●ハンガリー国立ブタペスト・オペレッタ劇場日本公演
 カールマン作曲「チャールダーシュの女王」
 2000年2月12日(土)18:30/東京国際フォーラム・ホールC
(キャスト)
 シルヴィア   :カロチャイ・ジュジャ
 マリア公爵   :ヴァールダイ・ゾルターン
 ツェチリア   :コヴァーチ・ジュジャ
 エドウィン   :コヴァーチハーズィ・イシュトヴァーン
 シュタージ   :オズヴァルド・マリカ
 ボーニ     :チェレ・ラースロー
 ミシュカ    :ミコー・イシュトヴァーン
 ローンスドルフ :フリエル・ラヨシュ
 キシュ     :ザボー・バルナ
 グレイヴ    :ケスメティ・ローベルト
 ラザロヴィッチ :シレル・ベーラ
 ユリシュカ   :タル・ガブリエラ
 指揮      :ヴァーラディ・カタリン
 演出      :ハラーシ・イムレ
 ブタペスト・オペレッタ劇場管弦楽団&合唱団&バレエ団
 サンタ・アンサンブル
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ほぼ2年前オーチャードで見たのと同じプロダクション。前回の指揮はラースローで、今回はカタリン。前回のシルヴィアはシャーファール・モーニカで、今回はジュジャと歌手達が多少入れ替わっていた。ちょうど前回と併せてダブルキャストを楽しめたようなものだ。

一ヶ月前の横浜公演でのガラコンサートの素晴らしさをそのまま舞台に持ってきた感じ。楽しい歌と踊り、それに粋の良いジプシーバンドとオーケストラが国際フォーラムCをオペレッタ劇場に変えてしまった。舞台セットも演出も全く変えないで、ノリの良さをモットーにしたポリシーが良い。歌手も踊子も体当りでオペレッタを楽しんでいる。これが観客にも一体感をもたらしてハッピーな気分にさせてくれる秘訣だろうか。日本公演を続けていると、日本語も次第に上手くなったようで、日本語のセリフが飛び出す頻度も高くなってきたようだ。さて、今回はスケジュールが合わず、またまたメリー・ウィドウを見そこなってしまいました。次回にまた期待しよう。

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