2005年9月の私淑言

 


2005. 9. 29.

2年ぶり5度目の阪神リーグ優勝。
本拠地甲子園球場での優勝だから、ファンの喜びもひとしおだろう。
日本シリーズは来月22日からだとか。
恒例の飛び込み防止にフェンスが作られた道頓堀川だが、結果は、さて?

 


2005. 9. 27.

前回のアップから10日が経過している『ウチの猫』。
待っていてくれる人がいるかもしれないので、週末つい笑って撮影したものを何枚か。

 ダイニングセットの椅子にちょこんと座って私を見る。
や、そんな見詰められても何も出ないから、キミタチ。

 

 
立待布団に居待枕。どっちが失礼かはいわずもがな(笑)。ちなみにどちらも爆睡中。

 


2005. 9. 25.

3月から185日に渡って開催されていた『愛・地球博』が本日22時をもって閉幕した。
入場者数は主催者の当初予想を700万人上回る約2200万人。うち4〜5割がリピーターだそうだ。
人気パビリオンは8時間待ちだとか、いろいろ呆れることも多かった万博。
行こうかとも思っていたが、結局私は行かずに終わった。
マスコットのモリゾーとキッコロは『森へ帰ってゆく』そうだ。
自然の叡智をテーマに掲げていたという今世紀初の万博。
果たして本当にテーマに添ったものだったのかは、私には判断しかねるが、キーワードが環境だったなら、これからもそれを忘れないようにしたいものである。
だって地球や宇宙に言わせれば人類は『間借人』なのだから。

 


2005. 9. 17. 芝居、と、ウチの猫。

祐さんと一緒に、劇団6番シードの『第2回 ねりまの隠れ宿公演 最後の1フィート』を観劇。
劇場でやる普通の『芝居』とは一風変わった、劇団の稽古場へ客を招待しよう、というのがこの企画。
上石神井で祐さんと待ち合わせ、劇団の送迎の到着を待って、着いたその場所は、話には聞いていたが、本当にフツーの家。それも和風の。
石垣があって門があって庭があって。でも玄関入ったら正面には男性用トイレと女性用トイレがあって。
微妙に民家で微妙に違う、なんとも楽しい隠れ宿。
劇団の年表や、過去の芝居のポスターに、小道具、衣装、台本、舞台セットの写真、いろんなものの展示もあって、芝居の後にはちょっとしたイベントもあって。
劇団の稽古場ならではのおもしろ企画で、楽しませていただいた。
芝居そのものは、1本の映画をめぐる、3本の芝居のオムニバス。
1話から3話まで段々にストーリーがシリアスになってゆく仕立てなのだが、3本目のストーリーが私にはちと微妙だった。でも2話目の小野婦警には惚れましたv

 

芝居を見て、イベント(おたのしみ抽選会)も最後まで参加して、その後は一路我が家へ祐さんを御招待。
イベント終了時で既に午後4時だったのに何故さらに我が家へなのかというと、理由はひとえにウチの猫。それも、主に居待。
生後5ヶ月でそろそろ2kgを超えた居待だが、この先もしばらく見にいらっしゃる都合のつかなそうな祐さんが、それでも居待が子猫なうちにせめて1度、と切望なさったためである。
何度も我が家へはいらしている祐さんだが、立待、居待とはもちろん初対面。
それでもほとんど物おじしないのがウチの猫だ。
最初こそ少々遠巻きに眺めていた2匹だが、祐さんのにおいをかいで、手をなめればはや警戒がゆるんでいる。
釣り糸をまねたおもちゃで遊んでもらえば、立待は離れた場所から見守る程度だが居待の方はすっかり夢中。
適当なところでおもちゃを片付けると、立待はソファの背もたれで、居待はフローリングの床で、さっさとくつろいでうとうとうと。
「今ならさわり放題だよ」
ささやくと、祐さんは嬉しそうーに手を伸ばす。
居待、立待、もちろん平気。
背中も腹も撫で放題、肉球もひげもしっぽも耳も好きにさわり放題だ。
多分祐さんは立待の肉球と前足の甲の手触りを10分以上楽しんでおられたように思うが、既にくつろいで寝る体勢に入っている立待は一向に意に介さない。
夜7時に、夕食を御一緒するため我が家を後にしたのだが、祐さんには堪能していただけたようだ。
初対面で、2時間で、ここまで馴染むウチの猫。
祐さんの次なる野望はウチの猫を膝だっこすることだそうだが…………さて?

というわけで、今週のウチの猫は、題して『祐さんと一緒』。ただしご本人の希望で祐さんは手のみ。

眠そうなのでやぶにらみだが、撫でられるのを嫌がっているわけではない。
さて、ウチの猫を次に触りに来るのは一体どなた?(笑)

 


2005. 9. 14. おとなの階段

帰宅したら、居待の乳歯が抜けていた。
ソファカバーに何か落ちているので剥がした爪(猫の爪は脱皮するように外からぺりぺり剥けて新しいのに替わる)かと思ってよく見たら牙だったのだ。
大きさから前歯のどれかと見当をつけ、口を開けさせてみたら、上左前歯がなくなっていた。
猫の乳歯は、抜けても餌と一緒に飲み込む事が多いのだとか。
せっかくなので写真を撮ってみた。


日付けと抜けた箇所を書いた紙と一緒に保存パックに入れた親バカである。

そんな『おとなの階段』をひとつ登った居待だが、やることはまだまだこどもだ。
立待の肉球を母猫のお乳と思い込んでしょっちゅうチュウチュウ吸っている。


…………必死(笑)。
よく怒らないものだ、と、立待に感心することしきりの茶寮主なのである。

 


2005. 9. 11. 選挙、そして芝居

争点は郵政民営化と小泉君が言い張る衆院選。
ちゃんとやることやっとかないと気分的に堂々と文句を言えないので、午前中買い物のついでにさっさと投票を済ませる。

 

午後、祐さんにお誘いいただき、ウォ−キング・スタッフ プロデュースの『Dog-Eat-Dog』を観劇。
あらすじは・・・班長以外の刑事が結構軒並み頼りにならない『取調室』(これで内容が判る人は同士だ)、といったところだろうか。
はっきり言うが嫌だあんな刑事。
芝居自体は一部をのぞいてみなさん上手い。比較的テンポも良いので退屈しない。
ただ……作・演出の和田氏、自分の台本は小説や映画からのコラージュだと堂々と言い切るっているのだが、それって、どうなの?

 

観劇後、お茶〜夕食になだれこんで祐さんとひたすら喋り、帰宅後衆院選の結果を見る。
自民大勝とのこと。
へぇ。そうですか。

 


2005. 9. 7.

台風14号、強い勢力のまま九州沿岸をゆっくり北上、上陸、甚大な被害を出して、日本海を北上中。
九州四国中国の広い範囲で土砂崩れや鉄砲水、浸水、多大な被害が出て、20人以上の方々が亡くなったり行方不明だったり。岩国では錦帯橋の橋脚が流出したとも聞く。
被害が大きくなったのは、勢力が強かったのみならず、暴風雨圏が異常に広く、おまけに足が遅かったせいだろう。
全国の50ケ所以上で、1日の総雨量の過去最高記録をたたき出してもいるらしい。
すぐあとに15号も発生、北上中という。
亡くなった方の御冥福を祈り、被害に遭われた方々の1日も早い復興を願いつつ、更に被害の広がらないことを願う。

 


2005. 9. 6.

本当は日曜日にアップしたかったのだが、日曜の夜は大雨の上に雷がずっと近くで鳴りっぱなしで、長時間Macを起動する気になれなかった上に、月曜はミーティングで遅くなりで、結局延び延びになってしまった『ウチの猫』。
笑える2匹をどうぞ。

 尻尾が枕。立待は微妙にイヤそう(笑)。

 一見ちょっとだらけた居待の寝姿。

でも角度を変えると

 だらけすぎ…。あの…なあ、野生は…………?(^^;)

ちゅーかどうなんだこの緊張感のかけらもない寝姿は猫として!?(笑)

 


2005. 9. 1.

月もあらたまったので、先月末に先送りにした『ウチの猫』の写真を数点。

 

まずは、うっかりツボをつかれた立待と居待の後ろ姿。

 

 
相変わらず笑えるポーズの居待。

 


さらに笑えた立待&居待。プロレス中。

 

 
洗濯籠立待入り(非売品)。
朝、歯磨きをしようと歯ブラシをくわえてふと見れば立待が洗濯籠に。
歯磨きそっちのけでカメラを取りに走ったのはいわずもがな(笑)。

 


 

 

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