2010年1月の私淑言

 


2010. 1. 17

気が付けば1月もはや半ばをすぎて、12日には東京都心で初雪がちらっと降ったり(平年より10日、去年より3日遅かったそうな)、翌13日からは最低気温があとひといきでマイナスだったり晴れているのに最高気温がひと桁だったり、まさに『寒中』らしい天気になっている。
雪国の人からは「そのぐらいで」と笑われそうだが、南の生まれにはやはり寒い。
この寒さも週明けからは少しゆるむらしいが、それでも雪の本番はこれからだから、まだまだ寒さは続くのだろう。

そして。
あれから15年。
知っている人には「なにから」と言う必要もない、あの日。

 


2010. 1. 1 その2

今年の元日は、日本の歴史上始めて、『部分月食と重なる元日』だったのだそうだ。
元日と月食が重なるのが明治以降はじめてで、その前は、日本では太陰暦で、新年はかならず新月だったから、とのこと。
詳しい時間帯を知らなかったので私達は直には見なかったけれど(知っていても、月食の時間帯が明け方だったので、多分見なかったのでは、とも思うけれど)、実際に見ていたら、ちょっと感慨深かったかも、と思う。
また、関東は気温は低いながらも晴れて穏やかな元日を迎えたけれど、他のところでは雪で大変だった様子。
2日午前まで荒れ模様は続くようなので、あまり交通その他に影響が出なければ良いが、と願う次第。

そして、新年とくれば私はやはりこの歌を思い出すのだ。

『新しき年の始めの初春の 今日降る雪のいや重け吉事』

今年が良い年でありますように。

 


2010. 1. 1 その1

謹賀新年。
今回も例によって祐さん、翠條さんと一緒に年越しである。
夜7時ぐらいに適当に我が家へお越し頂いて、それから延々と、喋りながら食べたりお茶を(酒は飲めないので)飲んだり本を読んだりテレビを見たり。
今回は、秋に伯母にもらったまま冷凍してあった栗を、初挑戦で渋皮煮にしてみたので、その味見もしてもらった。(美味しいと言ってもらえたので、また作ることに自分の中で決定。)
祐さんがいろいろ芝居のビデオやDVDを持って来てくれていたのだけれど、うっかり3人ともツボにはまって『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで』スペシャルを見てしまい、結局大晦日と元日を通して2本しか見られなかったのが少し残念であった。
大晦日は新年になる直前に年越し蕎麦を食べ、またまったりしながら祐さんご持参の芝居のビデオを見て、午前3時頃就寝。
明けて元日は、私は猫達に起こされて1度7時に起き、2度寝して、ごそごそと9時頃から活動開始。
お二方が起きてから、雑煮を作って食べたりしながらまたまーったりと過ごして、気がつけば午後4時になっていた。
今回も怠惰な年越しにおつきあいいただきありがとうございますお二方。またよろしく(笑)

 


 

 

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