GAL, GAL, GAL! 〜わがままフェロモン〜
〜SEX MACHINEGUNS〜
2000.06.10 笠懸野文化ホール
「いなかさいこー」フォントでか過ぎ(..;)
この一言に尽きます.笠懸野文化ホール.ここは群馬県新田郡笠懸町が平成5年に建てた多目的ホール,愛称「PAL」(余談ですが.私の職場の学生食堂も同じ名前です(^_^;)).キャパ1000強のこじんまりとしたホールで,見るからに「クラシック向き」の内装.音響も良さそうです.全体に緩やかなスロープのかかった1階,左右に...あれはなんて言えばいいの? 張り出しというか,部分的2階というか...がありまして,最後列が「立ち見」席でした.そう,立ち見券が発行されたのです.さすが土曜日の関東公演です(^^). 鹿児島公演から移動とオフを含んで5日後の6月10日,ツアーは関東に帰ってきました.
上野から快速アーバンで高崎へ,または快速ラビットで小山へ,さらに両毛線に乗り換えて岩宿で降りる.そこから徒歩1.5キロ.これが首都圏からの一番安上がりな交通手段です.私はラビットに乗る予定でした.が,しかし.途中駅で突然気づいたのです.チケットを忘れたことに(大汗).いつかはやると思っていたんだけど,まさかホントにやらかすとは....急遽来た道を引き返し,東京から新幹線で高崎に向かうことなりました.JR儲けさせてどうすんのよ...というか間に合って良かったよ,ホント.
岩宿駅に降り立つと,なんと改札に人が居ない!「乗車券,そこに置いて行って」という声が奥から聞こえてきて,「な,なにぃ!?」と思った人も多いはず.そして駅の周りには見事になーんにも無い.群馬在住の(そして今日の宿を提供してくれる)友人に駅まで車で迎えに来てもらっていて,本当に良かったと心から思った瞬間でした.
開演予定時刻の10分前だというのに,入り口に伸びた長蛇の列...実はこれ,「立ち見」チケットの皆さんの列でした.幸い指定席券を買うことができた私たち,入場しようとしたところ,もぎりのお兄ちゃんに「立ち見専用の入り口です」と叱られました...だったらどこから入れば良かったのよ(苦笑).
ともかく.いつものようにAnchangのギター・ソロで静かにライヴは始まりました.「か・さ・か・け・の〜!」のシャウトから,いつものヘドバン大会に突入しました...で....だらだらとレポートを書くにはあまりにも日が経ってしまっていますので,曲順を追って書く形式は放棄いたします.楽しすぎたライヴ,記憶が飛んでいるという事情もあります(^_^;).
今日の群馬の前が鹿児島でした.つまりしばらく間が空いていたのです.その間何をしていたのかは知りませんが(^^),とりあえず昨日の夜,彼らは隣の桐生に到着したそうです.彼らはびっくりしたそうです.この,何もない風景に.夜,コンビニにお弁当を買いに行ったAnchang,店が何もやっていない暗い道をとぼとぼ歩いて行ったそうな.「俺の田舎に雰囲気が似ている」というようなことを言っていました.えぇ,確かに幹線道路でも暗いですよね,この辺り.「桐生はまだ街だった.(会場の)笠懸町に入ると本当に何もない」と,追い打ちをかけるような発現もありました.群馬の皆さん,悪気は無いと思うよ(^_^;).
そして明日は新潟公演.移動日無しで公演です.「新幹線で移動するとしたら,9時には会場を出ないとキツイのではないか」というのが一般的な見方でした.ここから新幹線の止まる高崎駅までは車移動,道路事情ってものもありますし....ということで,始まる前からある程度予想はしていたものの,まさに「さくさくっ」と進行していきました.最小限のMCで次のブレイクまで続けて演奏,そしてまた短いMCで次へ,次へ,と.アンコールも約束通り2回.きれいに終わりました.鹿児島より1時間短かったのです. 「MCが長すぎる」と言われ続け,「3時間のライヴ中の1時間はしゃべっている」「MCもライヴの一部だ」と開き直りまで見せていたマシンガンズが,です.なんなんでしょう,この大急ぎの進行は? やればできるじゃんって問題では無いと思うのですよ.こういうのを,“スケジュール通りのコンサート”って言うんだと思うんです.これはライヴじゃない.
そのことはAnchangが一番良くわかっていたことだと,後になって思いました.そもそも最初のMCで,「今日は安藤弘司的に,やってみたいことがあります.それが何かは言いません.終わっても何だったのか,わからないかもしれません」と言っていました.そして一番最後に,「Anchangのやりたかったことは,ほぼ達成できました.マシンガンズ,はっきり言って予定調和をやっています.だがしかし.マシンガンズは,ライヴバンドです.....やりましょう.」そう,予定に無かったことをやってしまったのです.3度目のアンコールに応えて出てきた時の満足そうなAnchangときたら,「アホやな,おまえら」と満面の笑みで答えたAnchang.そうだよね,マシンガンズはライヴバンドだよね.
すっかり客出し体勢の会場警備スタッフは,この3度目のアンコールを当然ながら知りません.席から離れて出口に向かったお客さんが自分の席に戻るのと,後ろの席の人がステージに駆け寄るのとを,区別しろと言う方が無理という物です.結果,どうなったかと言うと...えぇ,無法地帯と化しましたとも.ホール会場にもかかわらず,ステージ前の人口密度が明らかに高くなりました.あの場でさらにボディーサーフとか逆ダイヴとか始めたとしたら,それは大問題でしょう.でもマシンガー,幸いなことにそこまでの体力はありません.理性もわきまえています.だって,女の子だもん(誤).
今日のボーナス・トラックは『SEX MACHINEGUN』.左右のギターのバランスもばっちり(SUSSY上手になったね(^^)).客電全開,ステージ上も地明かりで,マシンガーとマシンガンズを一体にさせてくれた照明効果にも拍手です.
ライヴ中の,記憶に残っているいくつかのシーンを書いてみます.まず.これだけはどうしても書きたかった,新曲『フェロモン』について...今,私の中でBest 1の曲なんですね,曲の展開といい,つぎはぎっぷりといい,振り付けといい.歌詞がほとんど聞き取れないのだけれど,姿が見えないのに恋をしたとか.そんな感じ? でね.あのですね,ぜひぜひNOISYに注目して欲しいのです.特にAnchangがソロでスゥィープを始めた時.や,すごいから(←「何が?」って聞かれても答えられないから(..;)).マシンガーになって早三年,NOISYに悩殺されたのはこの瞬間が初体験でした.あぁもう,びっくりしたのなんのって.
HIMAWARIの見せ所,と言えば.やっぱ「Dr.,クラッチ J ヒマワリ!」って紹介された直後の(今日は無かったケド)Dr. soloとトークでしょ.「ぐんま,べいびぃ!」 この独特なイントネーションに,「きゃー,HIMAWARI〜!」なマシンガーが急増加しているとかいないとか. 叫ぶが早いか,隣の私の友人.「み,みっちー?」...確かに.私もはじめて鹿児島で聞いたときには,何が起きたのかわからなかったわ.でも,みっちー(及川光博)の「Baby!」とは発音が全然違うのですよ.だからやっぱり,HIMAWARIオリジナルってことで(^^). もちろん,掛け合いのお返事は「べいびぃ!」でOKです.
SUSSY...ごめんなさい.ホントに私,トコトンSUSSYのこと観てないです.今日はNOISY側の席だったからなおさらです.会場にはたくさんのSUSSYファンがいました.だからきっと,SUSSY中心のレポートもどこかにあることでしょう.だから..許してください. ...
あ,一カ所観ていました.『エステティシャン』.照明がきれいで,NOISYとシンメトリーな振り付けで...ってこれ,前にもどこかのレポートで書きましたね,私....
白状します.今日のライヴレポートを書けない理由.要するに,私は最後に『SEX MACHINEGUN』を演奏してもらった嬉しさで,ライヴ中の記憶をほとんど吹き飛ばしたってわけです.「群馬,また来ます」と約束してくれたAnchang.約束は絶対に守るマシンガンズですからね(^^). 今から,次のツアーが楽しみになりました.「次」を待つことができるバンドを好きでいる自分を,幸せに思います.
今回の笠懸野文化ホールが気持ちのいい会場で,「おまえ達をほめなくてゴメン」と注釈付きで会場を褒めていたAnchangですが,立ち見も出たことですから次はもっと大きな会場になるんじゃないかなぁ.今度は前橋か高崎でやって欲しいな.もう少しアクセスの便利な場所,希望です.
「音楽やってて良かった」 と,最後にAnchangは言いました.一体何が,Anchangをここまで上機嫌にさせていたのか.もちろんファン的には嬉しいのだけれど...理由を知りたくなるほど,上機嫌なAnchangでした.
SET LIST
-opening(Anchangソロ)- BURN〜愛の炎を燃やせ〜 “みかんのうた” -MC(Anchang・NOISY)- JAPAN エステティシャン -MC(SUSSY)- 愛こそすべて illusion city -S.E.- SCORPION DEATH ROCK -S.E.- Iron Cross フェロモン(新曲) -MC(HIMAWARI、Anchang)- KISS High Speed SAMURAI -MC(Anchang)- 桜島 ONIGUNSOW FIRE -encore- 全国大会(新曲) Yellow Card ジャーマン・パワー -encore- TEKKEN II ファミレス・ボンバー -extra- SEX MACHINEGUN
降り出した雨の中,細い道を岩宿駅へと向かう行列.私は友達の運転する車に乗り,それを眺めていました.もちろんですが知らない人ばかりです.私がマシンガーを始めた頃,ライヴに集まる人は名前は知らずともお互いの存在を知った仲でした.それだけ,小さな集団だったわけです.SEX MACHINEGUNSがどんどん大きくなって,たくさんの人に応援されて,いろんな眼が向けられているんだなぁ,と,そんなことを考えていました.
ファミレス『デニーズ』に入った私と友人は,揃って「和風ハンバーグ」を注文しました.そして翌日の昼食は,びっくりドンキーでハンバーグでした.懲りないと言うか,洗脳されているというか(^_^;).
夜にはカエルの鳴き声が響く,とても「関東」とは思えないイナカっぷりに感動しました.群馬,良いところです.伊達に市外局番02で始まっていません(←これでも褒めてるつもりデス).
最後に.丸二日つきあってくれた友人キルト,どうもありがとう♪