「ゆず」渋谷公園通り劇場から渋谷公会堂へ！　

北川悠仁と岩沢厚治の二人から成るユニット「ゆず」の渋谷公園通り劇場での２度目のライブを５月29.30日と行った。今回のコンセプトは「何気なく」で、何気なく始まり最後にはバンドが入るという流れだった。セットも北川君がマック（マクドナルドで（笑））で書いたラフスケッチをセットして作り、シングル「夏色」だけで飾る贅沢な構成だった。

二日間の為、曲順も考えながら前半の二人の世界と後半のバンドが入ってからの世界の違いを「壁幕」で分け、後半にヴォリュームがある構成ながら、前半のストリートを意識した彼らの世界は凄く面白いと思った。曲事の曲調と二人の歌い声が全くといって違うのが楽しい。

初めてのバンドでの自分のライブという事で、勢いだけのステージにならないように気をつけて細部を考えた。バンドの曲は二日間とも同じだったが、新鮮さもありバンドも頑張ったと思う。これからの彼らのステージがどのように成っていくのか楽しみだ。弾き語りの世界を持てば持つほどバンドが難しく成っていくと思う。ただ、そのバンドとの楽しさが観客に伝われば良いと思う。

公園通り劇場の空間は見事に彼らの世界になったと思う。次はいよいよ８月15日に渋谷公会堂だ。会場全体に彼らのエネルギーがどのようにしたら伝わるのだろうか。楽しみである。あの楽しい雰囲気が伝われば良いと思う。

敢えていうのなら、演奏とハーモニーをもっと勉強して欲しい。その上であの喋りとパフォーマンスがあれば、もっとレベルが上がると思うが、頑張って欲しい！！もちろん僕もより以上の「ゆず」を一緒に作り出して行きたい。

８月１５日の渋谷公会堂に注目せよ！！