G.I.グルジェフ

G.I.グルジェフの世界
 純粋に,この人物に関する素直な紹介を読むには,正統派ホームページへ飛んで, じっくりと読んでみることをお勧めする….ともかく,ここは,独善的な世界であり 信頼には値しない….正統派グルジェフホームページ入口              俺様が,index.htmで始まる自らのホームページで展開している内容は, 基本的,内面的に,何処かでグルジェフと言う人物に繋がるものがある.すべては, 彼の影響から生まれた世界だとも言える….                    このG.I.グルジェフと言う人物の説いた世界を,彼の言葉をそっくりそのまま 使って説明するのではなく,その言葉に因って,俺様が自分自身の中で,どのように 反映しているのか? その結果を展開している.                  従って,本来の彼自身が説いた世界とは,あるいは何の繋がりもないかも知れぬ. 本来,偉大な真理は,人の心の中で,まさしくプログラムとして始動して,必然的な 探究への道に進ませるものなのだ.                        古来より,様々な宗教的,哲学的な教えはあるが,それに触れた多くの者は,ただ 言葉を丸飲みにするだけで応用がなされない.この世界を好む人間は腐るほど居ても 古代の偉人の用語を使って悦に入っているだけに過ぎない.             実際,彼らの行動の多くは,極めて幼稚であり,時には,平凡な人間以下である. それでも,彼らは,それをもっともらしく哲学的・宗教的に説明しようとはするが, 現実には,幼児の戯言の域を出ない….                      例えば,俺様は,特定の人間に関心を持って,その教えを求めようとか,そういう 心境にはなったことがない.俺様が,この人物について関心を持ったのは,十年以上 昔のことである.                               『注目すべき人々との出会い』この月並みなタイトルの本を読んだことがきっかけで 多くの書籍に接する結果になった.正直なところ,俺様が,何故に,こんな本を手に 取り,そして読んだのか? 謎である.                      例えば,名前も知らない人間が,誰と出会って何を感じようが,大きなお世話で, 実際,登場する人物が特別に名前を知られた人間という訳でもない.本当につまらぬ 話のようにしか思えない….                           そんなつまらぬことに,俺様ともあろうものが,何故か,関心を持ってしまった. これは,それだけ必然的な出会いであったのかも知れぬ….そういう本を手に取って 開くこと自体が俺様らしからぬ行動であるのだ.                  自分という人間がいかなる存在であるのか? 今,何故ここにいるのか? 俺様は 中学生時代から,そういう疑問を持ち続けていた.疑問は,解けぬままに,どんどん 歳をとってきた.疑問は未だに解けぬままである.                 そんな俺様自身の内面世界と,本の内容には見事な一致点があった.そんな必然が 俺様に,この本を取らせたのだろうか? ともかく,俺様は,この本をきっかけに, 彼に関する書籍を読むようになった.                       人間は,基本的に眠れる存在であり,覚醒に至るためには,自然の成長には,期待 出来ず,ある種の(意図的)ショックが必要である−−結局,人間は,自分の正体を 知ることもないままに一生を終わって行く….                   古代より,様々な教典が,人間に『目覚めよ』と訴えかけるが,人は,その意味を 考えることもなく『バカ言うんじゃない! 俺様は起きている!』と,せせら笑う. だが,今,ここは夢の世界なのである?                      人間は,自分が生まれ落ちたその世界が,唯一絶対の自分の世界なのだと信じて, そこから先の世界を考えることもない.『胎生』で生まれてしまった悲劇と言える. 基本的に高等生物は,地上で更に生まれ変わる?                  地上に生まれ落ちた卵は,更に,自分の周囲の殻を自力で破って,外の空間へと, 飛び出さねばならぬ.自分で殻が破れぬものは,そのまゝ死んでしまうのだ.人は, 犬猫と同じように殻を破ることなく死に果てる?                  人間は,生まれ落ちてから,未だ一度として,自分が未だ卵の殻の中にいることを 自覚したことはない.我々が,ここから更に目覚められるとしたら,それは,どんな 世界なのか? 第3・第4の意識とは何か?                    今,目覚めていると信じている意識の上に,更に二つの意識を持つ可能性を秘めた 人間であるという.ただ,それは予め用意されたものではなく,自ら獲得せねば何も みいだすことが出来ぬ世界であるとも….                     卵の殻を自ら破って外に出るひよこの知恵がなければ,人間は,遂に目覚めぬまま 死に果てることになる.ともかく,漠然とながら,人間にはまだまだ,隠された何か 大きな変革への可能性が潜んでいる感触だけは感じる.** 悪魔 **     

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