PalmTopこれだけはとりあえず必要かな(ハード編)


これだけは必要?

HP200LXでモバイルコンピューティングを楽しむ場合、これぐらいの投資は必要になるでしょう。

HP200LX本体
当然のことと言えますが、これがなくては何も始まりません。 しかし、HP200LXはよく改造されているので、一口にHP200LXと言っても 様々です。後ろの1MB/2MB/4MBは、内蔵メモリ容量を示しています。
なお、改造済みのものはメーカー保証が効きませんから、 注意が必要です。
無改造1MB
1MBでは、日本語表示をさせ、さらに様々なアプリケーションを使うには厳しいものがあります。
無改造2MB
普通にパソコンショップから購入出来たものです。 しかしながら、日本語表示などをするにはやや力不足の感があります。
倍速化2MB
秋葉原のPS plaza 若松では、最初からこのセットを販売していました。 また、既に200LXを持っているユーザには、クリスタルのみの販売 (自分で取り付けることになります)や、取り付けの依頼をすること も出来ました。倍速化は日本語表示を含め、処理全体を快適にしますが、その反面、表示が乱れるのを防ぐソフト(ドライバ)の使用が必須であったり、電池の減りが早くなるというデメリットもあります。
倍速化6MB
同じく秋葉原のPS plaza 若松で扱っていました。 クリスタル同様、メモリや取り付けのサービスを行っていました。これだけメモリがあると、フラッシュメモリがなくても余裕で日本語環境を構築することが出来ます。ちなみに、1MB機にメモリ増設をすると5MB機となります。
無改造4MB
普通にパソコンショップから購入出来たものです。 フラッシュメモリを使わずとも余裕で日本語表示をさせることが出来るというメリットがあります。
フラッシュメモリ
PCMCIA TYPE-IIで使うことが出来る外部記憶装置です。デジタルカメラなどの普及により、当時より安価で大容量のものが利用できるようになりました。PCMCIA TYPE-II に変換するアダプタを介して、ATA Flash として認識できるデバイスであれば、共用できると思われます。
後述する「日本語化キット」がプリインストールされた製品も出ていましたので、こちらを買った方が有利な場合もありました。
EPSON: FLASH PACKER
LXerには一般的なフラッシュメモリでした。
EPSON: FLASH PACKER + 日本語化キット
後述する日本語化キットがインストールされたモデルです。 買ったその場でセットアップを済ませることが出来ました。
EPSON: FLASH PACKER mini
CF タイプの FLASH PACKER です。当時としては珍しかったのですが、今となっては PCMCIA TYPE-II のサイズのフラッシュメモリはまずありません。
コンボカード
フラッシュメモリとモデムが一緒になったカード。 両方の機能の制御には専用のドライバが必要になります。 私のおすすめは、EPSONの FLASH STREAMです。ターゲットが100LX/200LXということもあり、 安心して使うことが出来ました。
シリアルケーブル
200LXは単体で使うことは少なく、他のコンピュータと接続して使うことがほとんどだと思います。PC/AT互換機の場合はF1015A(100LX/200LX ⇔ PC/AT互換機クロスケーブル)、Macの場合はF1016A、(100LX/200LX ⇔ Macintoshクロスケーブル)、PC-98の場合はF1015AとF1023A(変換コネクタキット)を組み合わせてクロス接続します。
フラッシュメモリを読み出せるパソコン(LXerは「母艦」と呼びます)を他に持っている場合は、ケーブルを使わずにカード経由で、直接データのやりとりが出来ます。今は USB 経由で簡単にフラッシュメモリの読み書きをするアダプタがあるので、それを使うのがてっとり早いでしょう。

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