2006年9月の私淑言

 


2006. 9. 24.

気が付けば一週間以上が…(^^;)。

先日の13号につづいて14号も被害が出るかと危惧した台風だが、14号はさほどの実害は出さずに日本近海を通り過ぎてくれた。
実は、13号の直接の被害ではないが、17日に私の地元で土砂崩れの被害が出ていた(地元で人家に被害が出たなど生まれてはじめて聞いたばかりか母ですら聞いたことがないと宣った)ので、また雨が来ると他にも影響が出そうで心配だったのだ。
まだ台風シーズンが終わったわけではないので油断大敵。
今年はもう被害が出ないと良いのだが。

 

というところで話を変えて猫。ずいぶん写真をアップしてなかったので、今日の猫をまとめて4枚。

 窓際でひなたぼっこ。…って暑くないのか?

 立待単品。

 居待単品。

 で、2猫。立待のピンクの肉球をどうぞ(笑)。

 


2006. 9. 15. 『Nice!』

TMP(TOKYO MEETS PROJECT)の『Nice! 〜ほんの大失敗を君の胸ぐらに捧げます〜』を祐さんと観劇。
伊藤陽佑、市川洋介、山内明日という一部ではお馴染みのメンバーが主要キャラを勤めるドタバタコメディ。
昨年の『BAN! BAN! BAN!』が面白かったと祐さんに誘って頂いたのでチケットを取ったのだが、本編はもとより前説から後説まで約2時間、本当に笑わせて頂いた。

本編のあらすじは、何かやりたいんだけど何がやりたいのか判らない男の子(といっても二十歳過ぎだが)がテレビ局のバイトに入り、そこで相当無茶な先輩だの同僚だの両親だの企画のためにスカウトされてきた地球防衛軍の隊長(でも隊員はゼロ)だのの巻き起こすトラブルや大騒ぎに引きずり込まれながら、いつの間にやら乗せられて、どうやら地球に害をなしたかったらしい宇宙人を撃退しちゃう、というものなのだが、のっけから夢落ちだわ両親大忙しで(着替えに・笑)大変だわやること無茶だわで大笑い。
でも一番笑ったのは演出の小野真一さんの前説と作中『ちびっこランド』公録アドリブだったり(笑)。

そして一番印象深かったのは、冒頭市川くんのダンスシーンで、2つ隣に座っていたお嬢さんが呟いた
「……触りたい…………!」(2列目のほぼ中央で彼女の正面に市川くんのお尻があった・笑)
だったり(大笑)。

 


2006. 9. 12.

6日にお生まれになった秋篠宮家の新宮、お印は高野槇、お名前は『悠仁(ひさひと)』と決まったそうだ。
響きも見た目も意味も良いお名。
おにーちゃんとはセンスが違うね(笑)。

 

名といえば…
先日、国際天文学連合(IAU)の会議で惑星からの降格が決まった冥王星、11日に小天体と共通の通し番号がつけられ、134340番となったそうだが、これをNASAが認めないようだ。
NASAの小天体データベースでこの番号や『Pluto』と入力しても存在しないものとの表示が出るそうな。
冥王星が唯一アメリカ人が発見した『惑星』だったからなのだろうが。
さすがアメリカ『自分が一番』。

 


2006. 9. 11. 5年。

アメリカ同時多発テロから5年。
ツインタワーで2749人、ペンタゴンで40人、UA93便が墜落したシャンクスビルで183人。
日本人24人を含む90カ国、3000人近い人命が奪われた未曾有のテロ。
あの夜中継を見詰めながら、映画のCGであってくれればと何度願ったか。

あの日を境に世界が変わった。

哀しいことにテロは続く。
テロへの報復も続いている。

神の命じる聖戦だ、正義だと言うなら、そんなものはくそくらえだ。
正義など人の数だけあるものだ。
そんなものを理由に血を流すのは…そんなものを血を流す理由に使うのは、もう、終わりにしてくれないか。

 


2006. 9. 9. うどんと芝居とダヤンカフェ

祐さんに誘われて、カムカムミニキーナ+ネルケプランニング主催の芝居『陥人(どぽんど)』(グローブ座)を観劇。
が、昼公演のチケットを取ったので、その前にお昼を、ということで、前々から興味のあった、新宿の『東京麺通団』で讃岐うどんを食べようということに。

11時に新宿で待ち合わせ、地図を見ながら辿り着いた『東京麺通団』。中は案外広くて、でもとても雰囲気のある内装になっていた。
システムは、最初にうどんを注文して受け取り、その後更に奥へ進んでおでんやてんぷらを好きにお盆に載せ、最後にお金を払ってテーブルへ、というセミセルフ。
祐さんは『あつかけ』、私は『ひやたま』を注文して、それぞれてんぷらを追加したのだが、味はもちろん抜群で食べこたえもたっぷり、それでも5〜600円の、お腹にも財布にも幸せな昼食であった。

それでも時間に余裕があったので、新宿駅へ戻って、今度は高野の生ジュースをデザート代わりに1杯飲んでから、グローブ座へ移動した。

で、『陥人(どぽんど)』。
シェイクスピアの主な芝居の登場人物を繋げ、クライマックスシーンを繋げて、ひとつの芝居に仕立てた作品なのだが、これをまた脚本・演出の松村氏が綺麗に繋げてあって、それぞれのキャラもきちんと立って、面白く仕上がっていた。
既に1度(か2度)見ている祐さんによれば、アドリブも日々グレードアップしていたそうで、それらも含めて笑いっぱなし。
来年もまたあるようなので、また見たいなあ、などと思ったり。

観劇後、やっぱり少し時間が早いので、また新宿へ戻って、祐さんのお目当てのダヤンカフェへ。
絵本の、猫のダヤンのショップが新宿に出来たそうで、そこにカフェが併設されているのだ。
小さなビルの1〜2Fがショップ、3Fがカフェ。階段で登るのだが、階段にまでダヤンが。
カフェの壁には絵本の原画。絵本そのものも置いてあるし、メニューにもダヤン、出て来るお皿にもカップにもティーポットにも全部ダヤン。
サービスや味はまあ普通だったけれど、雰囲気を楽しむには良いのではなかろうか。

なんだかんだでお腹一杯食べて笑った1日であった。

 


2006. 9. 8.

8月に夏休みの残り1日を取り損ねたので、上司に「8と11と15とで、夏休み取るならどこが一番いいですか」と相談の上、夏休み最終日は8日に決定。(ウチの職場は『夏休み』3日を各自好きに申告して取得)
とりたててなにをするでもなく、のんびり過ごした1日。

猫もまったり。

 押さえ込んで毛繕いする立待様(笑)。

 一仕事終えて、だらけ気味。

 そのまま熟睡(笑)。猫だなあ…。

 


2006. 9. 6.

午前8時27分、秋篠宮文仁親王妃紀子殿下男児御出産。
帝王切開での御出産だが母子共に健康とのこと。
命名は12日。
世間の喧噪はさておいて、健やかな御成長をと願う。

それにしてもやはりというべきか男の子。やるなあ、礼宮。

 


2006. 9. 3.

気が付けば今の住まいに引っ越してはや4年が経過している。
夏休みに有給をあわせてただ引っ越しだけのために取ったはずだった連休。
2日に引っ越し、3日は片付け&買い物、4日は市役所に出向いての諸手続きで、翌日から出社のはずだった。
が、そこへ母の電話が飛び込んで……
結局あの年の9月、私の出勤日は10日もなかったのだ。
思い起こせば怒濤の日々であった。

あれから4年が過ぎて、『あの9月』以降の9月は比較的穏やかに過ぎている。
穏やかさの主な理由は今日ものんびりな『寝子』である。

 

 


 

 

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