原田知世 Blue Orange Tour


原田知世 Blue Orange Tour が赤坂ブリッツで終わった。今回はスウェーデンから念願のサポートメンバーを呼んでの希望が叶ったツアーになった。スウェーデンのフリーホイールとモペッツの二つバンドに森岡 純の日本人コーラスを足した8人と知世ちゃんの編成でのツアーだった。バンドリハーサルをスウェーデンでやって来るとの事で、日本でのリハーサル日程は少なかった。おまけに始めはキーボードとギターとベースの三人とコーラスだけ。ドラムはダットでリハーサルを始めたのだ。前回のアコースティックを彷彿させる編成でのリハーサルは、非常に感じのいいものだった。彼女の歌が良く聞えるからだ。最近、彼女は非常に歌が上手くなったと思う。




そして何日か遅れてドラムとホーンズがやって来た。途端に賑やかになったリハーサルスタジオ。異国文化の話題に花が咲く。非常に真面目なメンバーで然してトラブルも無く順調にリハーサルが進んだ。彼らは宿泊のホテルから電車で来て、夜食は何でも回転寿司に行ってたらしい。白人なので見た目は冷たそうだが、話すと英語なのでコミニケーションも取りやすく久し振りの外人とのツアーだったので色々な面楽しい思い出が作れた。

いつもの彼女のツアーより本数が多かったので色々な場所でライブが出来、そして各地が予想以上に盛り上がった事が嬉しかった。フリーホイールのファンも確かにいたが、ここ何年間の彼女の音楽でのアプローチが良いのだろう。当初、リハーサルでの出来はあまり良くなく心配もしたのだが、回数をこなすうちに良い演奏に成っていった。ただ、日本人の感覚で事を進めたりすると、中々文化の違いからか真意が伝わりづらい面もあった。が、最後の打ち上げでは、必ずもう1度ツアーをしようと約束をした位に理解しあえたと思う。スウェーデンにも行きたいな〜。余談だがあのダーリン(スウェーデンのサッカー選手)とドラムのラスムスは学生の時に一緒にサッカーをやってたとか、、。行く機会があったら紹介してもらおう。

舞台セットは今回赤坂のみにした。当初は別のセットを希望したのだが予算の関係(残念ながら、、)で絞り込んだ。絶対にやりたかったのが銀テープの振り落とし。そして、看板とのバランスを考えての青い布。そして、急遽決まった昨年同様の風船。後半の盛り上がり方は地方でのライブで様子が分かっていたので、後半のメンバー紹介以降畳掛けるようにホリ(白い壁)になり、明るくなり、銀テープと風船で盛り上がった。僕は赤坂のライブが今回では好きなライブだった。

そうそうとても残念な事が。それは大阪での事。酔ったお客がチョコレート入りのプラスチックのケースを投げたことだ。絶対許されない行為だと思う。どうしてそのような発想になるのだろう。物を投げるという。許せないし怖いと思った。やめて欲しいしあってはいけないことだ。

さて、ツアーは非常に良かったと思う。そして赤坂のライブは何らかの形に成ると思う。今からとても楽しみだ。来年はどういう形でライブをやるのでしょうか。もう楽しみになってしまいます。


シンシアって名曲です



良い雰囲気です



銀テープと恒例?になった風船