製作=小川企画 配給=東宝
1993.10.09
115分 カラー ビスタビジョンサイズ



 



江戸時代、京都の裏長屋に育った子供達は十歳になると早くも、
世の中へ送り出されていった。

そして七年後、大事件が起きた。
千代は父と後妻の手で島原の遊廓へ売られようとしていた。

兄の富士太は怒りのあまり両親を殺してしまい、
自らは処刑される。

千代は錦小路の魚屋のおかみと
その息子・信之助のもとに引き取られた。

貧困のあまり、今度は扇絵師の娘、
貴和が島原へ売られたという。

千代は相愛の仲である宗吉、彌市と
共に貴和を救い出そうとする。

宗吉の師、奉行所同心はそんな彼らを見守っていたが、
やがて話は意外な展開を見せてゆく。



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虹の橋(1993)-goo映画






STAFF
CAST
製作 小川安三 千代 和久井映見
エグゼクティブ・プロデューサー 吉田稔 宗吉 渡部篤郎
貴和 水野真紀
プロデューサー 小滝祥平 彌市 大森嘉之
藤田義則 きく 渋谷琴乃
監督 松山善三 富士夫 高嶋政伸
助監督 森谷晁育 忠七 長塚京三
脚本 松山善三 さだ 浅利香津代
原作 澤田ふじ子 勘助 川谷拓三
撮影 斎藤孝雄 秋篠美帆
音楽 甲斐正人 九兵衛 村井国夫
録音 橋本文雄 佳那晃子
照明 佐野武治 彦十 乃生佳之
編集 川島章正 信之助 佐野史郎
製作協力 デスティニー 磯七 平田満
式部 山本學
伊勢 星由里子
庄兵衛 田中邦衛
長左衛門 北大路欣也
糸栄 池内淳子



みのすけ感想語録

『虹の橋』の中でどうしても忘れられない場面がある。
突然の雷雨で、大勢の人々が軒下に逃げ込み、次々と傘をさしてあらわれ、通りが傘で一杯になるシーンがあるのですが、このシーンがとても綺麗なんです。
(キレイ過ぎて涙が出てくるんですよね。)

下町に住む長屋の人たちのパワーが凄い!
人間らしさを描く、松山作品です。
ただ、この人間らしさが複雑な気持ちになったりもします。

みのすけは何度も見返しては大泣きの作品でした。