2006年11月の私淑言

 


2006. 11. 26.

高瀬美恵さんのサイト『Water Garden』(11月初旬で閉鎖・mixiへ移行)10周年のお祝いに、中野のJoint Spot Spaceというレンタルスペースで有志によるパーティー。
レンタルスペースなので食料飲料その他はすべて持ち込みだが、キッチンや食器は借りられるので、自由度の高いパーティーができる。
参加者は高瀬さんご本人を含め総勢19人。
酒を持ち寄った方が多く、しかも複数本持参なさる方が多かったため、1人あたり1本以上酒がある計算に。立ち並ぶ酒瓶は壮観だった(^^;)。
集合時間の15時30分にほぼ全員集合したのだが、中のお一人は筑波でフルマラソン走破後の御参加。この方を中心に、水庭RC(ランニングクラブ?)が発足した模様(笑)。

予定は二部構成で、第一部は『お茶会』(ただし酒もあり)。
持ち寄ったケーキや乾きものとお酒やノンアルコールドリンクをいただき、お一方が点ててくださったお抹茶もいただきながら、春に挙式なさった方の結婚式・結婚披露パーティーのDVDを拝見する。
挙動不審な新郎が黒猫ぬいぐるみのミーコ姫(この名を出したら『新郎』がどなたか判る人にはまるわかりなのだが・笑)を腕に抱いた瞬間ぱっと落ち着くのに笑い、美しい新婦さんのドレス姿にひたすら感嘆。

第二部は『割烹水庭』。
高瀬さん他数名の方々が腕を振るってくださったポトフやオードブルをいただきながらまったり歓談。
この時の余興に『利き酒』ならぬ『利き肉クイズ』があって、鹿、馬、牛、猪、熊、豚、山羊、羊、兎、駝鳥、鳩、蛙の10種の候補から6種が塩胡椒の味付けで焼いて出されるのを、何番目がどの肉かを当てるというものだったのだが。
実はこの候補全種類食べたことがあったので(^^;)。
猪と豚の順番を間違えた(私としたことが痛恨!!)以外、ケダモノ系は全正解で、1位を獲得してしまった(笑)。
ちなみに出された肉は、猪、駝鳥、馬、羊、豚、鹿の順だった。
景品として沖縄の豚角煮レトルトをいただきましたv

利き肉クイズの後は、水庭らしくまったりゆったり賑やかに。
当初予定では片付けも含めて20時解散だったのだが、延長に延長を重ねて結局22時までになったようだ。
私は一足先に21時30分においとましてしまったのだが、本当に和やかで楽しいパーティーだった。

次に高瀬さんはじめ水庭の方々とお会いするのは新年会になりそうだ。
またよろしくお願い致しますみなさま。

 


2006. 11. 23. 『かりすま』

劇団6番シード第20回公演『かりすま』を赤坂シアターVにて観劇。

時は元禄、江戸の街に、岡場所を仕切り、金貸し、口入れ屋を営む青井 閃之介(あおい せんのすけ)という男がいた。
数年前に忽然と現れ、瞬く間に巨万の富を築いた閃之介の素性は謎に包まれていた。
世故に長け、商才に恵まれてはいるが、あくどいやり方で商売を広げて行く閃之介。
しかし人々は不思議と彼の周囲に集まり、やがて彼は金儲けの権化と呼ばれ始める。
そんな閃之介が、貯めこんだ金を元手に打って出た勝負は、幕府を相手に天下を揺るがす一世一代の大博打だった。

というあらすじなのだが……感想は今回辛口。
6C初の時代物とのことで多少気負うところがあったのかもしれないが、微妙に「無駄?」と思えるエピソードもいくつかあって、話がちと長く冗漫。
巨万の富というワリに儲け方も広げる商売も小さく、『あくどい』というにもいまいち悪どくなりきれない。
『悪ぶってるけど実は正義の人』な脚本とは思うがそこにも穴がありすぎる。
元禄を舞台に選んだのは犬公方綱吉や柳沢吉保がいて『幕府相手』の大義名分が立ちやすかったからだろうが、『立ち向かう』きっかけの東北の村から来た直訴というのもかなりいろいろ素っ飛ばし過ぎ。
たかが一素浪人に仮にも藩の要職にある人間がそうそう簡単に会うのも無茶なら、最後の『大博打』も何が大博打なのかさっぱり。
これで『かりすま』は無理だろう。
なんたって元禄にはかの大石内蔵助率いる赤穂浪士なんて大ヒーローがいるんだし。

それなりに楽しめた芝居だったけれど、もっと、と思ってしまう。
6Cの方々、辛口失礼!

 


2006. 11. 20.

気温が下がって、ほぼ毎日立待が風呂の簀の子に乗るようになった。
居待も気が向けばやってくる。
で、こんな感じに。

何が面白いのか、風呂の残り湯をじーっと見ている。
ちなみに居待は時々飛び込みそうになるので、その度慌てて止めている(^^;)。

さらにマザーボールでも結構な時間くっついている。

 居待の横顔。

 正面。眠いのでやぶにらみ。

 ちょっと体勢を変えてぴったり並ぶ。

ついつい真ん中に手を突っ込む飼い主である。

 


2006. 11. 10.

まだ気温は高めながら、11月に入ったので、猫の冬用あったかグッズその1・マザーボールを出した。
4月に片付けて以来だったので反応はどうかと思っていたが、すぐに馴染んで


こんな感じ。
1匹だけの時もあれば、こんな風に2猫で一緒に使っていることもある。
既に猫たちの毛も冬毛になっているので、マザーボールに入ると見た目もふかふか度アップだ。

 

さらに、つめとぎがそろそろへたれてきたので交換。
これも1匹だけで使うこともあるのだが、

 
こんな感じで一緒に使うこともある。
本当に見ていて飽きない猫たちだ。

 


2006. 11. 7.

立冬にあわせるように列島各地で冷え込んで天候も荒れ模様になった。
大阪では木枯らし1号が吹き、その他でも風で交通機関が止まったりした。
そんな中での北海道は佐呂間町での竜巻災害。
9人の方が亡くなって26人が負傷した。
日本では過去最大級の竜巻だという。
亡くなった方の御冥福を心より祈るとともに、被災された方々の1日も早い復興を願う。

 


2006. 11. 3. 『ハッピーライド '06』

翠條さんと一緒に、ドラマティックカンパニーのミュージカル『ハッピーライド '06』(東京芸術劇場)を観劇。
なんと演出が関俊彦さん。でもご本人もちょっとだけご出演。

同棲中の学生カップル・直人と悦子、不妊10年の吉岡夫婦、子供達も巣立って久しいフルムーン井本夫婦、そして同性愛のゲイカップル・隆介と南。
この4組に降り掛る妊娠騒動が話の基本。
『妊娠、出産ってすばらしい!』とこられるとちと微妙なのだが、波乱万丈な4組は応援したくなる。
関さんは直人の母親役でご登場。やわらかな物腰と話し方で、違和感なく拝見。
関さんはカーテンコールでも「今日、この後、夜もあるの」(私たちが見たのは昼公演)と役を保っておられたのが笑えた。

ちなみにこのドラマティックカンパニー、DC会員になると、抽選で劇中で名前を呼んでもらえたりする特典があるのだそうだ。
興味はあったが私は入会見送り。
翠條さんは入会したので次回公演ではもしかしたら?(笑)

 


2006. 11. 3.

先月末の高岡さん来訪時の写真をちょこっとアップ。
ご本人のご希望により顔は隠しているのであしからず。


おもちゃで遊んでもらう猫s。2猫揃って御満悦。

 


多分夜の11時前のはず。夕食のための不在時があるので実質一緒にいた時間はこの時点までで4時間ぐらい。
立待は高岡さんの膝で、居待はすぐ後ろの背もたれで、すっかりくつろぎモード。

 


高岡さん居待の肉球堪能中(笑)。これも2枚目とそう時間差はない頃のはず。
多分『ウチに長時間いる人が自分達に危害を加えることはない』と思っている猫たち。

 


 

 

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