99年8〜10月の私淑言

 

1999. 10. 29 Yonda?くん携帯ストラップ♪

会社の先輩に、新潮社の『Yonda?くん携帯ストラップ』を頂いた(^o^)。
3本申し込んだそうで、1本はご自分で、もう1本はまた別の先輩がゲットして、残りの1本を私がもらったのだ♪ もう1人「欲しい〜」という先輩がいたのだけれど、私の方が立候補がちょっとだけ早かったので、早いもの勝ちでめでたくゲット(^^)。
というわけで、今私のPHSでは、開いた本にしがみついた『Yonda?』パンダが揺れている。
ありがとう、先輩っ♪

でもね・・・でも。
今ここで書くことでもないとは思うんですが。でも。
お願いだから、私の愛する楽俊(注)を、ネズミ男と呼ぶのは、
やめてぇえええ〜〜〜〜っっ!(涙)

(注・from 『十二国記シリーズ』by 小野不由美 講談社ホワイトハート文庫)

 


1999. 10. 24

買い物ついでに本屋に寄った。
店内にはごく普通の、ヒットソングの有線放送が流れていた。
と。いきなりそれが曲の途中でプツッと切れたのだ。
続いて流れてきたのは……
(け、競馬中継っ!?)
時計を見れば午後3時半。となれば、目的は。
(……秋華賞、か?)
おそらくは、店の従業員が競馬ファンなのだろうが(いや、気付く私も私かもしれないんだが……って、買ってないですからねっ、馬券!・笑)、それにしても。
本屋と、競馬中継。
なんともミスマッチな取り合わせだった。
面白すぎるぞ、雄○堂(笑)。

 


1999. 10. 19

親が送ってくれた食料(地元の魚介類とか果物とか♪)が、日曜日に届いた。
中にトコブシ(地元の言葉ではナガレコと呼ぶ)が10ほど入っていたので、冷蔵庫に入りきらないこともあり、煮付けて会社に持って行くことに。
ざっと洗ったトコブシを、薄切り生姜を数枚散らしたお湯でざっと茹でこぼしてから、酒、みりん、砂糖、醤油で濃いめに味付けして煮ること15分、そのまま冷ましてタッパーに移し替え、煮汁につけこんで翌朝会社に持参。
就業時間を過ぎてから厚めにスライスして出したらなかなか好評で、思わずガッツポーズを作ってしまった(笑)のだが。
一人のチーフがにっこり笑って
「いい主婦になるよ〜」
主婦になる気のない私がすかさず「主婦になる気、ないんですけど、私」と返したら、当のチーフは不思議そうな顔をする。
「なんで? 淋しくない?」
『結婚しない=淋しい』という世間一般のこの図式が私にはどうにも理解できないのだが、ここでそれを言ってもしょうがないので戦法を変えることにした。
「でもチーフ。私が結婚したら、会社にこんなもの持ってこなくなりますよ、きっと」
チーフはあっさり「そうか! そりゃ困る」(笑)。
納得してくれてありがとう、チーフ(笑)。

 


1999. 10. 13.

ちょっと堅い話になるが。
パキスタンでクーデターが発生して首相が解任され、軍部が実権を握ってしまったらしい。
このニュースを聞いて、私は……ゾッとした。
核兵器の保有を宣言している国でのクーデター騒ぎは、91年の旧ソ連に次いで2度目だそうだ。でも私は、旧ソ連の時は「うわっちゃ〜」と思いはしても、ゾッとまではしなかった。
この違いはどこから来るのか?
答えは簡単である。
旧ソビエト連邦の首脳陣は -- 勿論クーデターを起こした陣営の人達も、核兵器の怖さというものを、多分知っていた。あの当時、ソ連が核を持ち出すような状況にもなかった。
翻って、パキスタン。
隣国に張り合って核実験をやった国である。インドとの紛争が再燃したら……使いかねない、と思えてしまうのだ。
それにしても。
核を使いたがる人達って、絶対忘れてるか、故意に考えないようにしてるよな。
核兵器って、『敵をやっつけるモノ』じゃなくて『地球を壊すモノ』だってこと。

 

同じ時間帯の関東版ニュースで、またどこかの駅で通り魔的な事件があったと告げていた。
ホームで電車を待っていたら、いきなり殴られたのだそうだ。
犯人曰く
「肩が当たったので、腹が立って、持っていた金槌で殴った」
……殴るなよ、そのくらいで。いやそれ以前に、持ち歩くなよ、金槌なんかっ!(^^;;;)

 

それにしても危険な世の中だ……。

 


1999. 10. 6. 約束は果たした。

十六夜茶寮開店当時からず〜〜〜っと「そのうちアップします」のままほったらかしにしていた『アムステルダム出張報告』を、やっとアップロードした。
開店当時あまりにコンテンツが少なかったので、『これでもアップロードして中身を水増ししとこうか』などという甚だ不届きな考えから「そのうち……」などと書いたものの、出張直後に書いたモノだから、どうしても時期的に修正したいところが山ほどある。
だが、キリ番記念の締め切りに追われまくりだった私にはその暇がなく、ぢつは、
(こっそり『狐作物語集』のインデックスから削除してばっくれようか……)
などと思ってもいたのである(←おい)。
が、同じ会社の友人から「待ってるから、早くしてね♪」とにっこり笑顔で言われてしまい、逃げるに逃げられなくなってしまった(^^;)。

というワケで、H様。
あれがアップロード出来たのはあなたのお陰です。
『10月6日未明アップ』の約束は果たしたぞ!(笑)

 


1999. 10. 4. 続・Kiwiの悲劇(笑)

エラーを起こしてアクセス不能になっていたKiwiさんのHP専用サーバー、3日午後9時半にやっと復旧。連絡のあったとおり、アップロードしてあった十六夜茶寮のデータも、サーバーと共に吹き飛んでいた(^^;)。
『多事拾遺掲示板』は元から「書き捨て御免」だったのでログの保存はしてなかったのだが、『推挙殿』の方もしばらくログの保存をサボっていたので、復旧はしたものの、多分、とりこぼしがあるんだろうなぁ・・・。

教訓:『ログの保存は頻繁に』(←当たり前だって・--;;;)

 


1999. 10. 2. Kiwiの悲劇。

このサイトを置いてあるKiwiさんのHP専用サーバーが吹っ飛んだ。

10月3日午前4時現在、まだ復旧の連絡は来ない。原因も不明。
『現在、スタッフ総動員で復旧作業中ですが、障害の内容が非常に深刻なため、全てのホームページの内容をクリア(消去)せざるを得ない可能性が非常に高まっております。』とのこと。
普段、Kiwiさんはトラブルへの対処が非常に迅速&コトのあらましの説明が丁寧であるだけに、何があったのか知るのが余計に怖い(^^;;;)。

 

いきなりですが。
先日iMacの『そっくりさん』e-Oneを売り出して訴えられ、裁判で破れたSo-tec、今度はスタイルは同じまま色だけ『シルバー』にして出すらしい。
個人的に、色変えりゃーいいってもんじゃないと思うんですが。
いや、それ以前に、iMacが売れてるからって、外見まるで同じモノを、『パソコンはこうでなくっちゃね』なんて言いながら自社の『新製品』として売り出すなんて、そこらでブランドモノの偽物を売って検挙されてる連中と精神的スタンス変わらんと思うのですが。
もっと以前に、尊敬に値する模倣技術をお持ちの方々を別にして、『人の真似しちゃいけません』てのは世間一般の常識だと思うんですが。
ワタクシ、暴言吐いてますか?

 


1999. 9. 30. 『ニガヨモギ』の教訓

『私淑言』を作る時、「重い話は避けよう」と思っていた。今でもそれは変わっていないのだけれど。書きたいことが……書いておきたいことが、起こってしまったので。重い話は嫌だ、という方は、どうぞ読み飛ばして下さい。所詮、化け狐の『私淑言』ですから。

 

また、放射能漏れ事故が起こってしまった。今度は東海村。
原発ではなく、核燃料を作る施設での事故だそうだ。
原因、というのが腹が立つ。本来2.4kgのウランしか入れてはいけないところに、16kgものウランを入れてしまったのだとか。
あれだけ『安全』を主張した挙げ句に各地で原発事故を繰り返し、その度に糾弾を受け続けて、なお、この事故である。
今更電気のない生活に戻れないことは判っている。その、必要な電力を供給するために、原子力発電所が大きな役割を果たしていることも、判っている。それでも……。
ヒロシマ・ナガサキで、そしてチェルノブイリで、放射能がどれだけ恐ろしいモノか、嫌と言うほど思い知らされているはずである。教訓は、どこへいったのだろう?
放射性物質は、もとより人間の(少なくとも、現在の)手には余るシロモノである。100%の安全などない。
だからこそ、『限りなく100%に近づける努力』を怠らないで欲しい、と願ってやまないのだが……。
実際に原発に関わる人達から見れば、それは、『部外者がほざく、勝手なこと』でしかないのだろうか。
今はただ、被害が可能な限り小さくなるよう、祈って止まない。

 


1999. 9. 22. 私を野球に連れてって。

会社の先輩達と4人で、東京ドームにプロ野球ナイトゲームを見に行った。

事の起こりは22日の朝。同じ部署の先輩が、私に訊いた。「野球、見に行かない?」
何事かと思ったら、どうやらチケットが1枚余分にあるらしい。
「阪神巨人戦1塁側外野1階指定席」「行きます!」・・・即答だった(笑)。

で、仕事でちょっと遅くなって、東京ドームに着いたのが7時過ぎ。
松井くんのホームランは見逃したが、清水さんのホームラン2本はちゃんと見たし、投げる槇原さんも桑田さんも見たし(リリーフで登場したのだ♪)、何より雰囲気が楽しいしで、「ホント、行って良かった♪」としみじみ思ったのであった。(ちなみに試合結果は、3対2で巨人の勝ちだった)

だが、『もっと面白いこと』が試合終了後に待ち受けていた。
試合が終わって、ほとんどの人が帰り支度を始めた時、私達の後方で、応援団の人がいきなり歌い始めた。更に、周りの人達までが、それに合わせて声を張り上げ始める。
どうやら、巨人の選手の応援歌であるらしい。何が凄いって、一人一人ちゃんと歌詞が違うこと。松井くんだったらサビが「見たいぞホームラン!」で、かけ声が「ホームラン! ホームラン! ま・つ・い!」、清原くんだったらかけ声が「き・よ・は・ら!」だったりするのだ。それも、選手の数だけちゃんとあって、その日のスタメン選手の歌詞を組み合わせて歌うらしい。
思わず4人で顔を見合わせて呟いた。「すげー・・・」
他にも、バック転するジャビットくんたち(2人いた。しかも片方は、バック転にひねりまで加えてくれた)などなど、見物がいっぱい。うっかりすると試合よりこっちの方が楽しかったりして(笑)。

いつまでも見ているわけにもいかないので、途中でドームを後にしたが、彼等の熱狂はいつまで続いたのだろうか、謎である。

そして最後にやっぱりひとこと。「あ〜〜、楽しかった!」

 


1999. 9. 18. Star Wars・Episode 1・Phantom Menace

この夏から話題の『スターウォーズ・エピソード1・ファントムメナス』。
大学時代の友人と4人で、やっと、見た(^^)。
感想は、なにはさておき、「面白かった!」
ライトセイバーでの戦いもスピード感があったし、ストーリーもエンターテイメントしていたし。これから続く2作への序章として、そしてエピソード4〜6へ続く序章としても、伏線とか色々あって、少なくとも私達は、楽しませてもらった。
既存のエピソード4〜6を知らない人でも十分楽しめるのではないかと思う。実際既存の3作を見ていない人の感想を聞いたわけではないから自信はないけれど。

映画を見終わって、次なる目当ては『夕食』。
先日リオハさんに教えていただいた台湾料理屋に足を向ける。
そこでも話題はやはり見終わったばかりの『ファントムメナス』。シーンの確認や、伏線、今後の展開の推理に花が咲く。曰く、
「帝国の皇帝には誰がなるのか」「ダース・モール達は何者なのか」「ヨーダはいつ隠居するのか」「ルークを育てた『叔父さん』は誰なのか」「C−3POはいつ家事手伝いドロイドから通訳ドロイドに格上げされるのか」「C−3POとR2D2はいつから相棒になるのか」挙げ句の果てには「アナキンはいつからハゲたのか」(^^;;;)。
複線いっぱい、謎いっぱいのスターウォーズ。これから先が楽しみである。
エピソード4〜6も、また見たくなってしまった。

 

主がサボってずいぶん長い間(ほぼ2ヶ月だ・^^;)更新してなかった『私淑言』。
これからはなるべく頻繁に書いてゆこう、とは思うのですが、さてどうなることやら?

 


 

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