2008年1月の私淑言

 


2008. 1. 30

中国製の冷凍食品で毒物中毒が出ている。
うち1人は一時意識不明の重体にまで陥ったとか。
中毒を引き起こした製品から検出されたのは、有機リン系殺虫剤である農薬だそうだが、原材料に残留していたものなのか、製造過程で故意に混入されたものかは不明のようだ。
今回の中毒の原因となったJTフーズの製品以外の、問題の製品の製造元・河北省食品輸出入集団天洋食品工場で製造された他の食品も、まとめて各社の回収対象になっている。
回収対象の製品は随時増えているようなので、一度リストと見比べて大丈夫だったからと安心せずに、最新の情報をチェックする必要がありそうだ。

とか言いながら自分ちの冷凍室には市販の冷凍食品はないので、そもそも冷凍室を開けて確認しようとも思わなかったのだけれど。
ついでに、母に確認もしなければ、母からの確認も入ってないのは、お互い「冷食は買ってないだろう」と思っているから、なんだろう。

それにしても、去年はペットフードに使われた中国製小麦やグルテンへの薬物混入、さらに塗料だなんだと続いて、今回とうとうこの事態だ。
各国でチェック体勢を整えることももちろん必要だが、チェックが必要と思われることを重く受けとめて『食』や『生活環境』への意識を高めてくれないものだろうか、かの国。

 


2008. 1. 23

久しぶりに雪を見た。
朝起きた時には降っていなかったのだけれど、しばらくすると降って来て、あっという間に窓から見える景色が降りしきる雪でいっぱいになった。
東京23区近辺での『初雪』は16日夜に観測されていたらしいが、ちょろりっと舞っただけだったようで、自分の目で雪を見るのは本当に久しぶり。去年は降らなかったに等しいので、ほぼ2年ぶりの雪だ。
一応、朝、降る雪を撮ってみたけれど、きちんとは写っていないし、少し積もったところもあったようだが、私が出勤する時や帰宅時にはウチのあたりでは積もってなくて『積雪』も撮影出来なかったのがちと残念ではある。

 


2008. 1. 20 さよなら『電王』

仮面ライダー電王最終回。
一昨年この番組の情報を知った時には、電車に乗ってるなんてそれもう『ライダー』じゃないじゃないかと笑っていた。
そのまま結局初回は見逃して、その後翠條さんに『関さんが声をあてている』と聞いて放送第2回を見た。
「イマジンてなにもの?」「モモタロスってずっとこんな煩いままなのか?」とか思いながら3回目を見て、4回の「俺を呼べよ!」「ごめんなさいは?」「ごぉめんなさぁああい!!」でものの見事にすっころんだ。
以来1度も欠かさずに見た、こんな特撮は初めてだった。
イベントDVDやてれびくんの全プレを申し込んだ高岡さんをすごいなーなどと思っていたのに、気が付けば「PVがつくなら」などとコンプリートCD BOXを買っている。
最終回も涙と笑いで電王らしくて多少残る疑問も「まあいいか」と思えてしまった。
1年間ありがとう、そしてさようなら。
目下の悩みは「つい」が高じてDVDを揃えてしまいそうなところなのだが……そうなったら喜ぶ人がいそうだな(笑)。

 


2008. 1. 18 劇団新感線プロデュース『IZO』

翠條さんと、青山劇場にて、劇団新感線の『IZO』を観劇。
幕末の京都を震え上がらせた岡田以蔵(人斬り以蔵)をジャニーズの森田剛が演じるいのうえかぶき。
主人公が主人公なので当然ながら明るいストーリーになるはずもなく、土佐藩主山内容堂に、武市半平太に、時代に翻弄されて行く以蔵を森田が好演していた。
言葉でどこの人間か(土佐か京都か薩摩か江戸か)が簡単に区別できることもあってか、劇中方言が使われていたが、その分役者さんは苦労したのではなかろうか。ついでに、とりわけ台詞の多い土佐弁を、観ている人が理解できるのかどうかも密かに心配だったり。

そういえば今回、粟根さんが勝海舟を演じていたので、いつもの『人殺しの目』がなかったな、と、観終わってから思った。まあ人殺しの目をした勝さんはちょっとイヤだけど(笑)。

 


2008. 1. 12-13

高岡さんご来訪。
今回の主な目的は、仮面ライダー電王(笑)。
高岡さんが、2007年夏の電王のイベントのDVDと、雑誌『てれびくん』の全プレの通称『電王ブートキャンプ』のDVDを買ったというので、翠條さん、祐さんと3人で「見せて!」とねだったところ、遠路遥々見せに来てくれたのだ。

まず12日、祐さんと一緒に東京駅で高岡さんを出迎え、昼食を取って、昼過ぎに我が家へ。間もなく翠條さんも到着して、まずはブートキャンプから見せてもらうことにする。
DVDは約15分。
正面中央にジークがいるパッケージに「主役は誰だ」とまず笑い、各章のタイトルとその時映るモモタロスのポスターに笑い、中身でももちろん大笑い。とても雑誌の全プレとは思えないクオリティで、これだけでも充分楽しませていただいた。
続いてイベントDVD。
映画の公開に先立って行われたイベントで、良太郎役の佐藤健、侑斗役の中村優一両氏はもちろん、声優陣、スーツアクター陣が豪華に勢ぞろい。
登場シーンはもとより、続く小芝居も生アテレコもトークも全部面白くて笑いっぱなし、その一方で歌ありダンスありできめるところはきめてくれて、このイベントに行けた人が心底うらやましくなるほど、約2時間をダレることなくたっぷり楽しませていただいた。

その後、観劇の予定が入っている祐さんはここで解散。高岡さん、翠條さん、私の3人は、高岡さんご希望のモンゴル料理を食べるべく、池袋の『故郷』へ向かう。
店の人におすすめを教わりながら頼んだのは、ジャガイモのサラダ、モンゴル蒸し餃子のボーザ、焼いた羊肉にジャガイモとニンジンを添えた行宮焼きに、飲み物が塩味のミルクティーとブルーベリーアイラグ。
モンゴル料理は羊肉がメインなので、高岡さんと翠條さんが平気かどうか少し心配だったのだけれど、杞憂だった模様。わずかに残る臭みも旨味と思える味で、なかなか美味だった。

店を出て、翠條さんがここで解散。高岡さんは我が家にご宿泊である。
帰宅後、テレビを見たりお風呂にそれぞれ入ったりお茶を飲んだりでまったりしてから、午前2時頃就寝。
翌13日は、まず電王。
放送を見て、色々語って、猫を構いつつゆっくりしてから東京駅へ向かい、待ち合わせていた祐さんと落ち合ってお昼を食べて、鎌倉へ向かう高岡さんをホームで見送り、解散となった。

電王に染まった2日間。
わざわざお越しくださった高岡さん、祐さん、翠條さん、ありがとうv

 


2008. 1. 7

仕事始め。そして職場の新年会。
新年会会場は、今年は屋形船だった。
夕方5時半の定時に、先発隊や船着き場集合の営業チームをのぞく社員が強制的に一斉退社。
職場近くの集合場所からバスで船着き場に向かい、隅田川から東京湾へ軽く出て、2時間半の遊覧コースだ。
60人乗りと聞いていた船が存外に小さかったり、おかげで船のエンジンの駆動音がまともに響いたり、海へ出たら案の定少しばかり揺れたりしたけれど、ゲームも交えながら比較的のんびりした新年会であった。

 

>高岡さん
富岡八幡宮や深川不動尊に別段何があるわけではなくて、ただ私が時代物を結構読むので、深川舞台の時代物には必ずといって良いほど出て来る名前に引き寄せられてるだけです(笑)。

 


2008. 1. 5

せっかく正月休みが長いので、と、突発的にお声をかけて、夜香さんとデート。
駅で待ち合わせて1時間ほどショッピングモールを探検したあとは、イタリアンレストランでランチ兼ティータイム。
サラダやピザをつつきながらひたすら話す。
家は近いわりに(近いから余計にかもしれないが)なかなかお会いする機会が作れないので、ここぞとばかりに喋り倒していたような?
ついでにこの時とばかりに、年末に親戚から山ほど届いたポンカンを、頼み込んで少し受け取っていただいた。
イベントも楽しいし、イベント後の打ち上げも楽しいけれど、こういう1対1や、少人数でのデートもまた、とても楽しい。
夜香さん、おつきあいありがとうございました!

 


2008. 1. 4

初詣に行って来た。
ここ数年、つい趣味が出て、深川不動尊と富岡八幡宮に初詣に出かけている。
毎年にぎやかで人出もそれなりに多く、いかにも『初詣』らしい雰囲気。が。
今年は深川不動尊のいたるところにみょーなモノ……というか、はっきり言えばQRコードが。
どうやら携帯サイトで深川不動尊の案内をしているようなのだ。
境内の入り口にQRコード、お札授け所にQRコード、護摩札の申込所にもQRコード。
親切なのだろうけれど、ちょっとだけ、「なんだかなあ」と思ってしまった。

で、すこーしだけ首を傾げながら富岡八幡宮に回って、お参りしてお守りをいただいて、帰って来たら、猫達は、仲良くくっついてソファを占領していた。

 上から。

 前から。

とりあえず、猫達の体もお守りで撫でて無病息災を願ってみた。
元気に仲良く長生きしてくださいあなたがた。

 

>kallenさま
あけましておめでとうございます!
忘年会ではあまりお話できず残念でしたので、次回是非! 猫達もまた構いにいらしてくださいねーv

 


2008. 1. 1 謹賀新年

列島に寒波が襲来する中、2008年が明けた。
平成もとうとう20年。なんとも早いものである。
今年も私は例によって ―― 翠條さんは今年はご本人の新居で年越しなので ―― 祐さんと年越し。
大晦日の夕方6時過ぎの適当な時間に我が家にお越しいただき、テレビを眺め猫を構いつつ夕食や年越し蕎麦を食べたりDVD(まうすプロモーション第3回公演『桜の田』)を見たりしながらのゆったりした年越しであった。
明けて元旦はまず雑煮から。
それからまた餅を焼いたりせんべいをつまんだり文旦を食べたりしながらまたDVD鑑賞(祐さんがネタとして持って来てくださったミュージカル『テニスの王子様』)。
「いろんな意味で大変だった大石」にしっかりたっぷり笑わせてもらった。
なんだかんだでゆっくりまったり時間を過ごし、夕方6時過ぎに祐さんご帰宅。
のーんびりとした年越しだった。

一年の計は元旦にありという。
願わくは今年がこの年越しと同じようにのんびりゆったり穏やかに。
サイトも去年同様まったりペースの運営になると思うけれど、存在を忘れないでいただけるとありがたい。

 

>神北さま
拍手メッセージありがとうございます! こちらこそ今年もよろしくお願いします。
尻尾が増えたらバレないように上手に隠してくださいね(笑)

 


 

 

今月の『私淑言』へ  『おしながき』に戻る