哀愁のエレキサウンド 〜すべてはここからはじまった〜

今年の6月いっぱいでその歴史に幕を閉じる新宿日清パワーステーションライブで、昨年のベンチャーズナイトの打ち上げで意気投合した、大村憲司氏とDr.kこと徳武弘文氏との「北欧シリーズ」が豪華ゲストを迎えて4月10日に行なわれた。予定終演時間を1時間も上回る白熱のライブだった。

まず、ベンチャーズナイト以来多くのミュージシャンとその関係者の賛同で回を重ねるごとに内容も良くなってると思う。今回は大村憲司氏の呼び掛けにチャーさんが参加してくれたし、高橋幸宏さんもドラムを叩きに来てくれて、アンコールではギターまで弾いてくれた。そして、甲斐よしひろさんは、打ち上げにわざわざ午前0時に戻ってきてくれた。嬉しかったです。メンバーのリハーサルと本番、打ち上げでの笑顔は最高でした。

はっきりいって僕には少しばかり昔の時代の音楽のシャドウズやスプートニクス、かろうじて知ってるベンチャーズ。だが、どこか哀愁のあるギターサウンドは、心の片隅に聞いたことのあるメロディーがあった。そして、ベンチャーズナイトのリハーサルの如くメンバーの来る時間の早いこと早いこと。普通、リハーサル時間が午後1時ならば、メンバーが来て始まる時間は2時近くになるものだが、この一連企画のリハーサルは1時にはメンバーが揃って、リハーサルが始まってた。そして笑顔の多いこと。一緒にいるスタッフも一緒に笑ってる。本当に楽しい時間でした。ついた名前が「模範演奏バンド」。オリジナルよりオリジナルに近いバンド?。

大村憲司さんとは、古くから矢野顕子さんのライブとかで、仕事をさせてもらってました。大好きなギターリストです。ただ、その頃の憲司さんの怖さってたら、、、。まともに会話なんて出来なかったですから。そうそう、1度ニューヨークに一緒に行くことがあって、その時くらいからかな認めて貰ったのは。また、この日の打ち上げ(朝まで)で憲司さんとその頃の話をしながら、懐かしくも誉めていただいたのはやっぱ嬉しかったです。「ジョニーギター」の憲司さんのギター最高でしたヨ!

また、この日あのY.M.Oの名曲「ライディーン」を聞けるとは。なーんかぞくぞくするメロディは、幸宏さんの名曲だと思います。甲斐よしひろさんは、萩原健太さんの「ベンチャーズナイトの衛星放送を見て感動したみたいだよ〜」の一言で交渉して頂いて、参加して貰いました。前日のスタジオでのリハーサルで、自分のリハーサルが終わって帰るときにリクエストした「カレリア」を聞いて感動してました。そして、この日打ち上げに、戻って来てくれた時の嬉しさといったら、、、。感謝です。チャーさんもまた、参加して頂き感謝です。このバンドを喜んでもらいました。

最後に萩原健太さんには、またまた進行司会をして頂き本当に感謝します。その見事な進行と臨機応変な会話には、頭が下がります。1週間前に能地祐子さんにお世話になり、共々感謝です。ギター上手くなってませんか?そして、打ち上げに来ていただいた日清パワーステーションの嶋田さん高橋さん、特に昨年のベストライブに「ベンチャーズナイト」を選んでくれた打ち上げ嫌いな嶋田さんが、朝まで付き合ってくれて嬉しかったです。「この良い企画をここで潰すのは勿体無い。是非どこかで続けたいし協力したい」とおっしゃってくれました。頑張りましょう。本当に多くの方に賛同して貰ってると思います。僕個人としても、企画の段階から打ちあわせて行き、その打ち上げでの笑い話の数々は本当に良い思い出になります。まだまだ、続くであろうこの流れを自分も楽しんで行こうと思います。

出演者です(敬称略)

 模範演奏バンド>大村憲司+Dr.K project。

     Dr.K project=徳武弘文、三浦晃嗣、六川正彦、星川 薫、粟野貢司

 ゲスト>高橋幸宏、甲斐よしひろ、Char、高野 寛、尾崎 孝、

司会進行>萩原健太


哀愁のエレキサウンド演奏曲目

M-1 シャザーム M-2 Foot Tapper  M-3 Dance On  M-4 Atlantis  

M-5 Wonderful Land  M-6 ミスター・モト  M-7 ダイアモンズ  

M-8 ラヴポーションNo.9 M-9 ラナウェイ  M-10 Colorado Song Bird  

M-11 紅の翼  M-12 F.B.I.  M-13 Thunder Birds Theme  M-14 Midnight  

M-15 Man Of Mystery  M-16 霧雨の舗道  M-17 On The Beach  

M-18 Little B  M-19 さすらいのギター M-20 エマの面影  M-21 空の終列車 

M-22 Trambone  M-23 Telstar  M-24 RocketMan  M-25 Nivram  

M-26 Stinglay  M-27 Theme For YoungLovers  M-28 Shindig  

M-29 The Rise And Fall Of FlinGel Bunt  M-30 ベサメムーチョ  M-31 黒い瞳

M-32 春がいっぱい  M-33 Rydeen  M-34 Karelia  M-35 Johnny Guitar  

M-36 二つのギター M-37 Somewhere  M-38 Apache  M-39 Shadoogie

パワステ本番前の恒例の集合写真

緊張の本番のステージ

徳武弘文&高橋幸宏&大村憲司&ピアノコージ