2005年6月の私淑言

 


2005. 6. 27.

昨日、観測史上最速で東京で油蝉が鳴き、空梅雨の気配も濃厚なこの頃だが、今日27日、沖縄・奄美で梅雨明けしたそうだ。
そんな地方がある一方で、北陸と東北は今日が梅雨入りだという話。
しみじみと多彩な風土の日本列島。

 

そういえば柔ちゃんこと谷亮子選手が、おめでたで世界選手権の出場を辞退したそうだ。
出産予定は来年2月とか。
今生んでおけば北京出場も夢ではない。いけ、柔ちゃん!
というのはひとまず脇に置いて、これからお体を大事にして、元気で丈夫なお子さんの誕生を、と、願うばかりの茶寮主である。


2005. 6. 25.

来月早々に御家族の都合で国外に出てしまわれるKさまが御来訪。
午後1時に待ち合わせてランチをとって、一路我が家へ。
主な目的は立待と居待である(でなければわざわざ我が家へいらっしゃる理由が・笑)。
前回Kさまがいらした時には飼い主そっちのけでKさまの膝に上がった立待だが、今回はねこじゃらしで遊んでくださるKさまを、「担当は居待」とばかりに離れたところから見守る素振りを見せる。
が、やはり興味はあるらしく、たまーに手を出すのが笑えるところ。

写真はKさまに遊んでいただいている2匹。居待はこのあとジャンプを見せる。

上の写真をご覧いただければお判りだろうが、立待と居待、ずいぶん馴染んで、実はプロレスから毛繕いになだれこんだりもしている。
ので、証拠写真。

一見非常に荒っぽいのだが、これで案外居待は気持ち良さそうなのである。
たまに立待の教育的指導が入ったり、逆に居待が加減出来ずに爪や歯を立てたりしてどちらかから悲鳴じみた声があがることもあるのだが、怪我にまでは至っていないので、私はひたすら傍観している今日この頃であったりする。


2005. 6. 20.

107人もの死者を出したJR福知山線が、19日に運転を再開したそうだ。
19日は日曜だったため、実際に『通勤路線』として復活するのは今日、20日。
お使いの方々には、心境は複雑ながら不通は不便きわまりないものだったろうし、犠牲になられた方々の御遺族にはさらに納得のいかないものがあるだろう。
きちんとした説明もなかったようだから、余計なのではないだろうか。


2005. 6. 19.

某所イベントに参加。
お越し下さった方々お疲れ様でした&ありがとうございました。
諸事情で各方面に多大なご迷惑をおかけしましたこと、あらためましてお詫び申し上げます。

 

で。
このイベントをご存知かつご参加の方でなければ判らない話題なので、判らない方はどうぞスルーしていただきたい。

 

なにはともあれ、

58へぇ

イベントのパンフをお持ちの方はその「SP 23」を御確認の上、お遊びと御理解の上でクリックを。


2005. 6. 17.

子猫を正式に我が家の子に迎えるべく保護主さまにお願いして、今日、お許しをいただいた。
初回のワクチンは接種してから我が家に来た子なので、近日中にその証明のコピーをいただいて、来月になったら2度目のワクチン接種である。

命名、『居待(いまち)』。

保護主さま曰く、母猫そっくりの、キジトラである。

我が家に来た最初こそ立待とふたり互いの姿が目に入る度に威嚇をしていた猫たちだが、いつの間にか折り合って、少しなら戦うようなじゃれるような素振りも見せるようになった。
互いに近寄っては離れ、追い掛けては逃げ。
私がいちばん良く目にする互いの距離は(↓)このぐらい。

ずいぶん我が家と互いの姿に慣れたようで、居待は立待のそばで平気で遊ぶし、立待は何かに取り憑かれたように遊んだりダッシュしたりする居待を、不思議そうーな顔で見ている。
もう、となりでごはんを食べていても水を飲んでいても全く気にせず自分の食事に集中するし、トイレも、一応2つ置いてあるのだが同じものをふたりで使う。
ただ、居待は血縁のない大人猫にどうやって甘えれば良いのかいまいち掴めていないようだし、立待に至ってはおそらく自分より小さな猫と間近で接するのが初めてなのだろうから、距離感や手の出し方に戸惑っている感がある。
でも、まだ、1週間。
時間はたっぷりあるのだから、少しずつ打ち解けていってくれるといい。


2005. 6. 16.

15日、マリナーズのイチローさんがメジャー通算1000本安打を達成した。
メジャーに移って5年目、699試合目での達成は、メジャー歴代3位の早さだそうだ。
と、喜んでいたら、今度はデビルレイズの野茂さんが、16日、日米通算200勝を上げた。
今、日本人選手が続々メジャーに行く、その先陣を切った人だ。
不調にも悩みながらこつこつと積み上げた偉業に頭が下がる思いがする。


2005. 6. 12. トライアル!

もともと2頭飼いで2頭一緒に置き去りにされ、更にその相方に置き去りにされたウチの立待。
猫は多頭飼いの方が良い、と聞くこともあって、立待と出会ったのと同じ里親探し掲示板で見付けた子猫との同居を試みるべく、土曜の夜からトライアルに入った。
相手はこの子。


生後2ヶ月のやはり女の子である。これは土曜の夜。リビングのセンターテーブルの下に潜り込んで警戒中。
が、立待も既にひとり我が家の子になって1ヶ月半、テリトリーに別の猫がいることに緊張・警戒するようで、突然知らない家に連れてこられておまけに先住の猫までいる状況に同じく激烈緊張・警戒している子猫と、互いに興味はありつつも視線が合って意識が向くと「フーーッ!」「シャーーーッ」を繰り返す。
互いに逃げ場がないのもまずかろう、と、出入り自由な子猫の逃げ場を確保して、2日目の夜を迎えている。

  互いに警戒中。

ただ、威嚇はするものの距離はアリかナメクジの歩みのように(喩えが……)ジリジリと近付いているし、威嚇はするものの互いを害するような攻撃はしないし、それなりに距離を測って眠る時は眠り、いつもより量は少ないながら餌も食べる水も飲むトイレもする、なので、このままとりあえず食事量をにらみつつ火曜まで様子見である。
食事量が少ないままならストレス性により同居は無理と判断してその時点で断念、普段の量に戻るようなら多少威嚇はあっても週末まで様子見を伸ばす予定でいる。
うまく折り合ってくれれば良いのだが。さて。


2005. 6. 11.

あられもない立待二態。

 

…………オンナノコなのに(TT)。←だったら撮るな、そしてアップすな。


2005. 6. 10. 梅雨入り

台風4号が伊豆大島近海を通過中だが、その台風に触発されて、関東甲信越と九州北部、山口地方が今日、梅雨入りした。
関東地方は平年より4日早い梅雨入りで、沖縄をのぞいた全国に先駆けて関東が梅雨入りするのは41年ぶりなのだそうだ。
これからまた雨の季節。
鬱陶しいが、必要な時期だ。


2005. 6. 9. AGAPE store#10「仮装敵国」

翠條さんと祐さんとで、サンシャイン劇場にてAGAPE store#10「仮装敵国」を観劇。
7人の脚本家が15分ずつの芝居を書いて、それを休憩なしで役者も変わらず連続して演じるという、ちょっと珍しい構成。
脚本を書いたのは、長塚圭史、倉持裕、井手茂太、土田英生、千葉雅子、故林広志、佐藤史朗、後藤ひろひとに、ケラリーノ・サンドロヴィッチ。
どれもブラックで爆笑ものだったり「くす」と笑うものだったり「をいをいをい」と突っ込みたくなるものだったり。
しかもばらばらに無関係に無秩序に演じられていたはずの芝居が、最後の最後で繋がって、まとまってしまうのだ。
でもそれよりももっと面白かったのが、松尾貴史さんが司会(?)をつとめた芝居後の挨拶、というか後説(笑)。
2時間の公演時間をたっぷり楽しませていただいた。


2005. 6. 8. ドイツへの道

無観客試合としてバンコクで行われたFIFAワールドカップドイツ大会のアジア予選、日本対北朝鮮戦。
2:0で、勝利。
日本は、開催国ドイツをのぞいて、世界中のどの国よりも速く、出場権をゲットした。
無観客試合ということで、競技場内での応援はもちろんないし、出場が決まった瞬間の怒濤のうねるような歓声はもちろんなかったのだけれど。
それでも、競技場の外で「せめて」と応援を続けるファンの声を、歌を、競技上のプレスマイクが拾っていた。

まだ本番まで長いけれど。
おめでとう。そして、ありがとう。


2005. 6. 3. 寝子二態

ちょっと久々の『立待の日常』。

↓ふて寝子。朝とか、私が相手をしてやれない時によく取るポーズ。そして大概このまま熟睡(笑)。

 

↓風呂寝子。シャワーや水音は苦手な癖に私の入浴中は浴槽の縁に上がりたがるので置いてみた簀の子の上。ここでもやっぱりこのまま熟睡(笑)。

 

もともと2頭飼いされていた子で遊び相手がいなくて退屈そうな素振りも見せるので、2匹目をもらうことも考慮にいれ始めた今日この頃。


2005. 6. 2.

先月30日に亡くなられた元大関貴ノ花の告別式。
母親がこの方の大ファンだったので、細身で巨漢と渡り合う姿がとても印象に残っている。
享年55。
早い、としみじみ切なくなりつつ、御冥福をひたすら祈る。


 

 

今月の『私淑言』へ  『おしながき』に戻る