●徳永ニ男・ピアノクインテット
2000年1月22日(土)14:00/王子ホール
(演奏)
徳永ニ男(ヴァイオリン)
川崎和憲(ヴィオラ)
小野崎純(チェロ)
池松宏(コントラバス)
林絵理(ピアノ)
(プログラム)
ヘンデル :パッサカリア
ショーソン :詩曲
J.S.バッハ :ヴァイオリン・パルティータ第2番「シャコンヌ」
−休憩−
シューベルト :ピアノ五重奏曲D667「ます」
(アンコール)
シューベルト :ピアノ五重奏曲D667「ます」第4楽章
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徳永氏のヴァイオリンは最近、JTホールでの室内楽シリーズで聴いたことがあるが、王子ホールで聴くのは初めて。前回のウィーンリングアンサンブルは後ろ方の座席だったためか、デッドな響きがしたが、今日はホール中央付近だった為か、ライブに響く。そのためかヘンデルのヴァイオリンとヴィオラというデュオも素晴らしく耳に心地が良い。選曲も室内楽の美味しいところばかりを集めたもので、バッハのシャコンヌまで聴けるのは嬉しいかぎり。今日最も素晴らしかったのはシューベルトの「ます」でもう春の陽気を感じてしまう。