2011年8月の私淑言

 


2011. 8. 20 その2 58KTオンリー中止

Offline Informationにも記載しましたが、5月8日から10月30日に延期開催予定だった58KTオンリー『Be There V』は、諸般の事情により開催中止となりましたので、ここでもお知らせしておきます。

 


2011. 8. 20 その1 八月花形歌舞伎

新橋演舞場にて、八月花形歌舞伎の第二幕『東雲烏恋真似琴(あけがらすこいのまねごと)』『夏魂まつり』を観劇。
『東雲烏恋真似琴(あけがらすこいのまねごと)』は、G2作、演出の新作歌舞伎で、橋之助さん、獅童さん、勘太郎さん、七之助さんに福助さん、さらに『夏魂まつり』では芝翫さん、橋之助さん、福助さん、国生さん、宜生さんという豪華な顔触れに誘われてチケットを取ったものだ。

『東雲烏恋真似琴』は、ものすごくまとめた言い方をすれば「この人形が俺の嫁」。
橋之助さん演じる新左衛門はひたすらに一途なのだが、その一途さが危うく、また傍目には哀しく滑稽で、兄を思う新左衛門の弟・秋之丞(勘太郎さん)、新左衛門に惚れているお若(七之助さん)がひたすら健気なのが哀れ。
結果、「この人形が俺の嫁」なことになってしまうのだけれども。
それ、アナタが惚れた小夜さんとは完全に別モノだと思うのだが、ホントにいいのか新左衛門!?
ラストでは「お若ちゃん、あんなの早く忘れて幸せになりなさい!」と願ってしまった(苦笑)。
『夏魂まつり』の方は、親、子、孫の三代5人で京都の夏を華やかかつしっとりと見せる踊り。
橋之助さんの女形は珍しいそうで、いろんな意味で良い演目であった。

 


2011. 8. 7

久々にビストロSEEDの愛さんが上京なさるというので、お誘いいただき新橋に参集。
愛さんを入れて総勢8名。
愛さんにお会いするのは、私は1年以上ぶりなのだけれど、ドMっぷりは相変わらず健在であった。
なんでも地元では周囲のみなさん遠慮して(?)いじってくれないので、若干ストレスが溜まり気味なのだそうで。
それにしたって、いじられてツッコミ入れられて出て来る言葉が
「ああっ、この感じ、ホントに久しぶり! 幸せ!!」
って、どうなんですかマダム(笑)。

喋って笑って食べて飲んで約4時間。
本当に楽しかったのでまた来てくださいマダム!

 


2011. 8. 6

いろいろと考えることの多い、66回目の広島原爆の日。

8月第1週の週末なので、例年ならばこの土日はそこかしこで大輪の打ち上げ花火が上がるのだけれど、今年は大震災の被災地への遠慮や警備の問題など様々あって、軒並み中止になっている。
かろうじて神宮の花火大会は開催されるようだが、他はかなりの数が開催取り止め。
若干残念な気がしないでもない。

他方、被災地で花火大会を敢えて開催しようという動きもあるのだ。
LIGHT UP NIPPON。
寄付を募っての開催なので、私もヒトクチ乗ってみた。
岩手、宮城、福島の3県10ケ所で、8月11日の夜、追悼と復興の花火が上がる。

 


 

 

今月の『私淑言』へ  『おしながき』に戻る