2011年4月の私淑言

 


2011. 4. 13

あれから1ヶ月が過ぎた。
被害が大き過ぎて、そしてその被害をもたらした最大の要因が『津波』であるせいで、被害の全容はいまだに判らない。
福島原発も長期戦の様相で、いまだ避難所暮しを余儀無くされている方々は15万を超える。
そんな中で、7日からこちら、また大きな余震が相次いで、被害を拡大させている。
本震が巨大すぎるために、M7クラスの余震は、今後1年近くは引き続き発生するだろう、とのこと。
震度6強など、それだけで『大地震』の範疇なのに、それすら『余震』になってしまう、事態の異様さを思う。

せめて1つでも、大きな余震が減るように。
1日でも早く、原発事故が収束に向かうように。
そして1日でも早く、被災された方々がある程度落ち着いた生活を送れるように。

 


2011. 4. 9

Kallenさんがふと呟いた「上野に焼き小籠包の店が出来てるらしい」に思わず乗って、「どうせなら花見を」と誘い、さらには紺さんと刹那さんも巻き込んで、上野に花見に行って来た。
まず第一のお目当て焼き小籠包。店は、池袋にもある永祥生煎館というお店。
生憎の微妙な小雨混じりだったので、イートインすることにした。
注文したのはもちろん小籠包と、美味しそうだったので海老ワンタンスープをセットで。このスープが美味しくて、量もたっぷり、ワンタンもたっぷり。小籠包も大きめで、上側の皮はもっちり、厚めになっている下側は香ばしくさくさくとした食感。小籠包は4個で注文したのだが、これとスープで結構お腹一杯になった。

で、腹ごしらえを済ませたら、上野公園へGO!。
幸いこの頃には雨も止んで、曇り空は残念だが満開の花の下を、4人でゆっくりそぞろ歩く。
例年のこの時期ならば、酔客の多い上野公園になど足を運ぶのはごめんなのだが、今年は弁当や酒を広げる姿はあったものの、どんちゃん騒ぎをしているグループはなくて、かといって自粛ムードでひっそりしているわけでもなく、屋台もそれなりに出ていて、なごやかな空気だった。(日曜に花見に出かけた友人は、人がすごかった、と言っていたから、土曜日にして正解だった模様)

上野公園を散策した後は、休憩を兼ねてカラオケ屋に入り、まったり過ごすこと3時間。
その後は適当に決めた居酒屋で夕食。
この間、ずっと喋りっぱなし(笑)。
たいへん楽しい土曜日であった。

 


 

 

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