2007.08.17 ザンクト・ペーター教会ミサ/ザルツブルク・フェスティバル


SALZBURGER FESTSPIELE 2007

KIRCHENKONZERT
Wolfgang A. Mozart
Messe in c-Moll KV 427 (417a)
fuer Soli, Chor und Orchester
(komponiert 1783)
Fragment
(Rekonstruckion und Ergaenzung: Helmut Eder)

Kyrie
Gloria
Credo
Sanctus
Benedictus

Mozarteum Orchester Salzburg
Choir of Clare College Cambridge

Chorleitung
Tim Brown

Dirigent
Ivor Bolton

Sopran I
Miah Persson

Sopran II
Veronique Gens

Tenor
James Gilchrist

Bass
Markus Werba

Orgel
Robert Howarth

Freitag, 17. August 2007, 20.00 Uhr
Stiftskirche St. Peter

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今日は20時からザンクト・ペーター教会ミサを聞いた。先ほどのイエーダーマンから駆けつけ、開演10分前に席に付くことができた。前方ブロック6列目の席からは黄金に輝く祭壇とオーケストラおよび合唱を見渡すことが出来る。演奏はイヴォール・ボルトン指揮のモーツァルテウムとケンブリッジ・クレアカレッジ合唱団。ソリストは、ミア・パーソン(ソプラノ1)、ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ2)、ジェイムス・ギルクリスト(テノール)、マルクス・ウェルバ(バス)。プログラムはモーツァルトのハ短調ミサKV427(417a)で、ベーレンライターの新モーツァルト全集(ヘルムート・エーダー版)による演奏。それにしても聖堂で聞くミサの響きは素晴らしい。荘厳かつ敬虔な祈りの世界に感動するばかり。ボルトンのテンポ運びも絶妙で、長大な残響を活かしつつソリストを浮かび上がらせるパースペクティブなアンサンブルに聞入った。演奏終了はちょうど21時。これから祝祭大劇場でのヤンソンス&バイエルン放響へ向かわなければならないが、その開演は21時。もう前半のプログラムが始まってしまうので、後半から聴くことになる。



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