2011年1月の私淑言

 


2011. 1. 29 その2

観劇した『シアター!』は夜公演だったので、芝居から戻ったら次はサッカーアジア杯決勝である。
準決勝に続いて対オーストラリアの決勝も、90分では決着が付かずに延長戦で、チャンスもピンチも何度もあって、夜中にうっかり大声を出さないように気を付けながらの手に汗握る観戦だった。
優勝おめでとう日本代表。
見事な采配で勝利に導いてくれてありがとうザッケローニ監督。
好セーブで何度もピンチを救ってくれてありがとう川島。

先制されたり逆転されたり、2年前までの日本代表だったら負けていそうな場面になっても、このチームは負けなかった。攻める、守る、勝つ、気持ちが出ていて、見ていてハラハラしたけれど気持ち良かった。
アジア杯で優勝しても満足しないで次を見ているこの代表チームの、これから先が楽しみだ。

 


2011. 1. 29 その1『もうひとつのシアター!』

寒さに負けてすっかり出無精、必然的にここに書きたくなるほどのネタもないまま過ごしていたら、あっという間に1月が終わることに……。

で、久しぶりの『おでかけ』で、翠條さん、祐さんと、新宿は紀伊國屋ホールにてシアトル劇団子『もうひとつのシアター!』を観劇。
有川浩さんが劇団子を取材して書き上げた『シアター!』を、取材元の劇団子が舞台化、そのシナリオを有川さんが書き下ろす、という舞台である。
サイトに大物ゲスト登場、とあったので誰かと(ついでにどのくらいの大物なのかと)思っていたら、発表されたのが大和田伸也さんだったので驚いた。一体どんなつながりで……。

芝居自体は、大筋も「犯人」も「理由」もすぐに読めたけれど面白かった。細かなつっこみどころは見る人によるのだろうし(自分だったらこの行動を取る、取らない、という意味において)。
『シアター!』でもウザかった巧の生活感のなさが3Dになったら一層ウザくて笑ってしまった。そこは立場的にも自腹を切れよ!(苦笑)

開場前に、ホール横でやっていた竹田団吾さんの衣装展をのぞいてみたら、この間見たばかりの『鋼鉄番長』はじめ、『野獣郎』や『SHIROH』、『髑髏城の七人』『阿修羅城の瞳』などなど劇団☆新感線の舞台衣装がたくさん並んでいて、良い時間潰しをさせていただいた。

 


2011. 1. 2 その2

お二方が帰宅なさった後、それまで押し入れに隠っていた居待がやっと出て来て、あっという間にこの有り様。

 

これが今年最初の猫団子だ。
お疲れ、居待。せめて、何度か会ってる人相手ならあまり怖がらずにすむぐらい、人見知りとびびりが改善されるといいね。

 

年末の峰倉かずやさんの報告ブログで、峰倉さんのこれまでとこれからの闘病の厳しさを知った。
どうかなるだけ苦痛も後遺症も少なく、回復なさいますように。

 

そしてやっぱり年の始めにはこの祈りの歌が浮かぶのだ。
新しき年の始めの初春の 今日降る雪のいや重け吉事

 


2011. 1. 2 その1

2011年が明けました。というわけで謹賀新年。
今年もまったり、主に私淑言をつらつらと気の向くままに書いて行くと思われますので、よろしくお願い致します。

今年も例によって翠條さん、祐さんと一緒に我が家で年越しをした。
寿司だの味付けカズノコだの栗の渋皮煮だの浅漬けだの、年越し蕎麦だの、いただきもののお菓子だのをぱくぱくとむさぼりながら、マンガを読んだりテレビを見たり、祐さんが持って来てくれた『マグダラなマリア』第2弾のDVDを見たりしながら、のんびりだらだらと年を越す。
マリアさんのDVDを見ている時に、とっても新年にふさわしくない曲とともに年があらたまってしまったのはいっそ御愛嬌だ。
大晦日は、我々には珍しく、眠気に負けて午前1時過ぎに就寝。
明けて元日も8時半ごろにごそごそと起きだして、雑煮だのカズノコだの浅漬けだのお菓子だのをやっぱりぱくぱくと食べながら、またまたマンガを読んだり、『マグダラなマリア』第2弾のDVD特典映像や第3弾のDVDを見て過ごし、気が付けば午後4時になっていた。
翠條さん祐さん、今年も自堕落な年越しをご一緒していただきありがとう!

 


 

 

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