2007.08.11 アバド&祝祭管弦楽団/ベートーヴェン9番/ルツェルン・フェスティバル


LUCERNE FESTIVAL
IM SOMMER
Sinfoniekonzert 1
11.08.2007-18:30
Konzertsaal

LUCERNE FESTIVAL ORCHESTRA
Chor des Bayerischen Rundfunks (Peter Dijkstra Einstudierung)
Claudio Abbado Leitung
Melanie Diener Sopran
Anna Larsson Mezzosopran
Jonas Kaufmann Tenor
Reinhard Hagen Bass

Ludwig van Beethoven (1770-1827)
Sinfonie Nr. 9 d-Moll op. 125
・Allegro ma non troppo e un poco saestoso
・Molto viva- Presto- Coda
・Adajo molto e cantabile- Andante moderato
・Finale. Presto- Allegro assai- Allegro assai vivace (alla Marcia)-
Andante maestoso- Adagio ma non troppo ma divoto- Allegro
enagico e sempre ben marcato- Allegro ma non tanto- Presto-
Maestoso- Prestissimo

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今日は18時半からルツェルン・コンツェルトザールにてクラウディオ・アバド指揮のルツェルン祝祭管弦楽団を聴いた。プログラムはベートーヴェン:交響曲第9番二短調作品125「合唱付き」の1曲。昨日の開幕ガラコンサートではベートーヴェン以外にマーラー交響曲1番のオルガン編曲、リゲティやバルトークの作品が前半に演奏されていた模様。さてアバドのベートーヴェン9番は、2000年のヨーロッパコンサートとウィーン・ムジークフェラインでのベルリンフィル公演に圧倒されたが、今回のルツェルン祝祭との演奏に期待が高まる。

バイエルン放送合唱団がオルガン前のブロックを埋め尽くした様は実に壮観で、ソリストはメラニー・ディーナー(ソプラノ)、アンナ・ラルソン(メゾ)、ヨナス・カウフマン(テノール)、ラインハルト・ハーゲン(バス)。気合で引き締まったアンサンブルとともに柔軟で伸びやかなベートーヴェンが鳴り響く。1楽章の神々しさ、2楽章のテンポと歯切れの良さ、3楽章の感動的な美しさ。終楽章の合唱などスペクタクルさなど貫禄十分の演奏だった。ともかく瑞々しさと強靭な生命力を感じる素晴らしさたっだ。



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