風呂に入りたい……と思いながらあるてはいつのまにか眠ってしまっていたのでした……(笑)
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