2002年5月 シスター・プレジャン来日企画
 
 
シスター・ヘレンプレジャン
 大ヒット小説、映画「デッドマン・ウォーキング」の原作者であるシスター・ヘレン・プレジャンが、2002年5月に来日します。
 講演会では、3人の方々からお話を伺います。マリヤ・グラスウォール氏からは、人命の尊重を、刑法学者の石塚教授からは日本の死刑制度の問題点について、プレジャン氏からはなぜ死刑を廃止するべきか、などです。
 日頃、死刑制度について考えている方も、そして考えてみたいと思う方も、是非ご来場下さいますようお願いいたします。     
<当日は、通訳が付きます>
◆ ◇ ◆ 5 月 2 8 日 (火) ◆ ◇ ◆
時間= 午後6時開場、6時半開演
場所= 上智大学10号館講堂

講 演= (1)シスター・マリア・グラスウォール
(2)石塚伸一(龍谷大学法学部教授) 
(3)シスター・ヘレン・プレジャン 
参加費= 学生無料、一般500円
場 所= JR・地下鉄「四谷駅」前、上智大学キャンパス内
共 催= プレジャン来日実行委員会 (下記団体で構成しています)
・ 生命山シュバイツァー寺
・ 社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
・ 日本カトリック正義と平和協議会
・ 日本キリスト教協議会国際関係委員会
・ カトリック麹町教会メルキゼデクの会
・ イエズス会社会司牧センター


【関連企画のご案内】
5月29日(水)/ 午後5時半開場、6時開演 / 星陵会館
プログラム= 第一部 「福岡事件の真実を闇に葬らせないために」
事件関係者による報告 / 田中之雄(献曲=琵琶)
第二部 「死刑のない21世紀を目指して」
李 永雨神父(=予定、宗教家から見た韓国の死刑廃止)
マリア・グラスウォール /シスター・ヘレン・プレジャン
ウォン・ウィン ツァン(献曲=ピアノ) 
参加費= 1,000円 / 共 催=死刑廃止を推進する議員連盟
場 所= 星陵会館(千代田区永田町2−16−2 電話03−3581−5650
有楽町線・半蔵門線「永田町」駅徒歩5分)


■来日者のプロフィール
 シスター・ヘレン・プレジャン 
  (Sister Helen Prejean)
『デッドマン・ウォーキング(Dead Man Walking)』(邦訳は徳間文庫で96年に出版)の著者として知られる。本書を題材にした同名の映画は、96年1月に公開されアカデミー賞を受賞。シスタープレジャンは、1939年、米国ルイジアナ生まれ。57年からメダイユ聖ヨゼフ修道女会に属している。81年にニューオーリンズの聖トーマス・ハウジングプロジェクトで貧しい住民に接して以来、囚人の支援に携わるようになる。彼女はルイジアナ刑務所で死刑囚のカウンセリングをし、実際に執行の立会いも経験している。それ以来、死刑制度について、講義や執筆活動、組織作りなどの活動を行っている。また、こうした活動を通して犯罪被害者の遺族にも接し、被害者支援組織の設立にも関与した。

 シスター・マリヤ・グラスウォール 
  (Sister Marya Grathwohl)
フランシスコ修道会の修道女で、アメリカ先住民族と20年以上活動してきた。霊性、宇宙論、哲学を学んでおり、人類の生き方と母なる地球との相互関係に着目している。


■ 生命山シュバイツァー寺と福岡事件について
 古川泰龍氏は、1920年佐賀県に生まれ、真言宗常在寺の住職として52年より福岡刑務所で死刑囚教誨師を務める。そこで福岡事件の2人の冤罪死刑囚と出会い、61年より彼らの無実を訴えるため本格的に助命運動に乗り出す。以後その再審請求のため40年間奔走。運動の最中の69年その活動がアフリカの聖者「アルベルト・シュバイツァー博士の精神を受け継ぐものとして」博士のご遺髪を授かり、73年「生命山シュバイツァー寺」を開山。生命尊重の活動を幅広く展開する。84年、日中戦争強制労働殉難者の慰霊塔を建立、86年、東西宗教交流センターを創設、98年にはルーマニアで開催された世界宗教者平和会議でシスター・ヘレン・プレジャン氏と共にパネリストとして死刑廃止を訴え、日本での再会を誓う。しかし古川氏は2000年夏、福岡事件死後再審の実現を目前に急逝。家族がその遺志を継ぎ活動を続け現在に至る。
 昨年1月、来日したシスター・プレジャン氏は、古川氏を偲ぶ会に出席、再審キャンペーンに協力するため、今春5月の再来日を約束した。

【福岡事件】1947年、戦後の混乱期、福岡市内で2人のヤミブローカーが射殺された。警察は軍服のヤミ取引にからむ強盗殺人事件として7人を逮捕。事件の主犯とされたAと殺害の実行犯とされたB、2人が死刑判決を受ける。しかし、実際はヤミ取り引きと誤殺事件という別々の事件が偶然重なったにすぎなかった。再審運動14年後の1975年、Bは恩赦で無期懲役に減刑、同日Aに死刑が執行された。
  Bは獄中43年後の89年仮釈放され、古川氏宅へ。現在、老人ホームにて健在(85歳)。

【問い合わせ先】 社団法人アムネスティ・インターナショル日本

プレジャン来日企画実行委員会  電話03−3203−1050