2007年2月の私淑言

 


2007. 2. 27.

今月はばたばたして猫sの写真もなかなかアップ出来なかったので、月の最後にとりあえず猫。


2猫がいるのはソファの背もたれの上。
ここも定位置のひとつになっているので、背もたれがすっかり猫の形に平たくなってしまっている。
ちなみに背もたれの本来の高さは、居待の左側の、ちょっと山になって見える位置。
へこませすぎではなかろうか、お嬢さん方?

 


2007. 2. 25.

都内某所での、オンリーという名のお祭。
主催・共催・スタッフの方々、お疲れ様でした&ありがとうございました。
スペースにお立ち寄り下さった方々、またお相手下さった方々、ありがとうございました。

またこんな機会に恵まれることを祈りつつ。

 


2007. 2. 19.

ずーっと私淑言すら書いてなかったので間を埋めつつ、さらに猫。

立待と居待は今日も元気。

 


2007. 2. 18.

第1回東京マラソン。
約3万人が参加して東京で行われる初の市民マラソンで、コースは新宿からスタートして皇居前、品川、銀座、浅草を通り、有明は東京ビッグサイトへゴールする42.195km。
その間、7時間近くにわたって道路を封鎖してのマラソンである。
新宿や銀座を3万人のランナーが走る姿は壮観。
ドリンクや軽食、ボランティアの数など、聞くだけで驚くほどの準備を経て、雨の降る寒い中、レースは無事終了した。
参加ランナーの完走率は95%を超えたとか。
参加者の方々も、関わった方々もお疲れさま。
開催前はなにやら「テーマがない」などと批判する声もあったらしいが、『走る』だけじゃダメなのか?
年に1度、首都東京の主要繁華街の道路を封鎖して、万のランナーが駆け抜ける、そんな『お祭』でいいじゃないか。

 


2007. 2. 16. 『地獄八景・浮世百景』

またまた翠條さん、祐さんと3人で、今度はG2演出の『地獄八景・浮世百景』を、世田谷パブリックシアターにて観劇。
桂米朝師匠監修のもと、上方落語を下敷きにした、全編関西弁の時代物。
佐藤アツヒロ、高橋由美子、升毅、松尾貴史はじめ俳優陣に、歌舞伎界から市川笑也、落語界から桂吉弥、桂吉坊など、出演者も多彩。
笑えて笑えて、最後でちょっとほろっとしてやっぱり笑えて、見て良かったと思える芝居だった。
この日はキャストによるポストトークのある日だったのだが(14・15・16の3公演がポストトークありで、当然ながらそれを狙ってチケットを取った)、30分が短く感じるほどこちらも笑いっぱなし。
これだけで公演してくれてもチケットを取りたいぐらいだ。
東京公演を終えたら、次は大阪、さらに北九州で公演するらしいのだけれど、東京ですら初日頃と最終日近辺ではアドリブはもちろん台詞も変わった(というかキャストがアドリブで勝手に変えた・笑)らしいので、最後の北九州ではどんなことになるやら、ちょっと見てみたい。

 


2007. 2. 14.

初雪を観測しないまま、東京に春一番が吹いた。
当然ながら、初雪観測前の春一番は観測史上初めて。
なんだか本当に異常だなあ……

 


2007. 2. 11.

初雪の『降らない』記録を更新してしまったようだ。
これまでの観測史上もっとも遅い初雪の記録は47年前の1960年2月10日だったそうだが、今年は暖冬も良いところで、まだ降る気配を見せない。
既に立春もすぎて、まもなく春一番も吹く。
今の冬は初雪自体がない、なんてことになるのかもしれない。

 


2007. 2. 7. 『煙が目にしみる』

新宿シアターサンモールにて、翠條さん、祐さんと、鈴置洋孝プロデュース『煙が目にしみる』を観劇。
何度も再演されている芝居だけれど、私は今回の、昨年夏に亡くなった鈴置さんの追悼公演が初見になってしまった。
原案は鈴置さん。
鈴置洋孝プロデュースの記念すべき第1回作品にして代表作のこの作品、笑えて、泣けて、心にしみた。
本当にいまさらだけれど、鈴置さんで見たかった。
私には霊感はないけれど、公演中鈴置さんが劇場にいらしていた、と思いたい。

 


2007. 2. 4.

立春。
良く晴れて気温もまあまあ高めだがなにしろ風の強い1日。
それでも家の中にいる限りは風は関係ないので、猫sは今日もゆったりである。

 カウンターからバルコニーの何かをじっと狙う立待。

 ソファカバーと戦う居待。この直後また格闘。目が……

 でもって、またくっついてくつろぐ猫たち。

 気持ち良さそうで私も幸せ。

 


2007. 2. 3.

猫を通じてお知り合いになったH様が御来訪。

H様のお宅は、上は13歳から下は生後半年までのわんちゃん1匹に猫さん5匹の大家族。
猫を通じての『猫友』なので、お茶をお供に繰り広げられる会話のネタはもちろん猫である。
ひたすらひたすら猫語り。
そらもー楽しかったとも!

その間、立待と居待は、お土産にいただいたネズミの形のおもちゃで遊ぶ遊ぶ遊ぶ!
ものすっごくツボをついたようで、投げ上げて遠くへ飛ばし、追い掛けてダッシュ、疲れたら休んでまた遊ぶ。

もちろん御挨拶も忘れない。
居待もそーっと近づいて、H様の手をぺろっと舐めたり、と一応お愛想は振りまいたが、接待役は主に立待。
膝乗り接待猫の本領発揮である。

雌猫は久々、ついでに膝に乗られたこともあまりないと仰るので、私がH様の膝に立待を乗せたら、次からは自分から進んで膝へ。
その後、私とH様の膝のどちらにするか迷うそぶりを見せたので、
「そりゃアンタ、ここはやっぱりお客様のお膝でしょ?」
と言ったところ、ホントにお客様の膝を選ぶ。
正月の翠條さんといい、空気読むなあ、お前(笑)。

さらに立待はどこを触っても怒らない『お触り自由』な猫なので、背中や頭はもちろんのこと、顎も胸元もひげも耳も尻尾も足も、ついでに肉球まで、H様は嬉しそうにずっと撫でていらした。

H様には膝乗り・お触り自由猫をたっぷりご堪能いただけた模様。
よきかな。

 


 

 

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