2001.3.11
viewsic 「SELF LINER NOTES」


  Annchang . 菅沼 健(Interviewer)

菅:  3rdアルバム、

A:  3枚目ですね、メジャーになって。『Barbe-Q★マイケル』。

菅:  誰それという。

A:  や、かっこいいじゃないですか。全部英語で。

菅:  や、だから思ったんです。このタイトルは全く意味が無いか、よっぽど深い意味があるか、どっちかじゃないかと。

A:  付けてみたら、なるほどなと。できあがったら、サウンド的には偏っているのはマシンガンズ的には認識しているんですけれど、意外とバラエティーに富んでいるなと。まさにこれはバーベキューなんちゃうかと。ピーマンだったり椎茸だったり、実は嫌いな物もあるんだけれど、たとえば海とかで「やー!」とか言いながらビールとか飲みながらやるのが、いいんじゃないかと。

二枚目から共通しているところがあって。日本的な物にしたくない。日本のCDっていうのは音源的にはクオリティーが高い。ただ世界的に見たら、どうしても歌謡チックになっているっていうのが凄い気になっていて。洋楽で育ったマシンガンズが歌謡ロックになってしまうのは凄いいやだ。やっぱり『MADE IN JAPAN』みたいに、自分らナリの世界観が持てるものにしたい。

ワールドワイドにいこうと考えた時に、世界的な意味合いを持たせるには何か無いかなとみんなで考えたときに、「American」ではアメリカになってしまう。「British」ではなおさら違うと。で「マイケル」はどうか?と。「ジョン」とかじゃダメだ。マイケルだったら、ドイツにもいる。オーストラリアにもカナダにもいる。バラエティーに富んでいるけれどもマシンガンズ的に一本筋が通っている。それがバーベキューの串なんじゃないかと。

菅:  まぁバーベキューって話をすると、バラエティーに富んでるっていうのがあったけれども。確かに1stにもないし。特にセカンドの後から来るってことを考えると、音の肌触りってのはずいぶん違うな、と気がしたんですけれど。どこら辺を意識しようとしたんでしょう?

A:  逆に言うと、意識しないようにしようっていうのが正直なところなんで。バーベキュー繋げにして申し訳ないんですが、バーベキューって塩・こしょうくらいしかしないと。焼き肉のたれを持っていく人もいるかもしれないですけれども。基本的には炭火仕上げで。火が大きくても小さくても焼いてしまえと。

菅:  スタジオに入ってからの行程全部で、レコーディングからマスタリングまで、必要以上に掘り下げるとか…。

A:  凄い悩んだんですよ。アルバム作る前段階で。曲を作る前段階で。3枚目だと。SEX MACHINEGUNS的に3枚目。1,2と順調に来たし、ある意味期待もされてる。期待にも応えたい。応援してくれる人がいるから。やっぱ期待に応えたいがために、狙ってる自分がいたんですよ、曲作ってるときに「こうしたら売れるんじゃないか」とか。それに気づいた自分に対して凄い腹が立ったって言うか。インディーズ時代から振り返ってみたら、果たして誰かに曲をつくってくれと言われたことも、こうしたらいいよと言われたことも一切無い。実際アレンジャーもプロデューサーも立って無いから。そのときに、塩とこしょうでいいんちゃうかと。

菅:  アルバムができました。僕は、Anchangが持ってる深いところにある物を出したという意味では、このアルバムは聞き手に、笑ってもらってハイ終わり、っていうのにはさせないぞ、っていうのが

A:  (苦笑)そうなのかな。実は笑ってもらってはい終わり、でもいいんじゃないかと思ってる自分らもいて。それは受け取る側の問題だから。ただ僕らの存在自体が、こんな音楽をやってるから、どんだけの人が聞いてくれてるのかなってのがあって。そっから先は任せますよってのがあって。売れてるんだから聞けよ、と押しつけるのもおかしい。だからその中から「あ」と思う人がいれば嬉しいな、と。いつも思ってますんで。



S.H.R.〜セクシー・ヒーロー・レヴォリューション〜

A:  基本的に歌詞の内容を見てもらえばわかると思うんですけど、ストーリー性は実は無かったりするんですよね。よく「同棲愛の歌ですか?」と言われたり(笑)するんですけど。熱い言葉を並べただけなんですよ、暑苦しいぐらいに。自分たちが燃えてるんだということが。

ただ「レヴォリューション」って言葉を付けたのは、バンド的に革命を起こしたいなと。ランクを上げたいというか。これからもマシンガンズ進んでいかなあかんねん、ってのを。今の状況で満足しているメンバー…メンバーの誰かが満足してたというワケじゃないですけど…僕自身もそうですけど、やっぱあかんなと。マシンガンズがどんなバンドだったのか振り返るというか、そこまで大げさじゃないですけど、ちょっと2時間ほど説教しまして(笑)。変化とまでは行かないけれども進化し続けないと意味が無い。革命は自ら起こす、自分らで何か新しいことをしなきゃあかんねんと。それがそのまま曲になったと言うか。

みどりのおばちゃん

A:  スタジオ帰りに、まぁ朝なんですけれど。通りを走っていたらですね、全員メンバー乗ってる車で帰っていたら、みどりのおばちゃんが居たんですよ。単純に。僕らがちっちゃい頃には当然いたんですけれども。で、ぱっと見た時に、「あ、まだ居るんだ」と思ったら、妙に嬉しいというか懐かしいというか、「わぁ」という気持ちになって。

これはもう、正直言って反抗心です。はっきり言って。それが悪いというわけじゃなく、実際そういう曲を聴いて育ったワケなんですから。ただ、あまりにも非現実的なことが多すぎて。現実にあり得ないから聞いて楽しんだり、ストレスの発散の場だったりするんですが。僕たちはやっぱり等身大で…。

そういうハードルってあるじゃないですか。僕が好きなのはサザンなんですけれども、桑田さんって、「そこまでこだわるかっ」ていうくらいエロチシズムの最高峰な歌詞を書くじゃないですか。もの凄い好きなんですけれども。でもそこにハードルは感じさせない。洋楽の歌詞カードを見るとろくでもないことを書いてある。ぼくらもそうなれたら良いんじゃないかと。

狼とキリギリス

A:  曲をつくろうとしたきっかけ自体は単純なんです。テレビとか自分のところに来たファンレターとか。自分ら自身の存在に対して「こうあるべきだ」みたいに言ってくれる人がいて。それ自体は何とも思わないし逆に有り難いな、と思うんですけれども。中には度が過ぎた人がいて、それで怒りはしないですけれど、凄い寂しい気持ちになって。「友達に裏切られました」とか「寂しい毎日を送ってます」ってのを見てて。そんなんなんだ?と思うんです。インターネットの社会、メル友とかでも、顔が出ないから…。そんなのが自分の中でぐるぐる回りだして、イライラの頂点に達したんです。自分自身もそうですけれど、気が付いたらみんなが、自分のことを守りたいがために何もしなくなってきてるんじゃないかと。Shield of V(?聞き取れなかったので不明)じゃないですけど、自分らで何かしようという気持ちが無いと、前に進めない。

パンチ DE love Attack

A:  メンバー的にも「この辺までは行きたい」「少なくとも前よりは良い物にしたいよね」と。「じゃあそのためにがんばろう」と。技術的にはこだわらなかったというか…気合いですね(笑)。もう、そう言うしか無いんですけれども。1,2,3とアルバム出すごとに成長したい。ただ、スケジュールも忙しいし、なかなかテクニックを磨く時間も減ってきている。そんなことは初めからわかっていたんですけれど。求める物が高い位置にあるんだったら、何としてもそこに届くようにしたい。テクニック磨く時間も無いのにレコーディングに来ました。逆に言うとできるわけがない。そこに近づく方法は、といったら、気合いしかないなと。

今に時代、機械とか使えばいくらでもきれいな物が録れるんです。でも絶対しないですね。絶対、生。リズムとかが歪んでいてもいいから、勢いだったり、走るんだという気持ちが見えたらそっちをOKにしようと。ということはテイク数が凄い増えるんです。できるまでやれと。でもなかなかできないんですよ、時間的問題があって、そこまでは。だけど今回はやらしてもらったというか。僕ら的には満足度は高いですね。



What is your "Moovin' you"?


菅:  聞きたいことは、「なぜにAnchangはヘビメタなのか?」

A:  難しいところなんですけれども、あんまりヘビーメタルという意識は無いんですよ、実は家で聴いてるのはグランジとか、きれーなのが好きで聴いてるんですけれども。単純に好きな音を出したらヘビメタになってる、というのが正しいんでしょうね。

菅:  え、楽器を覚えて始めた時も、

A:  それは思いっきりヘビメタでした(笑)。超〜ヘビメタでした。でもフォークでも良いかなって…長渕さんとかコピーしていたときもありましたね。

菅:  今はこだわってないけれども…

A:  ギターが好きですからね。ギター弾いて何が楽しいかって言ったら、ハードロックとかヘヴィーメタル弾いてるときが一番楽しいでしょう。

菅:  でも醍醐味ってあるわけでしょ?

A:  ギリギリ感(爆笑)。シャウトにしてもそうなんですけれども。よく言われるんですけど、「Na〜!」とか、あのシャウトは何ですかって。何ですか?って言われても困るんですけれども。

菅:  ショートして演出する感じってあるわけじゃないですか。ステージングとか、アクション

A:  おっきく。余計と言われてみればそれまでですけれども、表現してますね、確かに。

菅:  Anchangの中のMoovin' you、「あぁこれなんだよ!!」ってのはドコにあるんでしょう?

A:  だからそれが、ギリギリ感。限界までやってるっていう感じがたまらないんでしょうね。ソフトな音楽をやっていたら、限界が見えない。アクションが何なんねん?と言われたらそれまでなんですけれども。ここまでやったな、という…自分でいっぱいやったな、っていう。満足感でしょうね。



Death

A:  「デモテープ審査会」というのを開くんです。今回は全員絶対書いてこいということで、NOISYもSUSSYもHIMAWARIも、僕も書いた。その中で通過した曲はプリプロという段階に行くわけです。プリプロというのは疑似レコーディングで、まるでレコーディングみたいなことを軽くして、どんなもんになるか見たいわけじゃないですか。HIMAWARIの曲は3曲ぐらい通過したわけですよ。プリプロでそのうち2曲くらい落ちたんです(笑)。でも残った曲で。

これはおもしろいんですけれども、投票制なんです(笑)。やってみるかみないか、ディレクターの人もいれて5人で投票して。曲として良いか悪いかだから、作ってみようや?と。結果的にできあがったものがマシンガンズらしかったら良いんちゃうかと。デスメタルっぽいんだけれども、できあがったらそうでもない。それはマシンガンズだから。

愛こそすべて

A:  「愛」は、わかんないんじゃないかと思うんです、結局最後まで。話の内容が途中で終わってるから…わざと終わらせてるんですけれども。結局これが愛なのか恋なのかは、二人で話し合えばいいわけで。「愛」の定義なんて有って無いようなもんじゃないかと。たとえば「失った時に愛がわかる」とか、よく言うじゃないですか。まさにその通りだと思うんですね。「恋」ってのは手に取る範囲なんですよ。ま、浮気を題材にしてるから…浮気を許すも許さないも、お互いの判断基準じゃないかと。

ホントの愛が無いと、浮気なのか本気なのかわからないじゃないですか。二股とか三股とか、そういうのが浮気だとは僕は思わないです。だって本命がいなかったら、浮気でも何でも無いじゃないですか。ヘリクツっぽいですけれども、僕はそう思うんです。

これは作り方がまた違っていて、HIMAWARIと二人でスタジオに入って、リズムたたいて、一番いいのを選んだだけです。もともとこんなに速い曲じゃなかったんです、バラードまではいかないけれど。恋愛って一瞬の間に過ぎていくから、速いほうが(笑)。

フェロモン

A:  パターンがいろいろあるので…一番良いのは歌メロと歌詞が一緒に出てくるのが楽なんですけれども、なかなかそうも行かないので。あとはイメージ。『みどりのおばちゃん』じゃないですけど、「みどりのおばちゃん、みどりのおばちゃん…」って思いながら帰ったり。『フェロモン』の時はどうだったかな…なんか、「オリエンタルな曲がつくりたい」と思ったんですよ。「オリエンタルな感じ、オリエンタルな感じ…」っていったらフェロモンに繋がって。アジア方面の、インドの踊りとか観ていて、フェロモンなんじゃないかと。

多いのは、密かに会話ですね。誰かと話ししてる時とかに「あ」って思って…そっからは、もう、話は全っ然聞いてないです(笑)。「あー」とか「へー」とか言いながら、頭の中では、『フェロモン』の場合だったら「オリエンタル、オリエンタル…」って。 デモテープ…これもバラバラで、変な話しスタジオで「ちょっとやってみて」って言うときもありますし。作っていく時はかなり完璧につくっていきますね。ベースラインも「これっ!」って。自分が抱いてるイメージがあるじゃないですか。ベースでも。でもやっぱ本人の色があるから。俺が想像しているフレーズからかけ離れてるのとか弾くと、「違う。」って。鬼のような顔して。違うなら教えればいいんですけれど(笑)。

とうちゃん

A:  実を言うと、自分のとうちゃんと正反対です。うちの親父はめちゃめちゃ厳しくて、鬼のような親父だったんです、厳しくて、大っきらいだったんですけれども。

テレビ見ていたら「家庭内同棲」みたいなのをやっていたんですよ。普通の家族がいるうちに、突然外からひょろんと高校生の男の子がやってきて、当たり前のように娘と暮らしてる。最近多いらしいという話しをしていて。凄いなぁ、えぇなぁ、俺もそんなんできたらえぇなぁと思いつつ…ちょっと待てよと。アルバイトでも何でもして、二人が生活できる水準になってからでもえぇんちゃうかと。で、また怒りがこみ上げてきて(笑)。でもふと思ったら、とうちゃんがかわいそうやと思ったんですよ、単純に。「なんでおまえら、とうちゃんの金で同棲してるん!? 感謝しろよ」って。だからとうちゃんにがんばって欲しいなと思ったんです




菅:  ライヴを凄く大事にしているマシンガンズだから、「今回のライヴはここを観て欲しい」ってのはありますか?

A:  地道な作業なバンドだと思うんですよ。だから言いにくいんですけれども…。何となく、僕らがやってることが…正当派じゃないけど…「本気なんだ」という…いい表現だな…「本気なんだな」ということが伝わればいいですね。ふざける時も全力だし。ウチのNOISYなんかでもギリギリなんですよ。この人たちは…僕らは、なんですけれども…本気なんだってことが伝われば。本気でやってるのが笑われてもそれでいいと思うんですね。中途半端にやってて、笑われるのは、凄い恥ずかしいですね。

菅:  本気でやってるところのおもしろさなり、伝わればいいなと。

A:  そん中にまじめな事も言ってるし。ドコまで本気を突き詰めるか、ですよね。

菅:  さらに言ってみれば、ライヴ活動に力をいれつつ、いろんなことをやってみよう、っていう発想っていうのは?

A:  逆に言ったら、本格的なところでかわってもいいかな、と。マシンガンズだから、何でもできるような気がいてるので。今はヘヴィーメタルとか良く言われますけれども、Beastie Boys みたいに…楽器持たずにスクラッチだけでやってみたり(笑)。やってみたいですね。ま、それをやるかどうかは僕ら次第なんで(笑)。



サラリーマン嵐

A:  サラリーマン、3年半くらいしてましたからね。僕は製造業っていうか、機械の設計してたんです。リストラもはやりになっていて、1人が受け持つ仕事の量がどんどん増えた時期だったんです。たぶんサラリーマンのかたは、あぁあぁ、って言ってくれると思うんですけれども。二年目ぐらいから、ちょろちょろ仕事が回ってくるわけですけれども、上司の中に理不尽なことを言うやつがいるわけですよ、しかも違う部署だったり。このやろうと思ったり、どんだけ殴りかえしてやろうかと思ったんですけれども。

若いうちに仕事ができるか、というと、実はできないんですよね。そこで言っちゃってはいけない。そうなるのをこれで我慢してがんばりなさいと。

なんかその中にオチというか…良いこともあるんじゃないかと。最後に、オフィス「ラヴ」が付いてるんですね。僕は会社の階段でチュウしてましたね。チュウ〜って(笑)。

食べたいなめたい危険地帯

A:  僕の曲の作り方で、テーマがあって、テーマにどんどん裏をつけていくっていう作業が多いんです。「食べたいなめたい、恥ずかしいほどぺろぺろ」って。先に出して、やらしい歌だなと。ライヴでやったんですけど、見事なことに「エッチな歌です」「露骨過ぎます」と。露骨なことに隠れてる部分なんて無いやんって。

方法があるとしたら、5分以内に歌詞書くんですよ、絶対に。後でつじつま合わせるんです。詞を書こうとすると書けないんですよ。会話を書くんですよ、どんどん。関することとか自分が思うことをがーっと。思ってることを書いただけだから文章になってないんです。でも繋げていったり、後処理すると意外とうまくいくんです。考えすぎると人の言葉を使いそうで。どっかで聴いたことあるような言葉を使ってしまう。語呂は合わないデスよ、非常に。でも意外とおもしろい言葉使ってたりするんです。

Fire

A:  ずーっとやってますね。10年ぐらいやってますね。10年…長いなぁ。

ド・メタルだったから(笑)。コテコテ過ぎるな、と。限り無く血みどろの、とか。とげとげ〜とか。…有る程度マシンガンズってのを理解されてから出した方がいいんちゃうかと。ドコまでが理解されたかなんてわかんないですよ。ただ、1stには入れるつもりは無かったですね。カテゴライズされるおそれがあるなと。自分で言うのも何なんですけれども、正当派っぽい、っていうか…ヘヴィー・メタルな世界に非常に近い。それを表に出してしまうと、この人たちはこういうもんなんだ、と思われていまうのが、ミュージシャン的に辛いなと。満を持してというか。知ってる人は知ってるな、という状況が見えたから。

1stに入れて正当派にしても良かったんですよ。ただ、曲をどうやって生かすかな、と考えたら…捨て曲にされるのがヤじゃないですか、逆に言うと。

全国大会

A:  スタジオ録音だけれども、ライヴ的な流れで曲を並べたんですよ。曲の間も、みんなで話し合って決めたんです。気が付いたら『全国大会』がそのリストにあったんですよ。でも曲があまりにも違いすぎるから入れられないなと。じゃあ、本編終わってアンコール1曲目なんだと。それがあのインターバルなんです。

一発録りです。せーの、で録っただけです。曲がマシンガンズの中でも簡単ですから、ノリノリじゃないとつまんないんじゃないかと。せーの、でやろうよと。スタジオライブみたいなノリにしたかったから、あの音にしようと。最後の方で音がガッと変わるのは、実はレコーディング・スタジオなんだよ、と(笑)。演奏は変わらないですよ、レコーディングの後処理だけで変えてますから。

…金メダルですか?ライヴですね。スタジオ・レコーディングして音を残すという意味で大切だと思うんですけれども、なんで創作活動をするかというと、ライヴをしたいから。ライヴでできんかったらまたこれはカッコワルイ話しじゃないですか。そう考えたら、僕らの金メダルは、ライヴで成功することですね。




菅:  かなり先の話、どういう感じで、ミュージシャンとして、活動をしていきたいか、イメージとして聞きたいんですけれども。

A:  40、50とかでも、これがSEX MACHINEGUNSかどうかはわからないですけれども、理想は、ロックな親父になりたいですね。くそ親父になりたいですね。ギター取ったら何の値打ちもないような親父になりたいですね。

もしくは、現実的に近いので行くと、年とっても音楽に携われたらいいなと。ステージというのは限界があるんで、できるところまでやりたいですけれども。それが作曲活動なのかもしれないし。どっかのスタジオで僕が受け付けやってたりするかもしれない。それは、僕が音楽が好きなので。音楽に携わっていたい、自分がいますね。




『S.H.R.〜スーパー・ヒーロー・レヴォリューション〜』PV




以下、ひとりごと。

このPVが、渋谷のでっかいヴィジョンで早朝放映されていたと思うと…寿司絵さんの度アップ、どんなんだったんでしょうね。全身タイツの群舞にメンバーが混ざっていたことも今頃気づいた。きっととっても時間がかかったことでしょう。いや、あらためて思ったのですが。演奏シーン、ほとんど無いじゃん。画質落として特殊メイクだから…誰だかわかんないし。 確かに革命的なPVなので、どこかで注目してもらえると嬉しいなぁと思います。…レコ大のPV部門とか(それは無いか)。

SUSSYが脱退したのがレコーディングの後。つまりレコーディング中は、彼のSEX MACHINEGUNSのメンバーとしての成長を確かめる時期だったのかしら、と思いながらAnchangのお話を聞いていました。練習時間が無いから成長しないのは仕方がない、あとは気合いだ、と断言しているところからすると、SUSSYには気合いが足りなかったのかなぁ、とか。本気でふざけろとNOISYの本気さを強調しているところから、SUSSYのはじけ無さっぷりがダメなのかな、とか。何にせよ、SUSSYは脱退してツアーはもうすぐ始まるのです。リハーサルに専念しているのかと思いきや、今は平行してレコーディングもしているとか。日本のミュージシャン、忙し過ぎます。しかもAnchangはSEX MACHINEGUNSというバンドのプロデュースもしてるんだもの。考える時間、ぼけーっとする時間を与えてこそ、ミュージシャンの生活が成り立つと言うのに。ふにゅ。

「マイケル」。確かにカナダにも居ますよ、Michael。だって移民の国だもの、そりゃもうどんな名前だって有ります。コーカサス人夫婦なのに「娘が生まれたら日本名にする」なんて言ってる不思議な人まで居ます。でもアメリカ、イギリス、ドイツ、オーストラリア、の次にカナダを出してもらえて、…嬉しかったのです。私、このVideo、カナダで観てるから。いーんだもん。「わーい、Anchangの口からカナダって言ってもらえたー」と思っただけで嬉しかったのですよ。えぇ。Anchangが聴いていた頃はカナダにもメタルバンドやハードロックバンド、居ましたもの。関係ないのは良ーくわかってます、はい。
でも。そのうれしさだけで、テキストにしてしまいました。1時間番組なのにテキストにするのに2時間かかった(爆)。

バーバキュー。確かに日本では、キャンプやレジャーで、屋外でバーベキューセットか何か使って、炭火で焼きます。串に刺したお肉や野菜なんかを。でもね。少なくともカナダとUSで言う「BBQ」は全然違う。単なる日常食。キッチンに換気扇が無いから、煙の出るものは屋外で焼くのです。形は日本のバーベキューセットにそっくりだけど、プロパンガスです。もしキャンプに持っていくとしてもやっぱりプロパンガス。炭火起こすなんていうめんどくさいこと、カナダ人、やりません。で、鶏肉の固まりや牛肉の固まりや、鮭でもハンバーグでも、そうやって焼けば全部バーベキュー。串なんて刺さないし野菜も無い。塩・こしょうだけ、どころか、もの凄い種類のバーベキュー・ソースがあります。そうやって味付けしないと食べないのですね、こっちの人。私は素材の味だけで十分おいしいと思う人だから、塩・こしょうだけなのだけど。奇異な目で見られますもの。だからあんたら糖尿病になるし心臓病にもなるんだよ、と思うんだけど。…ソースと主素材にバラエティーがあると言う意味では、Anchangのたとえ話と共通しますから、結果おーらいなのですが。おもしろいなぁと思ったので書きました。以上ひとりごと。

April 7th, 2001
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