2008.02.21 ゲルギエフ&ウィーンフィル/パリ・シャンゼリゼ劇場


THETRE DES CHAMPS-ELYSEES
Jeudi 21 fevrier 2008, 20h

Wiener Philharmoniker
Valery Gergiev, direction

Verdi
La forza del destino, ouverture

List
Les Preludes, poeme symphonique pour orchestre n°3

Tchaikovski
Symphonie n°5 en mi mineur op.64

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今日、2/21はパリ・シャンゼリゼ劇場公演、ゲルギエフ指揮のウィーンフィルを聴いた。プログラムはヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲、リスト:交響詩「前奏曲」第3番、チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調作品64の3曲。

今日はNRTからFRA経由で15:55発でCDGに飛ぶ予定だった。が、CDGへのLH4224がキャンセルとなった。代わりに16:30発のLH4226が空席待ちとなる。ところが、同じ搭乗ゲートのバルセロナ行きが大幅に遅延している為、さらに遅れて17:35発のLH4228としてゲートA30から飛ぶことになった。セネターのプライオリティでチケットは確保されたが、これなら20時開演に間に合うはずだった。が、これも25分遅れて18時に飛んだ。結局、CDGには19:10に到着し、ターミナル1出口には19:20。さて今日のコンサートは諦めようかと思ったが、タクシーでシャンゼリゼに向かうこととした。特に今日は道路も混雑しているとのことで、停滞に悩まされる。

ようやく20:15に劇場到着。既に演奏は始まっており、1階ロビーで待たされる。プロジェクターの前に椅子が用意されており、同じように遅れてきた人が演奏に聞き入っている。運命の力、序曲は終わっており、ちょうどリストのレ・プレリュードが始まったばかり。スーピーカーで聴いても重厚感溢れる素晴らしい演奏だ。斯くのように、後半のチャイコフスキーから席で聞いた。コンサートマスターはキッヒュル、ヒンクと並び、ステージ一杯のオーケストラは実に壮観。2階バルコン正面で聞くアンサンブルは実に立体的で音が良い。弦の繊細さと管の炸裂のコントラストが印象的。ゲルギエフのパワフルな指揮はさすがだった。アンコールはヨハン・シュトラウスのポルカなど2曲演奏され、ウィーン情緒も満喫できた。なおプログラム冊子には10ページにわたりウィーンフィルの歴史が興味深い写真とともに掲載されている。



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