ウィーン・リング・アンサンブル

2001年1月6日(土)14時/王子ホール
(演奏)
 ライナー・キュッヒル(ヴァイオリン)
 エクハルト・ザイフェルト(ヴァイオリン)
 ハインツ・コル(ヴィオラ)
 ゲアハルト・イーベラー(チェロ)
 アロイス・ポッシュ(コントラバス)
 ウォルフガング・シュルツ(フルート)
 ペーター・シュミードル(クラリネット)
 ヨハン・ヒントラー(クラリネット)
 ギュンター・ヘーグナー(ホルン)
(プログラム)
 J.シュトラウスU  :オペレッタ「インディゴと40人の盗賊」序曲
 ツィーラー      :ポルカ「ランデヴー」
 ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ「天体の音楽」
 ツィーラー      :ワルツ「心地よい夜に」
 J.シュトラウスU  :ポルカ・シュネル「ハンガリー万歳」
 −休憩−
 J.シュトラウスU  :ワルツ「ウィーンの森の物語」
 ランナー       :ガロップ「狩人の喜び」
 レハール       :オペレッタ「メリー・ウィドウ」より「マキシムの歌」
 ツェラー       :オペレッタ「小鳥売り」メドレー
 J.シュトラウスU  :オペラ「騎士パスマン」より「チャールダーシュ」
(アンコール)
 J.シュトラウスU  :ポルカ「観光列車」
 J.シュトラウスU  :ワルツ「美しき青きドナウ」
 J.シュトラウスT  :ラデッツキー行進曲


例年のごとくリング・アンサンブルを聴いて新年が始まるといったところで今年も王
子ホールへ。今日の座席は後方壁際の席だった為か音が渦を巻いているようで意外と
良いサウンドで聴けた。しなやかな弦の響きが増幅されたように聞こえ、いろんな方
向からやってくる音と混ざり合って臨場感豊かといった感じ。

やっぱりリング・アンサンブルの演奏は楽しくてウィーン情緒一杯。当たり前のこと
がこれほど素晴らしいとは・・・かつてはシュルツ、シュミードルのコンビがいろん
な演出で笑わせてくれたが、最近はやや大人しくなったようで。それでも粋の良い楽
しさが一杯。アンコールはこれもほぼ例年通りのパターンで盛り上がった。