芸能生活35周年記念公演 松平健
「座頭市」




御園座
2009.1月2日(金)〜28日(水)




勝 新太郎 代表作「座頭市」、
豪華キャストにて待望の舞台化!!






- あらすじ -




江戸は天保年間……。

常陸笠間藩の笠間城下から数里、
門毛村は幕臣旗本榊原家の知行地である……。

土地は痩せているものの、村が豊かで人心穏やかなのは、
榊原家の知行が緩やかなせいもあるが、
村外れに聳える雨巻村から産出する
御影石の収益に負う所が大きい……。

御影石の採掘権は笠間周辺が天領だった昔から、
山麓の百姓達の「勝手次第」という決まり、
男たちは農閑期には山の石切場の仕事場に
従事し収入を得て来たのである……。

その門毛村に不穏な風が吹き始めたのは一年前のこと……。

御影石の採掘権を百姓達から
奪おうとする石材商大槌屋が、
村人を篭絡する手段として賭場を開いたのである。

長閑だった村を賭博が横行するようになり、
博奕が人心を荒廃させて行った。

が、一方には村の将来を憂えて採掘権を
守ろうとする若者たちもいた。

石切場へ立て籠もるという若者たちの行動は、
村を採掘権譲渡派と反対派に二分、
その対立は日を追うごとに深まるばかりであった……。

あくまでも採掘権の奪取に執念を燃やす大槌屋は、
笠間藩家老を後盾に若者たちの殲滅を画策する。

江戸の剣客平田御幸が村へやって来たのは
用心棒として大槌屋に雇われた為である。

同じく女壺振りおれいも賭場を賑わす為に雇われて来る……。

そして座頭市が門毛村へやって来た理由は……

座頭市が見えない目の奥に
ただ一人思い描くことができる女の顔……

その女がこの村に住んでいたからである……。

門毛村では座頭市を巻き込んで、
美しくも壮絶なクライマックスを迎えようとしていた……。




→STORY←









STAFF
CAST
原作 子母澤 寛 座頭市 松平 健
脚本 堀越 真 おきん 中村玉緒
演出 水谷幹夫 おれい 若村麻由美
演出捕 北村文典 海老原惣右衛門 近藤洋介
美術 石井みつる 瓢助 園田裕久
音楽 甲斐正人 惣平 西川鯉之亟 
照明 塚本 悟 岩吉 鴈 龍太郎
効果 小寺 仁 平田御幸 山口馬木也
殺陣 谷 明憲
振付 三浦 亨
メイク指導 青木満寿子
舞台監督 水戸部雅史
演出部 瀬尾健児
湯木善博
相川裕美子
プロデューサー 谷本公成
池戸将文




- 株式会社 御園座 提供 -