2006年6月の私淑言

 


2006. 6. 25.

2004年1月からイラクはサマーワに駐留していた自衛隊が撤退に入った。
まずは車両等の移動から。既に第1陣はクウェート国境に到着している。
派遣から約2年6ヶ月。
自衛隊は撤退するが、イラクの混乱はまだ収まらない。

 

とこんな話題ばかり文字ばかりでは自分も飽きるので(笑)、口直しに週末のウチの猫をどうぞ。


立待は既に熟睡中。居待はこれから寝る準備。

 
〆は悩殺寝顔2連発で、いかがですかみなさま(笑)。

 


2006. 6. 24.

FIFAワールドカップドイツ大会に出場していた日本代表が、海外組3人をのぞいて帰国した。
23日明け方のブラジル戦は惨敗。
見事に力の差を見せつけられて、1次リーグの成績0勝2敗1引き分け、F組最下位に終わった。
対オーストラリア、対クロアチア、選手個人の技術が下だったわけではないのだろう。GK川口はむしろよく守ったと誉めたたえたいほどだ。が、得点出来なかった。守り切れなかった。選手交代が後手後手に回った感も強い。
敗退。この結果が全てだ。
選手たちには「おかえり」と「おつかれさま」と「ありがとう」を。
日本代表は、4年後に向けて再出発だ。

が。ワールドカップはこれからが本番。
面白い試合が目白押し。
眠れない夜はこれからなのである。

 


2006. 6. 20.

奄美・沖縄が梅雨明けしたそうだ。
沖縄は平年より7日、去年より3日早い梅雨明けとのこと。
梅雨入りしたのは平年より遅かったのだから、梅雨の期間は例年より短かったことになるのだが、それでも降雨量は平年以上で、土砂崩れなどの災害が相次ぎ、まだ避難中の方々もいる。
那覇市の、倒壊が危ぶまれるマンションの住人の方々は、さぞ御心痛だろうと思う。
梅雨が明けても台風のシーズン。
今年の夏は、さてどんな夏になるのだろうか。

 

サッカーワールドカップドイツ大会、日本代表はオーストラリア戦3ー1の敗北に続いてクロアチアには0ー0の引き分けで次はブラジル。
「首の皮1枚で1次リーグ突破の可能性を残した」とマスコミは言うが、その『首の皮』って、ハリポタの『ほとんど首なしニック』程度じゃないのか。
別に楽しみなのは日本代表だけじゃなく、ブラジルやドイツやアルゼンチンなんかの見ていて「おお!」と思う試合の方が楽しみだから、私はいいけど。

 


2006. 6. 11.

去年の今日、居待が我が家にやって来た。
2005年6月11日、土曜の夕方17時に、お兄ちゃん猫と一緒に保護主様御夫婦に連れられて、居待は来た。
お兄ちゃん猫が一緒だったのは、当初私がオス猫を希望していて、「でもこればかりは度胸と相性次第だから」とメスも連れて来ていただいたため。
キャリーから出してみたら、お兄ちゃん猫(シマジロウという名で今は保護主様宅の猫になった)は立待を前に瞬間冷凍、フリーズしたまま1歩も動けなくなったのに対して、居待は「フー!」と威嚇する立待に怯えながらも負けずに立派な威嚇返しをやってのけた。
その度胸を買ってメスの方を我が家に残してもらい、しばらく様子を見ることにしたのだ。
名前は決めてあったものの、相性次第でどうなるか判らなかったため、確信が持てるまで私は『居待』と呼ばずにいた。
最初の2日ほど、居待はまだ怯えが勝っていて、ごはんも「アワアワアワアワ」と妙な威嚇の声を出しながら食べていたし、眠る時も居待用にパーティションで急遽作ったスペースの隅で小さくなって眠っていた。顔を見ればお互い威嚇しあっていたものだ。
それが2日目の夕方には威嚇が減り、3日目の朝には30cmほどまで近付いてから「フー!」を言うようになって、徐々に距離が近付き互いに慣れて週末を迎える頃にはプロレスもするようになっていた。

あれから1年。
掌で持てて、触るのも怖いほど小さかった居待は、今、3.5kgほど、立待よりひと回りだけ小さい大人猫になった。
初対面の威嚇にどうなることかと気を揉んだのが嘘のような、破格の仲良し猫になった。

どうかこの猫達が元気に長生きしてくれるように。

頼んだよ。

 


2006. 6. 10.

現地時間ではまだ9日だが、今日からFIFAワールドカップドイツ大会が始まる。
またもやチケットで騒動が起きているし、相変わらずフーリガンや、ドイツだけにネオナチの懸念もあるが、世界最大級のスポーツの祭典、先日のWBAなどとは比べ物にならないワールドカップだ。
日本代表にはもちろん頑張ってほしいが、それ以上に他国の強豪がどんな試合を見せてくれるか。
時差があるからリアルタイムでは見られないかもしれないが、それでも興味はあるのである。

目指すは予選リーグ通過。
頑張れ、日本代表。

 


2006. 6. 9.

8日に九州北部・中国・四国・近畿・東海が梅雨入りしたのに続いて、9日、関東甲信越も梅雨入りした模様。
梅雨の走りがそのまま本格的な梅雨になった感じで、なんとも爽やかさの少ない『初夏』だったが、さて、今年の梅雨は、そして夏は、どんな季節になるのだろう?

6月になってから1枚もウチの猫をアップしていなかったのでここらで連続。


ひとつのベッドでお昼寝中。立待のピンクの肉球がお判りいただけるだろうか?


相変わらずの簀の子猫。この体勢だとお腹まわりがえらく太って見えるなあ(^^;)。


そしてこちらも相変わらずの踊り猫(笑)。気持ち良いのかしばらくこのままの体勢だった。
苦しくない、んだろうなあ……。

 


2006. 6. 7. 『メタルマクベス』と『風の古道』

翠條さんと観劇2連発。
まず青山劇場で劇団☆新感線の『メタルマクベス』。
タイトルから判るとおり下地は『マクベス』。
1980年代に活躍したメタルバンドの予言のようなDVDの通りに、2206年の荒れ果てた世界で『マクベス』さながらの裏切り劇の幕が上がる……といった感じの筋書きなのだが、なにしろ新感線。
長っ!(^^;;;)
12時30分開演で25分間の休憩を挟んで終わったのが16時30分。
途中で耐え切れずにちょっと寝落ちしてしまった……。
松たかこの狂気の芝居についしみじみと「だいぶん上手くなったねぇ」と思ってしまったことを白状する。

観劇後、次の『風の古道』の会場へ向かうため表参道の駅へ歩いていたら、妙に見覚えのある人が。
よく見るまでもなく松尾貴史さんでした。
表参道から有楽町へ。
有楽町の無印で夕食、と思っていたらなんと定休日。それならマリオン近くのDucky Duckででも、と移動したらなんとビル自体を解体・再建中。続いて覗いてみたガード下のイタリアンレストランは貸切り。
笑うしかない状況ながらなんとかDucky Duckを発見、そこで夕食を食べつつ翠條さんに借りて『風の古道』の予習をする。

で、『風の古道』。
81プロデュース第2回企画公演『THE ROUDOKU』の第1夜で、名前の通り朗読劇。
もちろん目当ては主役の関俊彦さんである。
この公演、チケットの予約開始が平日(金曜)の午前10時、しかも受付はメールフォームとファックスのみでなおかつ先着順などという、「社会人に喧嘩売ってんのか?」なものだったのだが、翠條さんの弟君の御助力で無事取れた次第。
弟君にはひたすら感謝なのである。
朗読劇『風の古道』は、原作を雰囲気を失わないよう上手く端折ってまとめてあって、声優さんたちの声だけの演技をたっぷり堪能させていただいた。
関さんは本当に良いお声。
ただ、効果音やBGMが大きすぎ、せっかくの声の演技にかぶっていたのが残念だった。
特にカーテンコール時、BGMを生演奏していたヴァイオリン担当の女性。音が大きすぎて声にかぶって本当に邪魔。
2夜3夜は改善されたのであろうか、心配である。

終演後、楽屋出口に声優さんたちが揃って出ていらして、もちろん関さんもいらしたのだが、翠條さんは大ファンなのに照れて恥ずかしがって『眺める』だけになっていた。
気持ちは判るがもったいなかったなあ……。

 


2006. 6. 2.

マウスプロモーション第4回公演『桜の花にだまされて』を翠條さんと観劇。
数日前から同僚には「この日は芝居見に行くから定時で帰るから!」と宣言、実行。
もちろん最大の楽しみは石田彰さんに決まっている(言い切った)。

芝居前に場内アナウンスが入るのだが、その担当が田中敦子さんで、しかも設定が『攻殻機動隊』の少佐。
カッコよかったー!!

で、芝居。
去年の『桜の田(その)』は高校野球にまつわるどたばただった。
今年は選挙。
「マウスプロモーション総力を結集して上演する笑いと涙のロマンチック・コメディ」とある通り、笑って笑って笑わせてもらって、きちんと感動もさせてもらった。
誰に笑わせてもらったって、前回と同じく夫婦役で登場した大川透さんと近藤玲子さん。去年のヨン様&チェ・ジウも凄かったが今年はそれ以上。登場シーンから何かやってくれそうだとは思っていたが大笑いさせて頂いた。
が、一番はやっぱり私にとっては石田さんなのだ。
主人公の22歳の弟という役柄なのだが髪の毛を茶色に染めてものすごくラフな衣装で声も少し高めに出してちゃんと22歳に見えるのだそして可愛いのだおかしいだろう3○歳!(^^;)
そして可愛い顔してナースの姉さん方を手玉に取る。
くそぅ小悪魔め・・・←最早役柄に対してなのか石田さん本人に対してなのか区別が・・・(^^;;;)
休憩を挟んで約3時間。
石田さんが舞台にいる間は私の視線はあの方に釘付けでしたともええ!

次回公演も同じく桜シリーズだとか。
次は大川さんと近藤さんが何をやってくれるのか楽しみだ!(笑)

 


2006. 6. 1.

今日から改訂版の道交法が施行された。
今までは多少見逃されていた路上駐車が、これからは見つかり次第即アウトになるのだそうだ。
迷惑駐車が減るのは喜ばしいことではある。が。
宅配業者や卸売り業者はじめ商業用の業務用車が軒並み規制の対象なのに、郵便局の集配車は除外されてるのはズルいんじゃないのか。

 


 

 

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