2007年11月の私淑言

 


2007. 11. 25

11月も半ばを過ぎてまだ10月の気温などと言っていたのに、急に冷え込むようになってきた。
ので、すのこ猫sがバスタイムに出現するようになった。
立待は9月のうちからしっかりバスタイムにやってきてすのこで寝ていたのだけれど、居待がなかなか来なかったのだ。
それがここしばらくの寒さで、居待もやってきて立待と一緒に寝るようになった。
が。
私がカメラを持ち込んだ日に限って片方が来ないのだこれがまた(^^;)。
今日は立待が来なかったので、諦めてとりあえず居待だけ。

またカメラを持ち込んで2猫揃ったところを撮影したいものである。

 


2007. 11. 18 『居残り佐平次 〜次郎長恋の鞘当て〜』

吉祥寺は前進座で、ドラマティック・カンパニー15周年記念公演『居残り佐平次 〜次郎長恋の鞘当て〜』を翠條さんと観劇。
舞台は幕末の品川、落語の『居残り佐平次』という噺をベースに、遊廓の遊女若衆常連はもちろん薩摩浪人や清水の次郎長、大政、小政まで入り乱れ、舞台装置も回り舞台に花道、すっぽんを使ってのどたばた賑やか時代劇である。
口先八寸の無銭飲食野郎なのに、機転が利いて度胸もあって、粋で明るく小気味良い主役・佐平次を、関俊彦さん、惚れっぽくてお茶目で可愛い大親分清水の次郎長を仲尾隆聖さんが好演。
休憩を挟み、カーテンコールに幕が下りた後の会場アナウンスまで、ほぼ4時間、たっぷり楽しませていただいた。

 

で、昼間は晴れて暖かかった18日夕、東京で木枯らし1号が吹いたらしい。
昨年より6日遅い木枯らしだとか。
季節が進むのは良いのだが、気温がいつにもまして乱高下している気がするのは気のせい……ではないよなあ……。

 


2007. 11. 11

14歳を筆頭に猫6匹、犬1匹と暮らす猫友さんのお宅に6人でお邪魔してきた。
が、猫さんたちはみなさん人見知りで、接待係はもっぱらお客が来たのが嬉しくてしょうがないミニチュアダックス君と、お一人が連れていらしていた生後2ヶ月弱のチビ猫君に。
チビ猫君、教えられもしないのにちゃんとトイレを使うし、興味の湧くものを見つけてはずっと遊ぶしですっかり人気者である。
首根っこを掴まれて持ち上げられても一切抵抗はなく

こんな感じ。子猫らしいぽっこりお腹がたいへん愛らしい坊ちゃんだった。

続いて姿を見せてくれたのは、14歳の最年長猫さん。
その次に9歳の2番目さん、夕方になって最年少のお嬢さんがそれぞれ姿を見せてくれたので、最年少お嬢さんを1枚。

見知らぬ人がたくさんいるのでかなり緊張気味のお嬢様であった。

15時すぎぐらいに、奥さんのご友人御夫妻が、8月から飼いはじめた子猫を連れて合流。おとなしく抱っこさせてくれる猫さんを全員がそれぞれ堪能させていただき、至福に浸る。
喋って食べて数時間、非常に楽しい時間だったけれど、2歳と1歳x2の、飼い主さん曰くの『H家青年部』3猫さんがほとんど姿を見せてくれなかったことだけが心残りであった。

 

ちなみに本日の我が家の猫たちはこんな感じ。
 

11月に入って気温が下がって来たので、冬用のもこもこマザーボールを出してあるのだが、2猫ですっかり寛ぎモード。

 


2007. 11. 8

立冬。
今年は秋が遅いと言われ、実際なんとなく着るものの選択にも困るような日が続いているうちに、立冬。
なんだか、「いつの間に?」という気がするのだが、まるで暦に合わせたように、8日の関東はこの秋一番の冷え込みになったそうだ。
何が困るといって、実感があまりないのが一番困る。
せっかく四季のある国で、今年は四季がそう強く感じられないように思うのは、気のせいであれば良い。

 


2007. 11. 1

中日ドラゴンズ、日本シリーズ優勝。
実に53年ぶりのことだそうだ。
昨年煮え湯を飲んだファンの方々は喜びひとしおなことだろう。
落合が、8回まで完全試合ペースで投げていた山井を9回で抑えの守護神岩瀬に変えたことに、不満の声を上げる向きもあるようだが、あれは正しい采配だったろう。
なんとなれば、53年ぶりの優勝に王手のかかった日本シリーズ第5戦なのだ。しかも地元名古屋での最終戦で、点差はわずかに1点。万が一にもホームランを打たれれば同点、ランナーが出ていれば逆転である。
完全試合をひっくり返されて敗れるほど次に響く負けもそうはない。その上次から舞台は札幌に戻り、相手の日ハムは強力な地元ファンの応援を得る。
3連勝で優勝に王手をかけていたにもかかわらず、選手が相手チームを評してうっかり漏らした「たいしたことないな」の一言で、その『たいしたことな』かったはずの相手チームに火を付けて、4タテを喰らい優勝を逃したチームも過去にはあるのだ。
まして昨年優勝を逃した中日である。
地元ファンの前で優勝を飾ることに万全を期すのは当然だろう。

あらためて。
中日ドラゴンズ、53年ぶりの日本一おめでとう。

 


 

 

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