今日の海

〜2006年 10月〜

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October 29,2006 日曜日 晴れ時々曇り

二木島でAD講習でした。

出かける時、霧であたりがぼんやり霞んでいました。

午前中は雨の予報でしたが、この時期の朝の霧は、晴れると言われる通り、

日が昇りだすと晴れて暖かい一日となりました。

ススキの穂がたくさん出て、おみなえしの黄色い花も満開で、

行く途中の道は、まさに秋でした。

現地に到着すると、風もなく、海は波もなく、とても穏やかでした。

絶好のダイビング日和でした。

水深とともに変化する水圧による現象を観察したり、海中に隠された

秘宝を探して、運んだりしました。

今日のお昼ご飯は、麻婆豆腐丼 餃子と野菜の白湯スープ 

拌三絲〜バンサンス〜とマンタ7特製中華メニューでした。

    

休憩中のおやつは、旬の柿でした。

帰りに道路わきで、シカが草や葉っぱをムシャムシャ食べているのを

見かけて、驚きました。車に轢かれないように気を付けて欲しいと思います。


October 21,2006 土曜日 晴れ

熊野 井内浦ビーチに行きました。恒例の海の幸ツアーです。

出発の時刻には、まだあたりは薄暗く、その日のお天気がわかりづらいです。

行く途中の道沿いには、ススキの穂とおみなえしの黄色い花が目立っていました。

コスモスもところどころに咲いていました。

今年の10月は例年よりだいぶ暖かいようで、途中の山の紅葉は

まだ見られません。

現地に到着すると、風はほとんどないのですが、遠く南の海上にある発達

しつつある低気圧の影響か、時折大きな波が打ち寄せていました。

  

エントリーするとすぐにソラスズメダイの群れが出迎えてくれました。

ソラスズメダイの群れは、いたるところに見られます。その中に1匹だけ

シマハギの幼魚が混ざっています。近寄るとすぐに岩の陰に隠れてしまいます。

ユビノウハナガサウミウシが大きくなっていてビックリでした。

ウツボが岩穴から出てきて、全身を見せて泳いでいました。その後また別の岩穴に

入っては出てきて、移動を繰り返していました。トゲアシガニがいたるところで

見られました。イバラカンザシの出し入れも観察しました。

ツマグロハタンポの幼魚の群れ、オヤビッチャの幼魚、カゴカキダイの若魚、

ミツボシクロスズメダイの幼魚、トラウツボ、カマスの群れ、カサゴ、ヨメヒメジ、

トウシマコケギンポ、ヘビギンポ、タカノハダイ、イセエビ、フトユビシャコモドキ、

カザリイソギンチャクエビ、イソギンチャクカクレエビのペアなどが見られました。

今日のお昼ご飯は、海の幸ツアーなので、海の幸満載のスペシャルメニュー。

   

  

イセエビがお一人にまるまる1匹!ブリ、ワラサ、タイ、アオリイカ

などのお刺身、ミョウガ・大葉・青ネギ・ゴマ入りお寿司ご飯、お豆やナッツの

入ったグリーンサラダ〜ゴマドレッシング、石垣島の海人直送のもずくの酢の物、

具だくさんお味噌汁をお腹いっぱい食べました。

    

    

デザートには、柿、休憩中のおやつには、自家製わらび餅とおしるこを頂きました。

ダイビングの後に温かくて甘い物が美味しい季節になりました。

「秋の日はつるべ落とし」と昔から言うように、暗くなるのがとても早くなりました。

帰り、あたりが真っ暗でもう7時頃かと思ったら、まだ5時ちょっと前なので

ビックリしました。


October 17,2006 火曜日 晴れ

越前で、OW講習でした。

道瀬で講習をする予定でしたが、台風18号ソーリックの影響が残っていて、

OW講習に適したコンディションではないので、日本海側に場所を変更して

講習をしました。

ついに日の出の時刻が、6時を過ぎるようになりました。今朝も出発の時は、

まだ薄暗く、上空には三日月がはっきり綺麗に見えました。

日本海側に出ると、青空が広がり、海沿いの道をドライブするのが

気持ち良かったです。遠くはちょっと霞んでいました。

現地に到着すると、風もなく、海は波もなく、とても穏やかでした。

エチゼンクラゲの残骸は、波打ち際にまだ残っていました。

講習中、講習生の背後にエチゼンクラゲが漂ってきて、

講習生は振り返ってビックリしていました。

ソラスズメダイの幼魚が増えていました。

マアジの群れが大きくなってきました。

いつものようにキュウセンがずっと講習生について泳いでいました。

人なつっこいイシダイの幼魚、メジナの幼魚の群れ、ベニツケギンポ、

スズメダイの幼魚の群れ、アオリイカ、ツノクラゲなどが見られました。

今日のお昼ご飯は、エスニックグリーンカレーマンタ7風と温野菜のサラダ

ヨーグルトドレッシングでした。

    

帰り道は傾きかけた太陽が、海面を照らしてキラキラときれいでした。

  


October 14,2006 土曜日 晴れ

越前に出かけました。

太平洋岸は、台風18号ソーリックの影響で、うねりを伴い波が高くなって

ダイビングができない状況なので、穏やかな日本海側に場所を変更しました。

日の出の時刻が遅くなってきているので、出発の時にはまだ薄暗く、

昇ってくる太陽のオレンジ色の端が少しずつ見えてきていました。

岐阜県内の道沿いに、薄いピンクの花(アオイのような花)が咲いている

並木があり、とても綺麗です。

海沿いの道路は、丹後半島がぼんやりと霞んで見えました。

現地に到着すると、雲ひとつない青空が広がって、風もほとんどなく、

海は波もなく、おだやかでした。

  

波打ち際には、エチゼンクラゲの残骸がさらにたくさん打ち寄せていました。

浅いところでは、弱って動けなくなったエチゼンクラゲが多数見られました。

そこにアジ・カワハギ・メジナなどが群がっていました。自然の厳しさが

垣間見られました。元気に浮遊しているエチゼンクラゲも3個体いました。

アオリイカが魚を羽交い絞めして捕まえている瞬間も目撃しました。

またアジ⇔アオリイカのにらみ合いの様子も観察しました。

アジがアオリイカ、アオリイカがアジを食べようと虎視眈々とお互いを

狙って、逃げようとはしません。結果はどうなったのでしょうか?

他には、ソラスズメダイの群れ、スズメダイの幼魚の群れ、アジの群れ、

チャガラの群れ、オハグロベラ、メバル、アナハゼ、カサゴ、ベロなどが

見られました。

お昼ご飯は、ハヤシライス〜マンタ7風、温野菜のサラダでした。

  

休憩中のおやつは、またまた自家製わらび餅でした。

帰りは、晴れた日本海を一望できる露天風呂に貸切でゆっくりと浸かりました。

越前の天然温泉のお湯は、ぬるぬるしている弱アルカリ性です。

湯上りは、お肌シットリつるつるになりました。

 


October 10,2006 火曜日 曇り時々晴れ

道瀬でOW講習でした。

今朝は、綺麗な朝焼けでした。爽やかな澄んだ秋の空気が、今日もどこからか

金木犀の花の香りを運んできていました。

途中の山々のところどころに、赤く色づいた木が見られます。ナナカマドでしょうか?

現地に着くと、風も全くなく、波もなく、海はとても穏やかで、絶好のダイビング

日和でした。気温が25℃を超え、陸上は暑いくらいでした。

  

カマスの群れ、チャガラの群れ、ヨメヒメジの幼魚の群れ、セホシサンカクハゼ、

ミナミホタテウミヘビ、ダイナンウミヘビ、ボラ、ウミタナゴ、クサフグ、

コノハミドリガイ、ムラサキハナギンチャクなどが見られました。

お昼は、ご近所の民宿特製のお弁当とアーサーのスープでした。

海を眺め、ひなたぼっこをしながら、のんびり頂いたお弁当は、美味しく

お腹がいっぱいになりました。

  

10日(火)3時 マリアナ諸島近海で、台風18号ソーリック (ミクロネシアの

言葉で伝統の酋長の称号)が発生しました。発達しながら、西に進んでいます。

また今週末、海は荒れそうです。


October 8,2006 日曜日 晴れ 強風

大型の低気圧の影響で、依然として海は大荒れの状態です。

陸上でも、昨日の最大瞬間風速は、津気象台でも24.7m/s!

今日も北寄りの強い風が吹いています。

また一昨日、昨日と気圧の低い状態が続き、一時は980hPa台を

記録しました。現在もいつもよりやや低めの状態です。

各地の海・山での事故のニュースが報道されています。

そして、ここ鈴鹿では、F1日本グランプリの決勝が行なわれました。

優勝はルノーのアロンソ、引退を表明したM シューマッハは、

エンジントラブルのため、途中リタイアだったそうです。


October 7,2006 土曜日 晴れ 強風

台風16号バビンカのエネルギーを取り込んで、急速に発達した大型の

低気圧の影響で、紀伊半島の海も日本海側もうねりを伴って波が高く

大荒れになっています。

折角の3連休ですが、ダイビングの予定は残念ながら、すべてキャンセルです。

楽しみにして下さっていた皆様、次回をご期待下さいませ。

ここ鈴鹿では、F1日本グランプリの予選が行なわれおり、お店の中にいても

エンジン音がサーキットから聞こえてきます。

鈴鹿でF1が開催されるのは、20回目で、今年が最後。

今年も大勢のF1ファンが、鈴鹿にやってきています。

こんな感じになっています。


October 5,2006 木曜日 雨 

越前で、OW講習でした。

道瀬で講習をする予定でしたが、台風16号バビンカと17号ルンビアの影響で、

波が6mと高くなり、ダイビングができるコンディションではないので、日本海側に

場所を変更して講習しました。朝からあいにくの雨模様で、気温も低めでした。

行く途中の道には、彼岸花にかわり、すすきがたくさん見られるようになりました。

中秋の名月が近いことを思い出させる光景です。

海沿いの道からの景色は、霧に霞んでいました。

弱い南よりの風が時折吹いていましたが、波もなく、海は穏やかでした。

  

波打ち際には、エチゼンクラゲの残骸がたくさん打ち寄せられていました。

  

初めて間近に見たエチゼンクラゲを興味津々に観察しながらのエントリーでした。

弱って動けなくなったエチゼンクラゲが、水底近くに多数見られました。

キュウセンのオスは、今日もずっとついてきて、一緒に泳いで、楽しませてくれました。

ソラスズメダイの群れ、スズメダイの幼魚の群れ、クサフグ、キュウセンのメスの群れ、

アジの群れ、アオリイカ、エチゼンクラゲを食べているカワハギなどが見られました。

午後から風向きが変わって、北よりの風が時折強く吹き、少し波も出てきました。

今日のお昼ご飯は、マンタ7特製の温かいおでん、炊きたてのご飯、

なめこ汁、石垣島の海人直送のモズクの酢の物、野菜チャンプルー、

白菜のジーマミ和えでした。

  

帰りには温泉に寄り、漁火を遠くに眺めながら、ゆったりと温まりました。

湯上りお肌は、今日もつるつるシットリでした。


October 3,2006 火曜日 晴れ時々曇り 

道瀬で、OW講習でした。

出発する時に、どこからともなく金木犀のいい香りが漂ってきました。

朝はかなり涼しく、長袖が手放せなくなりました。

空が高くなって、ウロコ雲が一面に広がる秋を感じさせる空でした。

高い空をトンビが輪をかいて飛んでいて、浜辺には、漁網が広げて

干してありました。のどかな漁港の景色が広がっていました。

風もなく、波もなく、海はとても穏やかでした。

  

背びれの色や柄がとても美しいチャガラの群れ、イシダイの幼魚、タカベ、

ウミタナゴ、セホシサンカクハゼ、コバンヒメジの幼魚、キュウセン、

クサフグ、ムラサキハナギンチャク、ヨツアナカシパンなどが見られました。

2本目の後半から、水中でわずかなうねりが感じられました。すでに

台風16号バビンカの影響* が出ている模様です。

お昼ご飯は、ご近所の民宿特製のお弁当とアーサーのスープでした。

のどかな漁港の光景を楽しみながら、ゆっくりお昼ご飯を頂きました。

  

* この日、9時にグアムの西で、台風16号バビンカ(マカオの言葉で

プリンの意味)が発生し、ゆっくり北上しています。

うねりを伴って波が高くなることが予想されます。

さらに21時に南鳥島近海の熱帯低気圧が台風17号ルンビア

(マレーシア語でサゴヤシの意味)が発生し、ゆっくり北上しています。

2つの台風が影響しあうと複雑な動きになるので、今後の動きから

目が離せません。


October 1,2006 日曜日 雨 

熊野・井内浦で、リフレッシュ講習でした。

10月に入って、朝の出発する時の気温もだいぶ下がってきました。

今にも降りだしそうな空模様でしたが、ついに途中から雨が降り出してしまいました。

山は霧に包まれていて、水墨画の世界のようでした。

エントリーする頃には、雨は本降りになっていました。

時折、北よりの風が吹き、海にはやや波がありました。

水温が徐々に下がってきています。

陸上でも水中でもドライスーツが快適なシーズンになりました。

ソラスズメダイの群れが至るところに見られ、その群れの中に1匹だけ

シマハギの幼魚が混ざっていました。チョウチョウウオ、イタチウオ、

ツマグロハタンポの成魚と幼魚の群れ、カマスの群れ、ボラ、

イセエビ、アオリイカの群れ、サンゴイソギンチャクの中にいた8mm位の

イソギンチャクカクレエビなどが見られました。

数年ぶりにダイビングを楽しんで頂く事ができました。

帰る頃には、かなり波が高くなってきていました。

急に涼しくなった今日のお昼ご飯は、マンタ7特製の温かいおでんと

お弁当、庄内麩とワカメのお味噌汁でした。

休憩中のおやつは、今日もまたまた自家製わらび餅でした。