アップル世間噺
SOTEC G780DWメゲル

ことのはじまり
2003年3月4日、店長は正午少し前に出勤。いつものように店を開け、レンタルシステムを立ち上げ、レジ周りのハタキがけを始めました。
レジ周りのほこりを空中に飛ばしたあと、こんどは店内のほこりを満遍なく空中に舞い上げるためビデオ棚のはたきがけにとりかかりました。アップルの店は壷のように、狭い入口しかなく空気が裏口に抜けるということがないので外から進入してくる土ぼこりは何処にも出て行かないので溜まるばっかりなのでした。
女性の会員さんごめんなさい。レジにウエット・ペーパータオル用意あります。

ひと通り掃除と準備をおえた午後1時、SOTEC・G780DWの電源を入れメールのチェックにとりかかりました。いつもよりブーンという振動音が大きいとは思いましたが気にしてもしょうがないので、そのまま15分ほどメールに目を通して、こんどは雑巾がけのため、流しに雑巾をゆすぎにいきました。絞った雑巾を持って戻りますと画面が真っ暗になっておりますのでモニタの電源を切るスクリンセーバーにいつの間にか設定されちゃったのかなと思いマウスを動かすも反応なし、キーボードを動かしても反応なし、このへんでチョットびびってきましたが、先ほどまで聞こえておりましたブーンという振動音が聞こえないのに気が付くと大いにびびるのでした。

PCのスィッチを入れなおしてもモニタの画面は黒いまま。数回やっても同じなので諦めました。ブーンといっていたからハードディスクが逝ってしまったか。するとデータが全部パーになってしまった。困るけれどしょうがない。ヒトにはバックアップは大事なことだと言いながら、自分は暫らくやっていなかった。もうほんとにしょうがない。

本体を取り出して横蓋を開けてみるとCPU FANが完全に外れていました。よく見ると、マザーボードのFAN取付部の一方のツメが折れてなくなっていました。Athlon800プロセッサはサンダーバード・コアの世代のCPUで発熱温度が高いので有名でした。自作のヒトがうっかりFANの電源コードを接続しわすれて本体の電源を入れると、一瞬のうちに“焼き鳥”になると雑誌の記事でも読んだことがあります。
今回もFANが外れてふっ飛んだ直後に昇天されたことでしょう。合掌。
つづく



「件名」は具体的に

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