2007年5月の私淑言

 


2007. 5. 28.

ZARDのボーカル坂井泉水氏の突然の訃報に驚いていたら、松岡利勝農相自殺の報が飛び込んだ。
現職大臣の自殺は戦後初だそうだ。
不透明な事務所費や独立行政法人・緑資源機構をめぐる官製談合など、さまざまな疑惑の渦中にいた人だ。
冥福を祈る。けれど同時に、全てをきちんと明らかにしてほしかった、とも、思う。

 


2007. 5. 27.

今年度から、最高気温が35度を超えた日は『猛暑日』と呼ぶことが決まっている。
その猛暑日が、大分と宮崎でもう出た。
関東でも30度オーバーの真夏日が続出、東京23区でもあと一歩で真夏日だったそうな。
で、28日は一転、予想最高気温は20度前後。
着るものに困るって。ホントに……。

 

話変わって日本ダービー。
出走18頭中ただ1頭の牝馬、ウォッカが、2位に3馬身の差を付けて堂々の優勝。
牝馬のダービー制覇は64年ぶりだそうな。
心から、おめでとう。

 


2007. 5. 26. 猫洗濯日和

これでもかというほど晴れ渡り、しっかり夏日となったので、ひっさびさに猫にシャンプーをした。
猫用シャンプーを用意し、シャワーの温度を調節し、猫用タオルも準備して、いざ。
まずは居待から。次いで立待。
多少鳴いて逃げようとはするものの、爪を立てたり必死で逃げようとしたりはしないので、楽。
30分ほどで2猫とも洗い終わり、タオルで水気を拭き取って、バスルームから解放。

 

 
一生懸命毛繕い。
短毛なので乾くのも早い。
上の2枚が終了直後で、下の2枚が15分ほど後。
晴れて気温が高かったこともあって、30分ほどでほぼ乾いていた。

そろそろ日も傾く午後3時には、疲れたのか、猫、爆睡。
 

ただいま、ふわふわ度アップ中の猫たちである。

 

で、ちと硬い話。
山口光市の母子殺人事件、差し戻し判が始まったけれど。
25日の金曜に「21人の弁護士が云々」とちらほら見かけたので何事かと思っていたら……
犯人弁護についたあの21人、自分達の主義主張のためなのだろうが、気は確かなんだろうか?

 


2007. 5. 20.

文字ばかりだと自分が飽きるので久々に猫(笑)。

 ソファという名の猫ベッド。

 
3人がけのソファなのだけれど、真ん中で伸びて寝てくれるので、私の座る場所がない…。

 せっかくなので肉球をアップで。

猫と一緒にだらけていたら、伯母から恒例の枇杷が届いた。

 早速猫チェック。
今年は虫がわいて収穫量も少なく出来もあまり良くないらしい。
「だから今年は少ないんだけどね」
とは、電話で礼を言った時に伯母が言ったことなのだが……
いやいやじゅーぶん多いから、伯母上(^^;)。

 


2007. 5. 16.

北海道の釧路と根室で桜が咲いて、今年の桜前線がゴールした。
一方で、沖縄が平年より8日、昨年より2日遅く梅雨入り。
北で短い春が始まり、南は夏の入り口へ。
毎年思うことではあるが、長い日本列島である。

 


2007. 5. 14.

憲法改正の手続きを定める国民投票法案が参議院本会議で可決。
憲法自体に改正の文言がありながらその手続きがなかったので、その矛盾をただす意義はある。
なんだかあっという間に可決されてしまった感はあるし、投票権者の年齢や、有効投票数の母数をどう見るかなど、色々と問題点はあるけれど、憲法改正案の提出は今後3年間は出来ないのだから、がっつり議論して欲しい。
とりあえず、現状の憲法をどうしたいかぐらい、いざという時には主張するべきだろう、とは思う。


2007. 5. 11.

高野連が突然撤廃を求めて現場が混乱していた高校野球部員の特待生制度、「現時点の在校生には特例措置を」とかで、代替の奨学金制度等を設けて救済することになったようだ。
とはいっても、あくまでも特例。来年度からはどうする、といったことは現時点では棚上げである。
現場を、そして誰より生徒を混乱させないために、きちんと決めてあげてほしい。
もちろん、制度を残す方向で、だ。

 

とこんな話ばかりでも自分がイヤなので。
某所で『猫には前足に出張ひげなるものがあるらしいが、ウチの猫では良く判らない』という話が出て、居待のそれを撮影してみたので、せっかくだからここにもアップ。

 出張ひげ。

顔にあるひげと同じく敏感で触られるのを嫌う猫が多いらしいが、居待も立待も触ろうが引っ張ろうが平然としている。
どこでも触り放題の、やっぱり変わった猫かもしれない。

 

>あゆりんさま
早速のメッセージありがとうございますv
ピナ姫もソファの背もたれが定位置ですか(笑)。猫のいる家のソファの宿命かもしれませんね(苦笑)。

 


2007. 5. 10.

熊本慈恵病院に設置された赤ちゃんポストの運用が、10日から午後開始されるようだ。
劣悪な環境下に捨てられて命を落とす新生児を救いたい、という病院関係者の思いから設置されたものだから、その気持ちは判る。
が、これを、自分の子供を捨てる免罪符に使う親が現れないか、それが心配だ。

 


2007. 5. 6.

不安定な気候の中にも段々気温が高くなって、猫の伸びる時期になった。
最近の猫たちの寝姿はこんな感じ。

 
長く、ながーく伸びている。

せっかくなのでもう少し撮りためた猫写真をアップ。


キャットタワーの最上段から、ちょっと自慢げに見下ろす居待。

 立待。あんまり哀愁は漂わない後ろ姿。


ラストはソファの背もたれの上で。
こうやって2猫がここをベッドにするので、まるで猫ベッドのように凹んでしまった背もたれの一角。

 


2007. 5. 5.

なにやら高校野球界が揺れている。
事の起こりはプロ野球球団が、入団を条件にアマチュアの特定選手と関係者に球界のルールを破った金銭の授受を行っていたことなのだけれど、そこから問題は派生して……というか高野連が派生させて、野球部員の特待生制度が憲章違反なので今後は廃止、ということになるらしい。
同様の特待生制度は他のスポーツにも学業にも芸術活動にもあるというのに、どうしてまた野球だけ。
しかも『これから入学する者に対しての制度運用は不可』ならまだしも、今現在の特待生も今後運用不可になるらしい。
つまり家庭の事情などで学費が払えない生徒は、退学せざるをえないということだ。
それって結構ひどくないか。
常々思うことなのだが、高野連のお偉方、『高校野球』を神聖視しすぎちゃいないか。
制度の恩恵を受けた生徒自身にも罪があるような言い方をしているけれど、本気で言っているとしたら酷すぎる。
清く正しく美しいスポーツマンシップとか言いたいのかもしれないが、傍目に見てると高野連自体なかなかどうして醜いぞ。

 


 

 

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