ニッポン放送LF+R開局1周年記念

「夏一番!そんなのアリ〜な!?」

昨年行われた横浜アリーナ開業10周年記念コンサートに引き続きニッポン放送LF+R開局1周年記念「夏一番!そんなのアリ〜な!?」として8月19日(土)に横浜アリーナで行われた。オールナイトニッポンのパーソナリティの各人が歌やお笑いで盛り上がった。

昨年以上に今回は多くのゲストが出演した。昨年の様な歌だけでなく今回はメインパーソナリティとして、「春一番」改め「夏一番」が務めた関係?でリングを作っての舞台になった。これが意外に面白く、設営されてる関係で出演者が1度はリングに上がってその感触を実感していた。以前、横浜文化体育館でのニッポン放送でのイベントでもリングを使ったので、2度目の実際のリングだったが、それでも妙にプロレスを感じてしまったのは言うまでもない。

進行(バンドの楽器転換)上の関係で、本舞台(普通の舞台側)とこのリングとの進行でライブが進んだ。司会進行の荘口彰久さんと玉川美沙さんが上手く進行を進めてくれた関係でとても良い流れが出来ていたと思う。GLAYのTAKROさんのコメントの映像が出なかったときは驚いたが、それ以外は本当に素晴らしい流れで出来たと思う。

このようなイベントでとても大事な要素としてスタッフ間の意識確認。今回のイベントでの音響が僕は始めての会社だった。イベントは当日になるまでの準備がどれだけ出来てるかで内容も変わって行ってしまう。打ち合わせの内容、確認、その繰り返しで良いものが出来ていくのだ。出演者が多くなっていくと楽器の量も増えてくる。特にドラムとかキーボードは弾き手が変われば楽器も位置も変わってします。通常、引き枠というキャスターが付いた山台で転換をする。その時間をどう稼ぐかが大事になっていくのだ。司会がいる場合は、あらかじめ進行台本みたいなものがあり、次のゲストの楽器の確認が出来たのを確認しながら進めていくのだが、その間の話なり内容が薄いと盛り上がりにかける。今回の二人の司会者はとても冷静に進めてくれたので上手かったと思う。感謝。

イベントで大事なのがリハーサル。それもこれだけの大きな会場だと開場時間も早くなり、それぞれアーチストの時間調整が大変になる。この日のリハーサル開始は午前10時だった。どこかひとつでもリハ時間をおす(延長)とどんどん時間が無くなっていくわけである。ある意味無理やりでも進行を確認してリハを終えてもらわなくてはならないわけである。この辺が舞台監督の腕の見せ所でもあるのだが、、。そうそう、この日の遅刻魔は相変わらず「ゆず」の※川君だった!!

今回の出演者ではリハーサルに来れなかった福山雅治さんがいた。ニッポン放送の担当ディレクターが代役をしたのだが面白かった。緊張した場面での笑いも大事だ。神田さんご苦労様でした。

そして、本番はみなさん充分に楽しく演奏されてました。夏一番さんはやはり猪木イズムをしっかり貫いていたし。でも、一番最後のキメのセリフを言いなれた「1、2、3、ダッー」(本当は1、2、4、2、ダッー)と言ってしまって銀テープが飛んでしまったのは笑ってしまった。この銀テープを撃ったのが今回始めてやった女の子だったので、終演後、これについていろんな意見が出て面白かった。僕的にはあそこで撃っても正解だとおもうのだが、先輩曰く「あれはあそこで撃っちゃダメだ!!」と。さすがにプロの言うことは厳しい。これまた結果論なり。

アンコールは福山雅治さんの独り舞台。まぁ、これも良し。その後、全出演者での舞台上でのラインアップはさすがに凄かった。また、来年このようなイベントが出来たら良いと思った。久し振りにイベントを仕切って楽しかったし、そう年に何回も出来ないがたまにはやっても良いと感じた1日だった。それにしても、いしのだなつよちゃんの元気は良かった。期待大です。

最後に楽しめたステージが出来たと思います。ニッポン放送の関係各位、ライブに携わった各スタッフの方々に感謝します。また宜しくお願い致します。

出演者です。(敬称略)

     ゆず、ビビる、aiko、ジャンヌダルク、西川貴教、いしのだなつよ、ポルノグラフィティ

     Dope HEADz、ココリコ、shame、加藤晴彦、ガレッジセール、SILVA、夏一番、福山雅治

   司会 玉川美沙、荘口彰久