新橋演舞場10月公演
　第126回直木賞受賞作
「あかね空」




新橋演舞場
2004.10/3（日）〜27（水）




深川の人情と家族愛。
無くしてしまった"心"に出会えます。



江戸中期。

京の老舗豆腐屋で修業を積んだ英吉（赤井英和）は、
江戸深川に豆腐屋の店を出した。

京風の柔らかい絹ごし豆腐は、
木綿豆腐になれている江戸の人々になかなか受け入れられなかった。

しかし同じ長屋に住む桶職人の娘おふみ（十朱幸代）の助けもあり、
商売も徐々に軌道に乗るようになった。

祝言を挙げた英吉とおふみは、
考案した茶碗豆腐が縁で、
料亭江戸屋の女将秀弥（八千草薫）と近づきになった。

秀弥はその後も英吉一家を温かく見守るのだった。

二男一女に恵まれた英吉夫婦だったが、
なぜかおふみは長男の栄太郎ばかりを溺愛するようになる。

さらに英吉がおふみの反対を押し切って栄太郎を奉公に出したことから、
夫婦の仲は冷え込んでいってしまった・・・。




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