●新国立劇場・藤原歌劇団公演
マスネ作曲歌劇『ドン・キショット』
2000年5月14日(日)15:00/新国立劇場
(キャスト)
指揮:アラン・ギンガル
演出・美術・衣装・照明:ピエロ・ファッジョーニ
ドン・キショット:ルッジェロ・ライモンディ
サンチョ・パンサ:ミシェル・トランポン
ドゥルシネ :マルタ・セン
ペドロ :家田紀子
ガルシア :竹村佳子
ロドリゲス :市川和彦
ジュアン :中鉢 聡
山賊の首領 :池田直樹
山賊 1 :東 浩市
山賊 2 :大森良一
合唱 :新国立劇場合唱団・藤原歌劇団合唱部
バレエ :山口智子/貝川鐡夫
管弦楽 :新星日本交響楽団
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先月の「サロメ」からほぼ1ヶ月、今日はマスネの珍しい作品。いわゆるドン・キホーテの物語であるが、多忙のため事前学習は無し。字幕を頼りにドラマを読みとっていくことになる。ということで、勉強不足もたたった為か、残念ながら今日のオペラには余りのめり込むことが出来なかった。単にドラマを追うだけなら字幕でも良いが、どうも肝心の音楽が今一つインパクトが弱いと感じた。このオペラは歌と音楽というよりもドラマに真価があるとは思うが、ドラマとして捉えても単調に感じてしまう。こちらの鈍感さのためか、今ひとつ感動とまでは行かなかった。