Bayerische
Staatsoper
Munchner
Opern-Festspiele 2006
Mittwoch,
26. Juli 2006
Xerexes
(Serse)
Oper
in drei Akten
Unbekannter
Librettist nach einem von Silvio Stampiglia
beqrbeitenten
Operntext Niclo Graf Minatos
in
der Fassung von Sir Charles Macerras und Noel Davies
Musik
von
Georg
Friedrich Handel
Musikalische
Leitung; Harry Bicket
Inszenierung;
Martin Duncan
Buehne
und Kostueme; Ultz
Choreographie;
Jonathan Lunn
Licht:
Alan Burrett
Choere;
Andres Maspero
Xerxes
(Serse), Koenig von Persien; Ann Murray
Arsamene,
sein Bruder; Christopher Robson
Amastre,
Xerxes' Verlobte; Catherine Wyn-Rogers
Ariodate,
Befehlshaber von Xerxes' Heer; Umberto Chiummo
Romilda,
seine Tochter; Susan Gritton
Atalanta,
ihre Schwester; Margarita De Arellano
Elviro,
Arsamenes Diener; Christian Rieger
Das
Bayerische Staatsorchester
Continuo;
Harry Bicket, Mark Lawson (Cembalo),
Kristin
von der Goltz (Violoncello)
Der
Chor der Bayerischen Staatsoper
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今日はLH715便にてミュンヘンに直行する。成田では第1ターミナル南ウィングからの出発となるが、荷物検査の列は第2ターミナルの時よりも改善されたものの、出国手続きの列はさほどでもない。並んだレーンは全然流れないので途中でレーンを変えた。ラウンジも馴染みのANA(Signet)からユナイテッドのゴールドラウンジを使う。広々としたブースが幾つもあって、個室タイプのデスクブースには誰も居なかった。ここで搭乗までの間メールと電話の仕事に追われた。LH機上では衛星経由のホットスポットに接続して仕事の続きを行う。さてミュンヘン到着は予定よりも45分ほど早い16:45。10分ほどでSバーン地下駅に移動して、17:02発に乗った。当初はマリエンプラッツで下車してナチオナル・テアターに直行する予定だったが、先にホテルにチェックインできる余裕ができて嬉しい。
さて今日の演目はミュンヘン・オペラ・フェスティバルとして上演されるヘンデルの<a
href="http://www.bayerische.staatsoper.de/c.php/spielplan/vorstellung.php?l=de&dom=dom1&id=71">歌劇「クセルクセス」(セルセ)</a>。古楽で活躍中のハリー・ビケットがチェンバロを弾きながら指揮を行う。指揮者の対面にもチェンバリストが向き合う。現代楽器を用いた古楽アンサンブルと2台のチェンバロとチェロのコンティヌオが立体的な響きを作り出す。
ステージは最初から幕は降ろされておらず、作業員たちがオペラのセットを組んでいる途中、客席の照明も明るい状態で序曲が開始された。演奏の間、いろんな登場人物が現れて、セットも次第に組みあがってゆく。マルティン・ダンカン演出によるステージは、大きく四角い額縁を駆使し、セルセの物語がとてもユーモラスに語られてゆく。随所に大仕掛けを用いた展開は面白くて笑いの連続となる。アン・マリー、ウンベルト・キーモなど役になりきった演技。魅力的なルルを演じたマルガリータ・デ・アレラーノはセクシーな衣装と巧みな歌でアタランタ役を演じる。途中、彼女と全く同じ衣装のダンサー達が登場してアタランタの分身を演じたのには会場も爆笑。加えて、ビケット率いる機敏なアンサンブルがドラマを盛り上げてゆく。途中2回休憩が入って23時15分に終演。ヘンデルのバロック・オペラの楽しさをフルに満喫させる内容で、カーテンコールの盛り上がりも凄かった。
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