2006年10月の私淑言

 


2006. 10. 29.

高岡さん来訪2日目。
11時に上野で待ち合わせだったのだが、朝食後から出るまでの30分ほどの間に立待がすかさず高岡さんの膝に乗り、出る準備をしたいのに動かせないというソフトな拷問を繰り出す(笑)。
「どかせない」というので私がどけて、予定通り上野へ。
主な目的は国立科学博物館で開催中の『化け物の文化誌展』だが、見る前にまずお昼。
上野アトレのタイ料理の店で、生春巻きやチャーハン、スープ、タイ風さつまあげその他数品、バナナ揚げのデザートまでたっぷりしっかり堪能して、1時間ほどを過ごしたのだが、料理が美味だったのはもちろんのこと、ちょうどハロウィン前ということで、アトレ全体でハロウィンフェアをやっていたらしく、マントやかぶりもので仮装したお子さま達が「とりっくおあとりーと」(どっからどう聞いても絶対ひらがなな発音・笑)で、お菓子をもらうべく店にやってくるのがとてもとても可愛かった。
で、肝心の『化け物の文化誌展』。開催場所は科学博物館だったにもかかわらず、何故か高岡さんも私も『国立博物館』と勘違いしてタイムロス。取って返して展示を見にいったのだが、予想外の激混み。もっとゆっくり見たかったのだが人混みに負けて早々退出してしまった。
特別出品で岡野玲子さんが『陰陽師』の原画2枚を出しておられたのがちと微妙な感じだった(苦笑)。
時間が余ったので、同時期開催の南方熊楠の展示を軽く流し見て、ショップをひやかして博物館を後にした。
その後は『みはし』でお茶。
上野で甘味といえばここ、という感じのあんみつ屋なのでさすがに混んでいたが、そう待たずに座れたのでほっとした。
最後は高岡さんの母君の指令により目当てのものがあるとかで、アメ横へ。店内でも少し迷ったのだが、無事目当ての物を見つけ出し、高岡さんの今回の来訪目的全行程がこれで終了したのであった。

高岡さん、1泊2日お疲れ様でした! つきあってくれた祐さんもありがとうーv

高岡さんをめろめろにした猫sの写真は、今回自分のカメラで撮影してないので、ありません。あしからず(笑)。

 


2006. 10. 28.

高岡さん来訪。目的は上野の国立科学博物館で開催中の『化け物の文化誌展』と、新宿の世界堂、そして猫(笑)。
祐さんを誘って、まずは初日、高岡さんを東京駅で出迎え祐さんと新宿東口の方の紀伊国屋書店で落ち合って、てくてく歩いてベトナムサイゴン料理の店『ミュン』へ。
ランチメニューの他に通常メニューもちゃんとあったので、生春巻き、揚げ春巻き、チキンフォーや青パパイヤのサラダ等をアラカルトで注文。
デザートにと最初に考えた揚げバナナは品切れだったがしっかりデザートまで堪能してから、いざ世界堂へ。
画材を選ぶ高岡さんを他所目に祐さんと私も適当に店内をぶらつく。
買い物をすませた高岡さん、次はハムスター用品を御所望。
新宿にデパートは多いがどこにペットショップが入っているかは詳しくないので、とりあえず、とドン・キホーテへ赴くもあえなく敗退。
諦め半分で、「都庁を下から眺めたい」という高岡さんの御希望を叶えるべく新宿駅へとって返し、西口へ向かったところで、ふと目に付いた小田急百貨店の店鋪案内にペットショップを発見。いそいそと8Fへ上がり、ハムスター用のお試しフードやおやつを無事ゲットした。
この時点で午後3時を過ぎていたので、都庁へ行く前にタカノでお茶。フルーツたっぷりのスウィーツを、私は甘さに少し苦戦しつつ、ひたすらしゃべり倒しながら攻略、制覇。
タカノでゆっくりして、いざ、都庁。といっても展望台へ登るわけでもなく、ただしばらく話しながら下から眺めて、翌日の待ち合わせを決めてから帰路に着く。
我が家に着いてからは猫sの独壇場。
なにしろウチの猫しか間近では知らないせいで私にはごくあたりまえの光景が、高岡さんのツボを突きまくる。
高岡さんが良いデジタルカメラを持っていたので私も他人様のカメラを借りて調子に乗って撮りまくる。
最初は少し遠巻きだった立待も居待もおもちゃで遊んでもらってすぐに慣れ、夕食を外で済ませて戻った頃には警戒心ほぼゼロ。立待は高岡さんの膝で熟睡、居待はすぐそばのソファの背もたれでやはりくつろいで熟睡。
両猫の背中も腹も耳も足も肉球も尻尾も全部触って堪能していただいて、翌日に備えて午前1時に就寝した。

 


2006. 10. 26.

今年のプロ野球日本シリーズは、4勝1敗で北海道日ハムファイターズが優勝。
まるで新庄が主役のような扱いはどうかと思わないでもないが、1試合1試合が非常に面白く、たった5戦で終わってしまったのが惜しく思えた。
両チームの選手関係者に「お疲れさま」と「ありがとう」を。

 


2006. 10. 23. 『夏の夜の夢』

祐さんと、劇団昂の『夏の夜の夢』を観劇。
もちろん目当ては平田広明氏。
あいにくの雨で鬱陶しいが、最寄り駅から劇場まではすぐなのでまだ助かった。

劇場で祐さんと落ち合って入ってみると、座席指定は『7列目』だったのだが前2列がつぶれて実質5列目、しかもほぼ舞台正面のなかなか良い席。三百人劇場は座席もゆったりでクッションも良いのが嬉しい。

芝居はシェイクスピアの超絶有名な『真夏の夜の夢』なのだが実はきちんと読み通したことがなく、おまけに密かに『ガラスの仮面』の印象まで残っているので、ハーミアが出て来た瞬間ついつい鞭持ったおねーさんを想像してしまった(^^;)。
さらに台詞が古めかしい言葉遣いな上にものすごく長いので、役者さんが噛む噛む(笑)。
あの手の言葉遣いには古典古文でまだ馴染みはあるのでマシだが、馴染みのない人にはあれは日本語にすら聞こえなかったのではなかろうか(^^;)。
芝居そのものは多分原作通り進んだのだろうけれど、結婚式から余興までが少し間延びして見えてしまった。
つーかアレで「大団円」にしていいんですかシェイクスピア? いろいろ腑に落ちないんですが。
でもラストで平田さん演じるパックが「すべて一夜の夢と思って許してv(もちろんこんな言葉遣いじゃありません。)」と宣ったので突っ込まないことにする(笑)。

 


2006. 10. 22.

気が付けば前の私淑言から10日以上が経過していた(^^;)。
ネタがあるようなないような微妙な感じなのでいっそ猫(笑)。

 

間に手を突っ込んでみたくなるのはお約束(笑)。

 


2006. 10. 10.

明るくない話題ばかりで自分が楽しくないので久々に『ウチの猫』。
段々気温が下がってきて、また風呂猫が復活してきた。
まだ居待はあまり来ないが立待はほぼ毎日。
珍しく2猫揃ったので撮ってみたのがこれ。


居待は出る気満々だが立待はこの後も簀の子に陣取り、結局私が簀の子ごと運び出すことになるのが常(笑)。

 

次は休日昼間の猫たち。動いているところも撮りたいのでいい加減デジタル一眼考えねば…

 

 


2006. 10. 9.

9日午前10時半過ぎ、北朝鮮が核実験を行ったらしい。
詳細はまだ判らず、細かなデータの分析を待たなければならないようだが、それにしても。
7月のミサイル発射の時には微妙な態度だった中国も、今回は厳重抗議をしているようだ。
まさかやるとは、という思いより、やはりやったか、という思いが強い。
国連の対応が決まるのはもう少し先だが、そろそろ野放しは止めにしないか。

 


2006. 10. 5.

またぞろ北朝鮮がやらかしそうだ。
今度は核実験。
いい加減にしろバカ共が。

 


2006. 10. 2.

のっけから馬の話題というのもアレだが、日本時間2日未明に行われた凱旋門賞。
ディープインパクトは3着に終わった。
もともと3歳馬が有利なレースで、しかもアウェー、かつ3歳馬より3kg重い過重。
外国馬と騎手の術中にはまったとの見方もあるし、もとより不利な状況なので、仕方ないといえば仕方ない、が、残念。

ともあれ無事2400mを走り抜いてくれたディープインパクトには「お疲れさま」を贈りたい。

 

10月1日のことだが、コミックマーケット準備会代表・有限会社コミケット取締役社長の米澤嘉博氏が肺癌で亡くなったそうだ。
享年53。
まだまだお若い。
7月に後継3人に代表の座を託していらしたそうだが、その頃にはもうお悪かったのだろう。
他に類を見ない『場』を下さった方である。
今年の冬は追悼だろう。
心より感謝するとともに、御冥福を祈る。

 


 

 

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